皆様、ご無沙汰しております。
昨年大病して、未だ仕事をしながら病気療養中の私でございますが、1年前に予約していた通称A91スープラ(DB06型ー6MT)が7月7日に納車されました。
免許取得して間もない頃、A80スープラが発売されて憧れましたが、当時は全く手に届かない存在の車でしたが、その次のモデルとなるA91型の6MTを30年越しでようやく手に入れることができました。
納車から2週間程度しか経過していないので、慣らし運転の最中ですが、7月16日~17日にロイズクラシックカーフェスティバル2023が開催されるとの事で、納車されて間もないスープラで行くことにしました。
その会場へ向かっている道中に、なんと2000GT!?と並走しました。
一般的に見ると私の車も珍しい部類の車だとは思いますが、そんなことは吹き飛ぶほどの衝撃を受けました。
スープラのご先祖様とも言えるその車にくぎ付けになりました。
会場の方へ行こうと交差点を右折しようとしたところ、その2000GTが私の車の後ろに来ました。
「なんか、すごい迫力だ‼写真撮りてー‼」って思いましたが、車が動いているので難しくそのまま会場の駐車場へ。
混雑していたので、警備員さんに誘導されるがままの場所に車を停めましたが、後ろの2000GTと比較的近い場所に駐車する事ができました。
車好きが集まるこのイベント、2000GTが停まった瞬間に人だかりができていました。
色々な方がオーナーさんに話かけていましたが、その会話の中でオーナーさんの口から「レプリカ」というワードが聞こえてきました。
すごく気になりましたが、会場ではないのに人だかりがすごかったので、とりあえず本会場へ。
約5年振り位に開催されたというこのイベントには初めて来ましたが、程度極上の様々な時代の車たちが所狭しと並んでいました。
会場入り口にはR35GT-Rを筆頭とした歴代スカイラインたちの姿が…。
一気にテンションが上がり、懐かしい車たちをしっかりと拝見させていただきました。
歴代スープラも展示されていました。
A90型
A80型
A70型
A61型
A46型(2600cc) / A45型(2000cc)
2000GTが展示されていたので、写真を撮らせていただきました。
思わず近くにいたロイズの制服をお召しになった方に
「この2000GTは本物なんですよね」
と失礼極まりない質問をしてしまいました。
「もちろん本物ですよ」
という回答をいただき、特別にと言って内装も見せていただけました。
(…ピアノと同素材のウォールナットとの事で、あまりの美しさに見とれて写真撮影を忘れてしまいました。。)
更にいろいろとお話をさせていただく中で、2000GTよりもケンメリのGT-Rの方が希少性が高いんですよ。とおっしゃっていました。
そして極めつけは、ケンメリの型でインジェクション仕様のGTX-Eというグレードの400台限定車が超希少との事です。
しかもここにある車は未登録で走行距離が23km、車検を取ったとすれば3年車検がついてくるという知る人ぞ知る、私みたいな凡人には言われなければわからない超レアなお車も見せていただきました。
こちらも特別にという事で、エンジンルーム内を見せていただきました。
すごく希少な車を見せていただき、ふと疑問が湧いたので質問しました。
「この会場にある車は、全て社長さんの物なのですか」と聞いてみたところ
「全て会社として保有しています」との事でした。
ロイズの社長さんは、1代・約40年でこれだけの財を築き上げたそうです。素晴らしいです。
元々美味しいチョコレート製品を販売しているロイズという会社はとても好きでしたが、今回の話を聞いてクルマ好きとしては更に大好きになりました。
「国宝級」とも言えるクルマ達を末永く保存していただきたいと思いました。
そして、会場を後にして自分の車に戻ると、未だ2000GTの周りで撮影している人がたくさんいました。
そんな中で「並べて撮りたい」という衝動を抑えきれずに、オーナーさんに
「行きの時に前を走っていたスープラです。良ければ並べて写真を撮らせていただけませんでしょうか」
とお願いしたところ、快くOKいただきました。
並べて撮影した写真がこちら。
人の少ない時を見計らって撮影しましたが、
会場ではないのにちょっとした撮影会場になっていましたよ(笑)
お車について色々とお聞きしたところ、この車は実際に2000GTの製作にかかわった技術者の方の監修を受けてフレームから作っていていわゆる「ベース車」というものは無いそうです。
エンジンは2JZが積まれていて、トレッド幅も片側5㎝位広いそうです。
エンブレムには「3000GT」と書かれていました。
新しいエンジン・装備なので快適に移動できるそうです。
(どうりで後ろにつかれた時に迫力があった訳だ…。)
後で調べたところ、50台ほどしか製造していないそうで、ある意味オリジナルの2000GTよりも希少なのかもしれません。
そんな貴重なお車とコラボできて大変光栄でした。
次の予定があったので、短い時間しかお話できませんでしたが、3000GTのオーナーのY様ありがとうございました。
今回スープラに乗り換えて、いきなり貴重な経験ができましたが、今後のカーライフが本当に楽しくなりそうです!
今までの車のように短いスパンで乗り換えるのではなく、末永く大切に乗っていきたいと思います!
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Posted at
2023/07/22 04:06:07