
墜落した Airbus A320-216 をレポートした206ページから成る公開されているドキュメント(関連情報URL)のP66にあるのが、この写真であり、怖さを皆さんに知ってもらうために引用させてもらった。ハンダクラックが原因で、ラダーシステムが制御できなくなり、乗員・乗客162名全員が死亡なり行方不明になった大惨事が2014年にあった。尚、この事故はイギリスのBBCが日本語で要約してレポートしているページがここにあったりする。
https://www.bbc.com/japanese/34981157
私は単にボランティアとして、頼まれるといろいろな電子機器を暇潰しに無償で修理しているが、自身で経験した車関係だけでも、前のページに示したシエンタの事例や、このリンクの7の写真のように、整備のページで書いたとおり、ハンダクラックを多数経験している。中には公開はしないで欲しいと云われ、写真を残していないものも多くある。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/2809201/5421845/note.aspx
車の場合、足が地に着いているから飛行機のような墜落という大惨事にはならないだろうが、走行中の場合は結構リスキーだったりする。 RoHS規制により、無鉛ハンダが使われるようになって久しいが、ハンダクラックは激増し続けている。国の独立行政法人製品評価技術基盤機構も問題視し、いろいろな研究をし、例えば、このようなものを
https://www.nite.go.jp/data/000087867.pdf
日本の製造メーカーや関係部門にフィードバックしているが、成果はまだまだである。
ハンダクラックは私のような一個人が解決できる単純な問題ではないが、暇潰しに直している電子機器に、余りに散見されるので、ブログに書くことにした次第である。
Posted at 2022/06/12 22:06:07 | |
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