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2019年03月25日 イイね!

自作サルフェーション除去装置

自作サルフェーション除去装置"Desulfator" と英語圏で呼んでいる”サルフェーション除去装置”のオリジナルが下のURLに出ていて、マイレージマラソンの先輩がこれを参考に自作したところ、調子が良いとのことでした。それはすでに6年程前のことで、私はこれとは全く違う方法で、"Desulfator"を自作し使っています。
http://www.alton-moore.net/graphics/desulfator.pdf

近くの車屋さんで廃棄するバッテリーをもらってきて、この装置に接続したところセルモーターが元気に回るようになり、以降、4年経過してもそのバッテリーは問題なく使えています。

先輩の情報とは別に、私がネット検索していたら、こういう特許文献がありました。
Pulse generation device for charging a valve-regulated lead-acid battery
https://patents.google.com/patent/WO2004070909A1/en

上の記述から重要な部分を拾うと、1-3の概要の記述の後、4以降にこうあります。

4. A pulse generation device as claimed in claim 2, wherein said first frequency is in the range of 50 kHz to150 kHz and said second frequency is in the range of 10 Hz to 500 Hz.

5. A pulse generation device as claimed in claim 1, wherein said pulses are square wave pulses.

6. A pulse generation device as claimed in claim 2, wherein the first frequency pulses have an on time in the range of 1 to 10 μs and an average current in the range of 20mA to 60 mA.

この説明を読んだ私は、ノートパソコンのACアダプターを改造することで、上記のことが実現できるのではないかと思い、そうしました。

そして出来上がった"Desulfator"で得られる波形が添付のもので、X軸:1μsec/div、Y軸:2A/div です。このパルス電流を50μsecの周期でバッテリーに流すと、非常にゆっくりですが、白いサルフェーションが目に見えて減って行くことに自分でも驚きました。文献では、”second frequency is in the range of 10 Hz to 500 Hz.”とあるものの、私は敢えて、もっと高い周波数でやることにしてはいます。この装置の詳細は別の機会に書く予定でいます。
Posted at 2019/03/25 10:48:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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「[整備] #シエンタ フロントハブベアリング交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/3028334/8252628/note.aspx
何シテル?   06/02 19:29
古き佳き時代の車が好き。メカは苦手ながら、多くの車屋さんが得意でない電子領域を私はあまり苦にせず、助け合うことで古い車でも何とか維持している。
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