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1974年3月31日。
名古屋市電、最後の日。
今も名古屋市内のあちこちで痕跡を見つけることができますが、今回ご紹介するのは、期間限定だと思います。

△開橋から昭和町方向(南方)を臨む。見事に舗装が剥がれてレールが見えています!
上の画像の100mほど先が、昭和町の電停があった場所にあたります。
この路線は、「市電最後の日」にあたる昭和49(1974)年3月末まで営業していたので、当時のレールがタイムカプセルのように顔を出したことになりますね。
何年か前に、開橋の舗装工事をやった時には橋部分のレールが掘り出されてしまい、車線規制場所に無造作に置かれていたのを覚えています(乗務中に目撃)。
橋の南北周辺のレールも掘り出されて跡形もなくなってしまったと思っていましたが、橋の南部はまだ残っていたのですね。
今回見えたレールは、複線南向き(左側線路)の、進行方向左側(最東端)のレールだと思われます。
△反対側(北方)を臨む。すぐ先は開橋。白トビして見えにくいですが、街路灯のポールは、市電の架線を吊っていたものを今も使用しています
△撮影終了。帰投!
※要注意
撮影場所ですが、工業地帯ということもあり、休日早朝の僅か30秒程度、画像のようにクルマの流れが途切れます。
通常は大型トラックの往来が非常に激しく、名古屋高速道路4号東海線建設工事後の道路舗装工事で車線規制区間が多く(これによりレール撤去も近日の可能性)、非常に危険な場所です。
僕は普段の乗務で信号のパターンを熟知していますので(早朝深夜と通常の2モードあり)、流れを知った上での撮影をしましたが、もし撮影に出向かれる際は「死と隣合わせ」であることをご認識下さい。
いかなる事態が発生しても、当方は関知せず、一切の責任を負いません。
△帰宅してから確認中…
Posted at 2013/02/11 11:10:00 | |
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鉄な画像 | 日記