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Yamaeのブログ一覧

2024年08月30日 イイね!

【祝20周年:みんカラでの思い出】

【祝20周年:みんカラでの思い出】みんカラ歴が12年11ケ月になったと知らされて、もうそんなにもなるのかと自分でも驚いてしまった。爺さんになると、時間軸がどんどんと短くなり、1年が若い頃に比べて、何倍も早く過ぎて行くことに私は悲しさと焦りを感じる次第である。

みんカラの存在を知ったのは、アメリカ赴任が終り、私が帰国してかなり経過してからだった。しかし私は仕事に追われて、たまにみんカラを覗き見するだけで登録することなく年月が経過していた。そして、登録したのは、定年から1年が過ぎ、勤めていた会社との機密保持契約が終了してからだった。私が働いていた電子機器製造会社は内外の車メーカーに電子機器を納入していて、機密事項があれこれとあり、ネットへの書き込みは1年間ご法度だったからである。もう一つ、当時、保有していたカルディナやセルシオの車齢が12歳を過ぎ、あれこれメインテナンスをしなければと思い始めていたからだったが、みんカラのカルディナのページに、私にとって、とても参考になることをイギリスから書き込んでおられた方が存在していたのがもう一つの理由であった。

そのイギリス在住の方はAvensistさんという日本人の方で、車関係で翻訳や通訳をされている一方、車に関してとても詳しく、私はこの方のお蔭で、随分と助かった。

赴任地のアメリカでは、都会地でも車は30万kmを当たり前に乗り、日本でよく言われる10年10万kmとは大違いだった。そして、自分もアメリカ基準が当たり前になってしまった。また、現地では、車を修理に出しても、仲々、まともには直してもらえないという環境だったので、DIYで修理するという人も多く、そういう人たちと知り合いに私はなったりして、平均的日本人とはかなり違った人間になってしまっていた。

以来、13年近くが経過したが、私が投稿することは整備に関し、同じ車種を持つ他の人たちにも参考になるようなことに絞るようにしている。仕事で慣れさせられた電子系やDIY仲間に助けられて、今では、近在のディーラーや車屋さんで助っ人マンをしたりもしている。また、アメリカ赴任で慣れさせられた英語やスペイン語を使って、アメリカのClublexusというフォーラムに書き込みをしている内に、Moderatorという管理者に指名されたりで、私は歳を重ねても、カーライフを楽しませてもらえている次第である。
Posted at 2024/08/30 23:41:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | タイアップ企画用
2024年08月11日 イイね!

電解コン お前もか

電解コン お前もか連日の暑さにエアコンだけでは部屋の隅が十分に冷えず、この扇風機を引張り出してみた。この扇風機には、1/f 揺らぎという人体に優しいと言われる、揺らぎ機能がある松下電器のもので、安い他のものより、2倍近いお金を払って買ったものだったことが記憶の片隅にあった。

しかし、運転入のスイッチを押しても、反応せず、ファンは回らなかった。扇風機の後ろを見ると、このラベルがあった。


94年製ということは30歳である。古い扇風機は、進相コンデンサや巻線のポリウレタンの劣化等で、発煙や発火問題のリスクがある。もう古いし、捨てようと思い、屋外の廃棄物を置いてあるところへ持って行った。今日の屋外は39℃もあった。

その1時間後、家人が別の廃棄物をその場で仕分けし始めたが、余りの暑さに、私が捨てようとした扇風機を使ってみたら、ちゃんと使えてしまい、暑さを少しは凌げたそうだ。

エアコンを効かせた部屋では駄目だったのに、暑い屋外でOKだった。それを聞いた私は、もしかして電解コン?と思ってしまった。思ったら、すぐ、検証したくなる私は、扇風機の底部にある電子基板を引張り出してみた。

基板のマイコンの電源回路は、AC100Vから、トランスなしで、DC5Vを作る大雑把な回路で、シャントレギュレーターを持ち、220uF/10Vの電解コンが使われていた。リップル電圧を調べようと思ったが、30年なら、容量抜けだろうと思い、手持ちの220uF/25Vにこのように付け替えてみた。


そうしたら、涼しい室内でも、何ら問題なく動作してしまった。使われていた、オリジナルの電解コンはこれであったが、容量が1/10以下になり、ESRが20Ω余りあった。


