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Yamaeのブログ一覧

2026年02月19日 イイね!

電蝕問題 繊維会社からSOS

電蝕問題 繊維会社からSOSシエンタのタイヤをスタッドレスから夏タイヤへの交換を私が行っていたら、SOSが入った。この写真のワーパーという機械が機能しなくて困っているという近くの繊維会社からの出動要請だった。この会社の広い駐車場ではヘッドライトの光軸調整を私は行わせてもらっていたりで、タイヤのことは後回しにして、伺った。



糸の選択をするソレノイドの一つが機能しなくなったとのことだった。ソレノイドを単品で調べると、問題なく機能し、巻線抵抗は15.5Ωと正常範囲だった。ソレノイドは24Vで駆動される仕掛けになっているが、電圧を調べると、mVのオーダーしか得られなかった。これではソレノイドはとても働けない。でも、電圧は0Vではなく、僅かながらは来ていた。供給元を調べると、ちゃんと24Vあり、どこかで電圧が大きくドロップすることになっていることが伺われた。

24Vの供給はこの写真の紅色と薄黄色の線の先にあるカーボンブラシを介して、真鍮製の電極に送られ、さらにそこにネジ止めされている赤矢印で示す圧着端子を介してソレノイドに送られる。


数年前にここのカーボンブラシが磨り減って、24Vが真鍮製の電極に送られないという問題があり、その時、私は、オルタネーター用のカーボン・グラファイトブラシで、代用し、正規の部品が到着するまでを繋いだことがあった。

今回はブラシに問題は無かった。赤矢印で示す圧着端子間の抵抗値は15.9mΩとソレノイドより、4mΩ高いだけであったが、真鍮製の電極間は約1MΩもあった。これの意味するところは、真鍮製の電極と圧着端子間の電気的接触が極端に悪いとしか考えられない。事実、この両者間の抵抗値は左側が1MΩ近くあり、右側は数十Ωあった。どちらもビスはしっかりと締まっていたのにである。

真鍮と圧着端子間がまともに導通しておらず、ビスを緩め、端子を外して、両方の接触面をダイヤモンドやすりで削ってみたら、完全に導通するようになった。これは真鍮と圧着端子の間で、電蝕が起きていたと考えられる。もしかすると、シロキサンかもと思って、ガラス質の絶縁層でも削れる、目の細かいダイヤモンドやすりを使ったが、周辺でシリコンを使っているところはない。
https://galvatech2000.com/en/understanding-galvanic-corrosion/
にあるこの表にあるように、

真鍮 (Brass) と錫メッキされた圧着端子(Tin)間は150mV程の固有電圧の差がある程度ながら、長年の接触の間にはその電圧差が影響するようだ。この両者の表面を磨いて、再度ビス止めしたら、ワーパーは完璧に機能するようになった。

今回実感したのは、150mV程度の電圧差でも、長年の間に電蝕による導通不良が起きるということである。車は一般に、250mVの以内の電圧差を限度とする設計がまかり通っているが、20年を超えるような場合は多くを期待できないのかも知れない。例えば、セルシオの場合、エンジンブロックとバッテリーの負端子を繋ぐラインはこの写真のように、ブロックに圧着端子を直接付けず、間に別ピースの金属を介している。これは電位差が小さくなるよう、段階的として、パッシベーションを狙っているからである。

この場合の個々の電位差250mV以下を狙い、少しでも長期に渡って、安定した低抵抗を保持することを意図しているが、上のワーパーでの事例のように、永久ではない。そう言いながら私も、このシエンタのグランド強化では、エンジンブロックに、圧着端子を直付けしている。それは丁度良い別ピースの金属が無く、接点用グリスを使って、パッシベーションの真似事をし、数年に1回は磨くことを予定している。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/3028334/7276122/note.aspx
Posted at 2026/02/19 20:02:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガルバニック腐食 | 日記
2026年01月27日 イイね!

