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2014年08月15日 イイね!

紀伊半島 3ケタ国道巡り 【2日目】

紀伊半島 3ケタ国道巡り 【2日目】(1日目よりつづく)

夜中に、激しい雨音で目が覚める。
ここは河原からは2m以上高いところなので、川が多少増水してもすぐに心配になることはない。
むしろ、河原でキャンプしている人達は大丈夫だろうか…と思って外を見ると、皆ひっそりと寝静まっていて、避難しようとしている人などいなかった。

そうこう考えているうちに、なぜかテントの底がプカプカしてきた!
一部、浸水も始まっている。なんで河原でもないのに水が入ってくるのか?

どうやらテントを張ったところはコンクリだからといって安心していたが、周辺に比べるとちょうど低くなっているのに加え、排水も考えられていないため、水が全部たまってしまうらしい。

全ての荷物がびしょ濡れになってしまう前にテントを移動させねばならないが、なかなか雨足は弱まらない。しばらくして小降りになったので、わずか数メートル移動。途端に快適になり、いつの間にか朝までぐっすり眠ってしまった。

雨上がりの谷間の天気。テントを乾かせる時間も天気もない。
せめてコーヒーでも淹れてから出発しようと、お湯を沸かし始めたら…
ん?いつの間にか火が消えている。
燃料切れらしい。出発前に確認しなかったことが悔やまれる(ToT)

今日も降ったり止んだりの天気だろうと、気を取り直してカッパを着て走り出す。

【7:00/0km/川湯温泉出発】
R168~R169~瀞峡と雨上がりの熊野川沿いを走る。
路面は相変わらずウエットだが、雨は降らなさそうなのでカッパを脱いだ。
瀞峡からR311で熊野市に出た頃には、陽射しも強くなって路面も乾いてきた。
この天気なら、海沿いが気持ち良さそうなR311をそのまま走りたい。
港町をいくつもつなぐこのルート、高低差があるためところどころで熊野灘を見渡す展望が開ける。
快適なコーナーも続いて楽しめた。

【9:00/104km/尾鷲】
尾鷲を出てすぐ、紀勢道が延びていることに気付く。海山~長島ICの無料区間だけ利用してみた。
またR42に戻って走っていると、多気町で国道脇のコイン洗車場を見つけた。
ライダーは温泉に入ったのに、昨日のR425で泥と落ち葉だらけになっていたオートバイには申し訳なかったので、サッパリ洗い流してやった。
ここからは、R42とR23をひたすら走るのみ。暑さと車の多さに閉口。
最後の30キロほどは、また雨に降られて15時前に帰宅。

本日の走行距離:320km

思えば、雨に始まり雨に終わった感のあるツーリングだった。
でも途中に晴れたところもあったし、綺麗な眺めもあった。快調に飛ばせる路もあった。
3ケタ国道を中心に、紀伊半島をタテ&ヨコに走ったものの、縦横無尽とまでは言えない。R425も西の端と東の端を残している。県道も含めれば、走り残している道は山ほどある。

ともあれ、人馬ともに無事に旅を終えたことに感謝。

総走行距離:940km
ガソリン :44.3L
平均燃費 :21.4km/l
Posted at 2014/08/18 22:08:42 | コメント(6) | トラックバック(0) | オートバイ | 日記
2014年08月14日 イイね!

紀伊半島 3ケタ国道巡り 【1日目】

紀伊半島 3ケタ国道巡り 【1日目】梅雨が明けたと思ったら、台風の襲来。台風が去ったと思ったら、梅雨+夕立が毎日続くような天気。
せっかくのお盆休みの行楽が台無しになっただけではなく、被害が出ている地域もあるようです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、チャックはといえば、昨年のキャンプツーリングが良かったこともあって、今年もどこかに行きたいなと思っておりました。しかし、限られた休みと不順な天候から、今年は1泊2日で計画することに。
予報を見ても、まともに晴れる地域はなさそう。ならば雨を覚悟で、場合によっては短めに切り上げられるルートにも対応できるようなところを探した結果、紀伊半島方面に決めた。

【2:00/0km/出発】
1:30起床。
目的地周辺の降水確率は40%、明日は70%。ならば天気の良いうちに出来るだけ距離を稼ごうと、早めに出発。しかし、出発地の路面は既に濡れており、夜半に雨が降ったらしい。
30分もしないうちに小雨が降り始めた。余りに早すぎる。しばらくは我慢していたが、1時間ほどで本格的に降り始めたため、着替えと休憩・朝食を兼ねてコンビニに寄った。
亀山から名阪国道(R25)に乗って針ICまで。この名阪国道という道は、なぜか殺気立っているような気がして昔から好きではない。

