久しぶりにハチロク(ハチゴー改ですが)動かしましたが、独特の気分の高揚感があっていいですね~。やっぱり売らないで持ってようと思います。
さかのぼること去年の12月、給油するために動かしそのまま令和を迎えて、5月に『久しぶりに動かすか!』とキーをひねると、『キュンキュンキュン…』
いつまでたっても掛からん!
速攻で故障探究したところ、燃料が来てない模様。
リレーやヒューズは以前に替えてあるので、だいたい絞れてきます。
トランクを開き、フューエルポンプの黄色いカプラーにテスタを突っ込みます。
バッチリ電気来てます! よってフューエルポンプ確定!
そういえばハチゴー改作ったとき、交換せずにそのまま付けちゃったんですよね…。
ドナーが長期間エンジン掛からないヤツで、スタータを替えたらあっさり始動したもんだからそれでいいやと思って現在に至っております、ハイ。
というわけで、部品を揃えます!
まず、主原因のポンプはエンジンもほぼノーマルなので、社外新品のスタンダードタイプを用意しました。
あとはポンプフィルタやそれを止めるクリップ、ホース。
タンクを降ろすついでにポンプチューブ(短いのになかなかのお値段!)も交換してしまいます。
在庫としてあった、センダーゲージ、フューエルフィルタも同時交換します。
それと、タンク内のサビを除去するためにサビ取りクリーナーも用意しました。
安価で効果があるという男前モノタロウのものをチョイスしました。
早速ジャッキアップし、タンクを降ろします。
注意すべき個所はやはりメインチューブのフレアナット切り離し!
脱着しているとはいえ、5年以上前の話。意を決してかかります。
やや固着気味でしたが、なんとか外せました^^。
組む時にはネジ山を修正します。
あとはタンクを止めているバンドやタンクカバーを外して、タンクそのものを
クルマから降ろします。
タンクからポンプやゲージを外して、サビ取りをします。
幸いなことにサビはひどくありませんでしたので、クリーナーを最大に薄めて
タンク内を満たします。
そして、12時間ほど放置したあとに洗浄、防錆のためクリーナーでコーティング。これでほとんどのサビは取り除くことができました。
見栄えを良くする(自己満足の)ため、つや消しブラックでさらっと塗装。
次は問題のポンプに取り掛かります。
見た感じもあまり良くないですね・・・。
ですが、以前直したカローラFXの時は完全に腐ってましたから、それに比べたらまともな方です^^;。
部品を揃えているときにこんなものを発見。

明らかに状態が良さそうなポンプブラケット。
持っているだけでは意味がありませんので、こちらをベースに組み上げていきます!
洗浄してみたら、当時物であろう証拠が。

60 2 19・・・かな?
いよいよ新品パーツを組んでいきます。
ガスケットも忘れずに組み付けます。
プラスマイナスの配線とポンプとブラケット間のホースも取り付け、ポンプフィルタを取り付けます。
ポンプ下部のインシュレータが隙間なくはめ込まれていることを確認し、ぐらつきがなければ完成です!
この後、吸入&吐出を通電確認して綺麗になったタンクへと取り付けます。
この他に、

や、

や

を新品導入です。
全部組み上げたのがコチラ。
キレイになりましたね!
センダーゲージの輝きが素敵です(バカ)。
次にフューエルフィルタを取り外します。
こちらもフィルター下部がフレアになっているので、細心の注意を払って取り掛かります。
トラブルなく緩めることができました!が、締める時に・・・。
外したフィルタの写真はないのですが、黒ずんだガソリンが出てきていたので
ちょうど良いタイミングでした。
まだタンクを付けていませんので、メインチューブ内の汚れも除去しておきます。やり方はパーツクリーナーを突っ込んで、エアーでブシューッですw
そしたらフィルターを取り付けます。

こちらも純正を使用します。

付けられました!
忘れずにタンクを取り付け、配管も付けておきます。
いよいよ始動確認!といきたいところですが、しばらく動かしていなかったためエンジンオイル(オイルフィルター含む)も替えておきます。
油脂類を入れクランキングし、油圧が上がったところでポンプのカプラーを差し込み、キーをひねります!
キュンキュンキュン・・・フォーン(表現がムズイw)!!
燃料漏れをチェックすると・・・。
フューエルフィルターから、
ジャバジャバジャバ!
えええ!?ヤバイヤバイ!とエンジンを止めます。
締め付けが甘く、フレアがきちんと当たっていませんでした。
これだからフレアはキライだ~!
少しずつ手応えを確認しながら、締め付けを行い無事に漏れは収まりました・・・。
実はこの部分の燃料漏れ、前にもFXでやってるんですよね・・・。
その時も同じようにジャバジャバ漏れてしまい、今度こそは!と気を付けてたのですが同じ失敗を繰り返すことになるとは。
まだまだ経験の積み重ねと苦手の克服が必要だと痛感した次第であります。
翌日、各部締め付けの再チェック、漏れチェックを行い、なんとか形にできました!
以前クーリングファン(フルードカップリングファンの事ね)の調子が悪くてオーバーホールを行い組みつけたのですが、うまくいきませんでした。
なので、電動ファン化も計画中です! 後々レストア号も電ファン入れる予定もあるので勉強のために!
クーラントも替えておきたかったので、部品を早めに手配しているところです。
10プリウスのファンがセオリー(?)ですが、ライム号はエアコンを外してあるので、単発ファンタイプで考えていこうと思います。
こちらも着工したら、ブログに記してみたいと思います!
では!