伊豆・雲見温泉ツーリング　【往路編】

さて、車検もなんとか通ったので明日の伊豆は予定通りオートバイで行くことにしよう。

しかし明日の予報は降水確率70%OTL
雨の中走るには、伊豆は遠すぎる…時間ごとの予報を見ると、伊豆は9時ごろから雨のよう。ならば雨が降るまでに現地に着いて、ゆっくり温泉につかっていてもよいかも。
時間を逆算して、2時に出発することにした。

久しぶりの東名。
今回は、三ヶ日から初めて新東名に入ってみた。
路面がよいのはもちろん。路肩の照明がLEDなのか青白く明るい。
NEOPASA浜松で給油。何もかも新しい。トイレも綺麗で快適そのもの。

長泉沼津ICで下り、まだ時間が早いので伊豆に入る前に二回目の給油を済ませる。
思いの外ガソリンが入った。調子に乗ってラムエアが効くようなペースで走ったせいか。

R414で夜更けの沼津市内を抜け、内浦湾から県道に入った。
ここからは伊豆半島の西海岸沿いに松崎・雲見温泉までひたすら走る。

…そろそろ夜が明けてきた。

高低差もなく道幅もそこそこあって比較的走りやすいが、あいにく田子の浦をはさんで見えるはずの富士山は、曇天に隠れているらしい。
しかし時間のせいか、通るクルマもほとんどなく、気持ちよいワインディングを松崎まで堪能することができた。

松崎から雲見温泉まではほんの少し。l
現在8時前。とうとうここまで雨に降られなかった。
朝から開いている地元の食堂を見つける。腹も空いていたので入ってみた。

焼き魚と海草のお汁が旨い。
のんびり食べてから食堂を出たところで、雨が降り始めた。
雲見まであと少しだと思っていたが、それほど近くもなく、カッパを着るか迷っているうちに宿に到着。

チェックインまではまだまだ時間があるが、事情を話すと用意のできている部屋に通してくれた。さすがにお風呂の用意はできていないとのことだが、暖かい部屋で休めるだけでも有難い。

雨足はだんだん激しくなってきた。みんな大丈夫だろうか…と思いつつ、暖房を効かせた部屋でのんびりしていることに少々引け目を感じてしまった(^^;

15時からは温泉の用意ができたので入ってみる。外はますます雨風がきつく、露天風呂の中まで降り込んできそうだ。
ゆっくりお湯に浸かっていたところで、このお方が入ってきた(^^

お久しぶりですなあ。震災前のコバルト（宮城・牡鹿半島）以来です。
この雨の中、走ってこられたんですね。

その後、天候は更に悪化。
停めたオートバイが倒れないか心配になるくらいの暴風雨のなか、みんなは続々到着したのだった。

その後は旨い海の幸と、旨い酒、そして熱い皆の話で夜は更けていくのであった…

（復路編につづく）