【4:45/163km/奈良・榛原】
針ICからR369で榛原まで。ようやくカッパを上だけ脱げた。
R370で通った吉野は、集落の高さから下にガスが掛かっていて幻想的だった。
吉野からはR169、いわゆる東吉野街道を南下する。また雨が激しくなり、カッパを着直した。
晴れていれば気持ち良い道なのだろう。
それにしても、この道に入った途端、何度もフロントが滑って肝を冷やした。ウェアインジケータが出かかっているためなのか、それともリヤに積んだ荷物のせいで、フロント荷重が減っているからなのか。何れにしても、慎重に走った方が良さそうだ。

そろそろガソリンを入れたい。この先はさらに山奥になるから早めに入れておきたいのだが、まだ6時前。どこも開店していないばかりか、GSそのものがない。最悪は熊野市まで出るしかないと思っていたら、GS、それも開店しているところを見つけた。
池原ダムからR425に入る。このR425は、日本3大酷道の1つに数えられることもあって、以前から興味があり、今回はルートに組み入れてみた。本当は御坊~尾鷲を結んでいるのだが、先日の台風で三重側に通行止めの箇所があったため、池原ダムからR425に入ることにした。

ほどなくR425の洗礼を受ける。
舗装はまずまずだが、落石とスギ?の落ち葉が非常に多い。尖った落石を踏んでパンクさせぬよう、この雨で濡れて滑りやすくなっている落ち葉に乗らないよう、ただでさえ狭い道幅のワインディングの中で、細かいスラロームを繰り返す。途中、対向車もいない。
これを雨の中、十津川まで延々約45km。夜が明けていただけマシであった。

【8:25/308km/十津川村】
道の駅で休憩。
オートバイを見ると、泥と落ち葉だらけ。ここまで汚れたことは記憶にないくらいだった。
R425龍神方面は土砂崩れで通行止めになっていたが、迂回路が設定されていた。
迂回路はむしろ良い道だったが、すぐにR425に合流。ここもさっきのR425以上の酷道であった。
とにかく距離が稼げない。龍神村まで2kmおきに看板が出ているが、その2kmごとが長く感じるほどであった。
ようやく出た龍神村からのR371は快適そのもの。カッパも脱げて、高野龍神スカイラインに入る。
ワインディング自体は良いのだが、路面はウエット。おまけに頂上付近は濃い霧で、気持ちよく走れない。視界が全く効かないため、ごまさんタワーは通過のみ。
高野山方面へ下りると、また晴れてきた。
朝も早かったのでそろそろお昼にしたかったが、高野山周辺は大変混雑していたため、また高野龍神スカイラインを反対から上り、龍神村へ下りる。

【12:35/461km/道の駅龍神】
お昼は肉そばを啜る。天気も良い。
ここから紀伊半島の西の海沿いに出たいのだが、ルートはR425、R424、R371-311がある。R425はもうお腹いっぱいだったのと、御坊に出てしまうことになるので、R424に入ってみた。
このR424はR425と1つしか変わらないが、全く快適な道だ。
ほどなく、みなべ町に出た。混雑してそうな海沿いのR42は避けて、山沿いを走る県道35号線を走りつないで、R311、いわゆる熊野街道(中辺路)に入る。
このR311はさらに快適な道。あっという間に今日の目的地の川湯温泉についた。

【16:00/608km/川湯野営場】
まず驚いたのは、その混みっぷり。テントサイトはぎっしりと埋まっている。去年の大山ツーリングでは、初日はチャック以外に1組、2日目はチャックだけだったことに比べたら、雲泥の差。
幸い、ソロ用テントならすっぽり入る、駐車場と河原の間のコンクリート張りのところを見つけた。
近くに川湯温泉の公衆浴場(仙人風呂ではない)に行って、村の食料品店で買い出し。

キャンプ場に戻って、相当な人数がいるので今夜は騒がしくて寝られないかもしれないぞ、と思いながらビールを2本飲んでいたら、20時前には寝てしまったzzz

本日の走行距離:623km

(2日目につづく…)
Posted at 2014/08/17 21:40:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | オートバイ | 日記

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