14年になるバッテリー

この写真は来月末で製造から14年になる古いバッテリーであるが、メモ紙に書いたように、現在も健在で、CCA503.5A、内部抵抗5.94mΩである。


搭載されている車は2010年製のこれと同じ白のラクティスである。


尚、このラクティスの写真は、Wikipedia のhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9からの引用であるが、私の近所のご老人が所有されているものと同じ年式のものである。

この方のラクティスは4年余り前の2021年11月にバッテリー上がりを起こし、困られたオーナーのご老人は私に相談された。そして、私に言われたのは、
「ディーラーに聞いたら、消費税込で3万円強と言われ、年金生活者にはきついよ。」
だったが、ならばと、私が半自作デサルフェーターで再生したバッテリーを試してもらうことにした。それから4年余りが過ぎたが、時々、デサルフェートしていることもあって、バッテリーは現在も健在である。製造デートコードを接写して見ると、このとおり、022912とあり、2012年2月29日である。


2012年は、閏年で、2月は29日まであったので、このデートコードに間違いはないだろう。
このACDelcoのバッテリーはJIS規格のもので、Made in Korea とあり、Clarios Delkor社のOEM製品である。私の経験では、この会社のものは、極板ショートが起き易く、デサルフェートする際に、di/dtを抑えて、再生したものである。

di/dtを抑えることで長い時間を要したが、13.9ヶ月となる本日でも、メモにあるように、CCA503.5A、内部抵抗5.94mΩと、まだ、結構まともなレベルにある。バッテリーは性能の良いデサルフェーターを使うことで、長寿命になるものであり、使わない手はない。

私は市販のデサルフェーターに満足できず、自作で行こうとしたが、ノートPC用ACアダプターを改造し、あれこれ改良することで満足の行くものができ、その詳細はここに紹介したとおりである。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/blog/47832781/

もっと細かくかつ詳しくという要望があり、秋葉原ジャンクパラダイスというサイトの以下に、詳細な説明と回路図を添付したものを、Yankという別の名前で投稿してある。改造に際しては感電のリスクがあり、自己責任で作業ができるジャンカーでないとこれは見ない方が良いかも。
https://akipara2.sakura.ne.jp/new_page_902.htm
Posted at 2026/01/27 19:20:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年01月25日 イイね!

「青の瞬間」投稿キャンペーン Blue Battery caos 20周年記念

あなたの「青の瞬間」とは?
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このCAOSのお蔭で家族が大助かりだったということがありました。

カメラ振れしていますが、正真正銘のCAOSです。

我が家にはニートみたいな子どもたちと、そのプラスαがいる大家族で、車は頭数分+軽トラの8台があります。当初、新車で買ったシエンタともう1台のシエンタがありましたが、それでも足りず、さらにもう1台、中古のシエンタダイス(以下、ダイス)を買いました。

このダイスはバッテリーが古く、そろそろ交換すべきという時期に、近所の方から、このCAOSを2024年の6月に貰いました。その方はテープに書いてある日付の2021年5月10日に使えることを確認したものの、その後、車を処分してしまったので、バックアップ用として置いておく必要がなくなったとのことでしたが、Rタイプで、シエンタに使えることが分かりました。



このCAOSの箱がややよれているのは、新品ではないからですが、半自作のデサルフェーターに繋いでおいたら、CCAが300Aを超えたので、早速、ダイスにこのように搭載してみました。


ダイスに付けたら、以前よりずっと軽快にセルモーターが回り、小気味良く始動するようになりました。でも、改めて、バッテリーをよく見ると、デートコードがこのように、270116とあり、2016年1月27日製造のようで、製造から8年5ヶ月が経過したCAOSであることが分かりました。


その後、ガソリンスタンドで、店員さんがこのバッテリーを見て、
「お客様、バッテリーが古過ぎます。とっくに要交換時期ですよ。」
と言いましたが、私から、CCAを測ってから言って下さいと申し上げ、そうしてもらいました。その結果、300Aを超えていることに、少々驚かれてしまいました。

私は職業柄、電子技術が少々分かり、半自作のこんなデサルフェーターを使っていますが、
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/blog/c1165694/