電解コンが劣化していたことで、冷えた室内では起動ができなかったが、酷暑の屋外では電解コンは性能が上がって機能し、マイコンを動作させ、モーターを起動させるだけの能力になっていたことが判明した。電解コンは温度で性能が随分と変わるが、酷暑の屋外と冷房してある室内との温度差がOK/NGの別れ目になることを今日は実体験してしまった。

車でも、寒いと不調なのに、暖気の完了した頃には調子良く機能するようになるエンジンだったり、補機類があるが、それらの多くは電解コンの劣化ということが多い。まさか扇風機で劣化し始めた電解コンの温度依存性を再認識させられることになるとは。

電解コンはアレニウス則に従って、確実に経年劣化が進むので、電子部品の中では寿命が確実に予測できる。当時の松下は設計時に30年を寿命と設定していたのかな? その後、設定をもっと短くしたのか、設計者の単なる怠慢なのか、或いは買い替え需要を狙った高度な設計なのか、この写真の松下の電子レンジは7年で電解コンが駄目になって機能しなくなった。

詳細は以下の記事のとおり。
https://akipara2.sakura.ne.jp/new_page_822.htm
尚、松下のこれと同機種で、やはり同じように壊れて、私の記事を参考に自前で修理できてしまったというお礼のメッセージが私に届いたことがある。
Posted at 2024/08/11 18:54:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年08月09日 イイね!

地震時の通信網確保

地震時の通信網確保先日、九州で地震があり、昨日には、気象庁が
”南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」”
を発表した。大地震が起きると、社会インフラが破壊され、固定電話も携帯電話も使用不能になることが想定される。

2011年3月11日にあった東日本大震災のとき、私の近所に以前、お住まいで、その後、女川町に引っ越されたご家族と連絡が取れず、安否不明だったが、日本アマチュア無線連盟の行っていた非常通信網の助けを借りて、避難先を知り、アマチュア無線を通じて、連絡を取ることができた。そのご家族は、思わぬルートで連絡のできたことに驚かれたが、殆ど閉局状態だった私も、アマチュア無線の有用性を再確認した次第だった。

最近、私が属するアマチュア無線クラブでは、非常通信も想定して、通信のための高性能アンテナと寝泊まりできる小屋(シャック)を設置した。
左上がアンテナの全容であるが、カメラを広角にして、斜めにしても全部が画角に入らない。

一番上の50MHz用のアンテナは地上高約50mあり、見通し距離しか電波が届かないVHFでも、山岳回折等により、愛知県から東京と安定して通信できることを確認した。また、九州とも通信が可能であり、まだトライしていないが、恐らく、東北地方の南部とも行けるだろう。また短波帯を使えば、それ以遠の日本全国津々浦々どころか、世界中と通信が可能である。

タワーはタワーごと回転するクランクアップ式で、一番下げても、このレベルである。右の方に写っている白いシエンタ・ダイスは私の車であるが、アンテナの巨大さが分かってもらえるかと思う。


アンテナ部分だけの写真はこれであるが、最長エレメントは7/10MHz用は30m余りある。


クラブ小屋=シャックはこれであり、最近、開所式を行ったばかりだ。

クラブメンバーのかなりが年配者ではあるが、中には暇だけでなく、金に余裕のある人も居て、熱意のあるメンバーが多い。皆さん、若々しく、年齢より若く見えるだけでなく、行動力もある。英語を解する人が多く、中には外国語を複数話せる猛者も居て、シャックに集まってワイワイガヤガヤとやっているのである。それは、私がアメリカ赴任時代に、現地で属していたアマチュア無線クラブのような雰囲気に近いものもある。そのクラブは、200インチ反射望遠鏡のある、パロマー山天文台の管理棟にアマチュア無線用アンテナを持つクラブであったが、日本にも、似たような感じのクラブが存在するようになったものである。クラブはJA2YAKのコールサインを持つ、愛北アマチュア無線クラブといい、もし、聞こえていたら、是非、コールされたし。もし、南海トラフ地震が起きて、電話網が機能しなくなるようなことがあったら、濃尾平野のキー局となるかも知れないので、その時は、全国の皆さん、宜しく。尚、ここは名古屋より30m近く海抜が高く、津波で水没することはない見込みである。
Posted at 2024/08/09 16:07:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年08月06日 イイね!

