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2025年10月29日 イイね!

ABSユニット故障でオルタネーター働かずを解析

ABSユニット故障でオルタネーター働かずを解析先日、車屋さんに呼ばれて行き、ステップワゴンの発電せずの原因を調べたら、このABSユニットが元凶であったが、その顛末はここに纏めておいた。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/blog/48728550/




この車はすでに18年、18万Kmを走っており、この先、長くは乗らないというオーナーさんの意思と費用を抑えたいとのことで、車屋さんは中古のABSユニットで修理された。外された故障ユニットはこれである。この角度からは特に分からないが、明確に分かる深刻な問題を抱えていた。


問題とはこの写真のように、ユニットの下端の黒いプラスチック部分が濡れていることである。これの意味するところは、ブレーキ液が内部で漏れて滲み出て来たようだ。


車屋さんは、ユニットを交換する際、ブレーキ液がボディーの塗装に付かないよう、注意して対処されており、ユニット側部がブレーキ液で濡れることもなかったが、下部は最初から濡れていた。

この写真は、ユニット内のプリント基板が見えるように、背面のプラスチックカバーを部分的に開けた際のものであるが、内部が焼けている。


接写するとこのとおり、基板の下部が焼けただれてしまっており、その高さまで、右のプラスチック部分がブレーキ液で濡れていることが分かる。


ユニットが壊れた訳は、ブレーキ液が内部で漏れ、それが基板に届き、液の主成分であるポリエチレングリコールモノエーテルが絶縁塗膜を溶かし、過電流が流れIG10Aヒューズが切れたということであろう。IG10Aヒューズが飛べば、オルタネーターの界磁コイルは電流源を失うので、発電できなくなってしまう。

距離を乗り、かつ使用年数の長いアメリカでは、大丈夫だろうかとネット検索したら、ホンダ車の液漏れ問題が多く発生していることが分かった。日本では車をアメリカのような使い方はしないから、余り問題にならずに済んでいるのかも知れない。今回、中古のモジュールが使われたが、その意味では、この先、リークのリスクはあるのかも。


Posted at 2025/10/29 16:01:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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古き佳き時代の車が好き。メカは苦手ながら、多くの車屋さんが得意でない電子領域を私はあまり苦にせず、助け合うことで古い車でも何とか維持している。
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