「すんげぇ~、安定感・・・」
これが、走り出して直ぐに口に出した独り言でした。
新しい Audi S4 の乗り出し価格が大台に近いのであれば、パナメーラも検討しておくかなぁ~と思いポルシェのディーラーを訪問しました。ポルシェのディーラーを訪問するのは2度目。最初は、ドイツ駐在中に日本へ出張に来た時、ポルシェセンター銀座に立ち寄りましたが、営業マンの高飛車な態度が気に入らなかった。だからポルシェのディーラーに対してはあまり良い印象を持っていなかった。
今日は、Audiのディーラーの紹介もあったので、営業マンにも大変フレンドリーな対応を受けて、試乗する際に、書類の記入もなく、かつ、私一人で、適当に乗ってきてくださいとキーを渡されたのには、ちょっと、唖然・・・・。
試乗したのは、
パナメーラ S eハイブリッド。
冒頭に書いた通り、とても素晴らしい安定感で、このまま何処までも走り続けたい気分にさせてくれます。
ドイツのアウトバーンで200km/hを超えるスピードでパナメーラが走り去っていくのを何度も見ていますが、それも今回の試乗で納得しました。
車内の質感、シート、ハンドリング、ブレーキとほどんど、文句の付けどころがない。
ブレーキも2t以上もある車体をしっかりとコントロールできるだけの制動力があると思いました。
モーターとエンジンを合計すると
416馬力、Sport Plusモードにして、信号での急加速をすると、C63Sほど派手な演出?はありませんでしたが、リアタイヤをホイールスピンさせながら急加速します。タイトなコーナーや交差点の左折でも、ワザとアクセルを強く踏んでやるとリヤがズルズルと流れ出し、それをESPに制御されて面白い。こんなデカい車体でもリヤがズルズルと流れてくれて、初めてポルシェに乗る私でも容易にコントロールできるのもポルシェならではの面白みなのでしょうか・・・。
私が家族とドイツに住んでいたら「欲しい車」です。
しかしながら、現在の車より、車幅が100mmも増えてしまうのは、日本の道路事情では、少々、使い勝手が悪くなってしまいます。
この車幅は、狭い道路でのすれ違いや車庫入れが厳しいだけでなく、タワーパーキングなどに入れられないなどのデメリットがありますが、今日、1時間ほど試乗して、この車幅&車体の割には、取り回しが思いのほか楽でした。これは、最小回転半径が、
5.1mであること、そして、各種障害物センサーとリアカメラのトップビュー表示のおかげです。
しかし、この車体で
5.1mの最小回転半径には驚きでした。。。
パナメーラは、中国向けの戦略車と言われていますが、とても素晴らしい車です。
車幅が100mm狭くなって、何故か粗い液晶画面が改善されたら「日本でも欲しい車」になります。
ちなみに、約1時間の試乗における燃費は、8.1km/Lと立派です。
が、これはハイブリットだからかな?
Posted at 2017/01/08 18:39:57 | |
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