ムーヴL175のシフトリンク 点検してみると

ムーヴL175のシフトリンク 点検してみるとダイハツ車と言えば、このムーヴL175Sも我が家にあり、(写真はダイハツのHPから引用)先日起きたタントL350Sと同じ問題が起きやしないかと気になった。

コンソールの上側のパネルを外して点検してみると、やはりこのブッシュが欠落していた。


リンクにガタがあり、激しくシフトレバーを動かすと外れそうになったが、辛うじて、軸にリンクは留まっていた。でも、条件によっては外れても不思議でないレベルだった。L350Sでこのように応急処置したように、


ガタを減らすためにハーネスプロテクターを軸に何とか挿入しておいたが、早めに正規の部品である、33835-B1010に交換すべきと部品の手配をした。

しかし、L350Sのようには手が入らず、どうやってアクセスすべきかと考えたら、みんカラのここに、とても参考になる投稿が、”ひらひら。”さんという方によって1年前になされていた。
https://minkara.carview.co.jp/userid/284255/car/3214646/7452289/note.aspx#koko
有り難くこのやり方を参考にさせてもらい、部品が到着したらブッシュ交換することにしたい。

みんカラにはこの”ひらひら。”さんのように、とても有用な情報もあり、感謝しつつ、私も他の方々の参考になりそうなことがあれば、それらを投稿させてもらうようにしないといけないと思った。
Posted at 2024/08/06 12:02:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年08月04日 イイね!

タント 不動車に

タント 不動車に我が家のタントが出先で不動車になってしまったと家族から電話があり、
「保険会社に連絡済で、家までレッカーしてもらうことにしたから、お父さん、後は宜しく。」
とのことだった。

運ばれてきたタントを調べると、ATシフトレバーがスカスカでギアセレクトできず、ダイハツ車に多いシフトリンクの外れだった。

シフトレバー端の軸に付いているはずのブッシュが駄目になり、シフトリンクが外れてしまっているが、東南アジア方面ではこの故障がダイハツ車に多発している。それを知っている私は慌てること無く、部品が到着するまで、応急処置で凌いだ。

このように、ハーネスプロテクターを軸に差し込み、ホースクランプで留めただけだが、これで特に問題なくタントは走るようになった。

部品は33835-B1010で、この部品はダイハツの軽から小排気量の普通車まで幅広く使われている。部品の入手については電子系の不具合で困られると私に出動要請の来る車屋さんにお願いしたが、価格は150円であった。家族から、
「そんな安い部品で不動なの?」
と聞かれたが、こんな硬質ゴムの小さな輪っかが150円は高いか安いか私はコメントを控えるが、管理費等を上乗せしてこの価格は、市場不良が多発していて、ダイハツはクレームを恐れ、こういう値段に設定しているのではと私は勘ぐってしまった。

応急処置がどのくらいの期間は大丈夫かチェックしようと思ったが、家族が出先でまた困ることにならないよう、部品が届いたので、このように交換し、軸に戻した。最初、軸側にブッシュを挿入し、そこにシフトリンク端を入れようとしたが、指先の力だけでは入って行かなかった。それで、シフトリンク端にブッシュをプライヤーの力を借りて圧入し、軸に差し込んだら、スムースに行った。


戻して以降、試運転してみたが、完璧に直っていた。
ダイハツのゴム系部品の耐久性はお世辞にも良いとは言えない。ダイハツが抱えるゴム部品メーカーさんには悪いが、もっと耐久性のあるものを作らないと、ダイハツが余計に駄目ハツと言われてしまうだろう。エンジンマウント、ブッシュ類、スプリングシート等、ダイハツはリコールや保証延長をせざるを得ない問題が多発している。その割に改善が進まず、某社からかなりきつく言われているらしいが、体質的に根深い問題がそこにはあると私は聞いている。
Posted at 2024/08/04 13:19:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「[整備] #シエンタ ヘッドライト用バラスト GARAX D4 B型 https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/3028334/8268222/note.aspx
何シテル?   06/17 12:45
古き佳き時代の車が好き。メカは苦手ながら、多くの車屋さんが得意でない電子領域を私はあまり苦にせず、助け合うことで古い車でも何とか維持している。
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