我が家のムーヴL175Sはダイハツのお粗末なエンジン設計によるオイル上がり問題を抱えていて、以前、紹介したように、ボアカメラでピストンヘッドを見ると、このように、カーボンデポジットが酷かった。
2ヶ月前に、給油の際に、FCR-062を80ccづつ使い、4回目の給油直前に改めてボアカメラで見た写真を
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/blog/48222154/
に投稿したが、その中で、
「PEAは難燃性であり、燃えきらずに、残留したものは、ピストンのクラウン部を湿らせている。残留するPEAの一部は排気され、テールパイプの後ろにダンボール板を置いて観察すると、水滴に混じって、黒い微細な粒が付着する。一部はオイルパンに落ち、オイルの汚れ方が早くなる。」
と私は書いたが、段ボール板とオイルの汚れの写真は添付しなかった。それらを見たいというリクエストがあったので、ここに投稿させてもらうことにした。
マフラー後部に置いた段ボール板の様子

このように、水滴の核に黒いものが確認できる。
廃油受けの底には、赤矢印で示すように、黒いものが残る。
この写真は、3回の給油の都度、FCR-062を使った後にオイル交換した際に撮ったものであるが、以前はこんな黒いものが見えることはなかった。ピストンに付着していて、オイルパンに落ちたカーボンデポジットによりこうなったようである。
排気パイプから後方に水分と一緒に飛び出たカーボンデポジットは粒状のものが多かったが、廃油受けの底のものは極微細なものであった。恐らくオイルフィルターで濾過されたからであろう。言い換えると、オイルフィルターがそれなりに汚れていると思われる。先回のオイル交換は2000km弱の走行後に行ったため、オイルフィルターは交換せずだったので、次回の交換時にカットして、ろ紙を調べてみることにしたい。
現在、FCR-062の4回目の使用中であるが、この結果が出るのは、桜が散った頃になりそうである。
Posted at 2025/03/24 15:16:29 | |
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FCR-062 | 日記