これのお蔭か、CAOSの耐久性の良さか、紹介したCAOSはあと2日で製造から10年になるのに、現在も機能していたりです。実は、このデサルフェーターを半島製のAC-、Bo、Vaで始まる、De?社がOEMしているバッテリーに使うと、極板ショートが起きて使い物にならなくなる一方、CAOSでは起きたことはありません。実は、別のここに紹介した車でもCAOSを使っていて、これもショートせず、安定に使えていたりです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/3028334/7276122/note.aspx

このような次第で、我が家では、CAOSのような耐久性があり、極板ショートしないバッテリーに大いに助けられていたりです。
Posted at 2026/01/25 14:21:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2026年01月23日 イイね!

タントL350S パワー出ず

タントL350S パワー出ず家族がタントL350Sで出掛けようとしたら、エンジン音がいつもと違い、振動があり、パワーも出ないことに気付いた。でも、エンジンチェックランプは点灯しなかったとか。

私がコードスキャナーを繋いでみたが、No Fault Code としか表示しなかった。でも、明らかに1つの気筒が機能していない。初代タントのECUはミスファイヤーについては、判断のアルゴリズムにバグがあるらしい。

この写真の自作したピックアップセンサーを使って、イグナイターコイルからの漏れ磁束を拾ってみた。尚、このセンサーはμ=800のフェライト含有の分割式リングコアの片割れに3ターンの巻線を付けただけの簡単なものである。


このセンサーをオシロスコープのプローブに繋いで、イグナイターから漏れて来る磁束を見てみた。


第一気筒と第三気筒からはこのような波形が観測でき、


第二気筒からは、このように、負方向に大きく落ち込む波形が観測できた。


一見すると、こちらの負方向に大きな振幅を持つ方が正常ではないかと思いたくなるが、電圧を測っているのではなく、磁界ではこうなってしまうことが分かる人は通である。2次コイルにレイヤーショートが起きて、センサーの近傍で発生する磁界を拾うことになるのだが、磁界は距離の3乗で減衰するという事情を分かっていれば納得である。

念の為、イグナイターの位置を変え、第二気筒(Center)にあったものを第三気筒(Right)に移し、第三気筒(Right)にあったものを第一気筒(Left)に移したのがこの写真である。こうした訳は、プラグや圧縮不足等のシリンダー内に問題があるかどうかの切り分けをする為でもあった。


上の写真のようにしたら、今度は第三気筒の磁界波形の振幅が負方向に大きくなった。つまり、悪いイグナイターは元第二気筒のものであることが確認できた。

このような次第で、イグナイターを交換した後がこの写真である。


我が家のタントにライン装着されていたのは、冒頭の写真で示す、Diamondの部番90048-52125であったが、その後、部品表は、このように、Densoの90048-52126-000 となっている。


これが使ったDenso製の90048-52126であり、Diamond の末尾5とは形状がかなり違う。


交換後、試運転してみたが、変な音もしなくなり、振動も減って、パワーも回復した。イグナイターは一つが駄目になると、他も次々と駄目になると言われるが、手持ちのスペアは1つしか用意していなかったので今日のところはこれで良しとした。

このタントは新車を買い、今年で22年と古いが、日頃の整備のせいか順調に走っていた。でも、古い故、部品の入手に難が出始めている。キーパーツは確保してあるが、イグナイターもその一つで、手持ち部品があったことで、即日修理ができた。
Posted at 2026/01/23 17:36:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | エンジン | 日記
2025年10月30日 イイね!

何かと便利に使える

大家族には便利な車。結局、現在、3台を所有している。1台はルノー・カングーにしようかと思ったが、買った人の困窮ぶりを見ていて、シエンタ・ダイスにして正解だった。
Posted at 2025/10/30 23:37:54 | コメント(0) | クルマレビュー

プロフィール

「電食問題 繊維会社からSOS http://cvw.jp/b/1275711/48936956/
何シテル?   02/19 20:02
古き佳き時代の車が好き。メカは苦手ながら、多くの車屋さんが得意でない電子領域を私はあまり苦にせず、助け合うことで古い車でも何とか維持している。
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