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ボルボが、S60の次期モデルの動画を公開しております。この3月にジュネーブでお披露目だそうですが、先行プロモーションの一環なのでしょうね。



テールランプの形状から、私はどうしてもマセラティ3200GTを思い出させられます。珍しい分だけ目立つとは思いますけれどね。

フォードは、ボルボの売却を中国企業である吉利汽車と合意したと発表したそうです。

予てより報道されていた通りの売却先でしたので、これ自体には驚きはありませんが、今さらながら中国経済の成長や中国企業の投資意欲に勢いを感じます。

中国企業による欧米の自動車企業の買収、10年前はここまで具体的に想像できなかったのではないでしょうか。大きな国内市場と投資力を見るにつけ、まさに中国恐るべしです。

来年2Qまでに、フォードからの買収が完了する予定だとか。

（画像は、吉利汽車HPより拝借しました）

フォードが売りに出すと言ってからも、なかなか買い手が決まらずにいるボルボですが、新たな買収者が現れたようです。スウェーデンの企業を中心とした投資家のようですが、果たして誰の手に渡ることになるのか楽しみです。

労働組合は、中国資本とスウェーデン資本とで心情的な差は相当なものでしょう。ただ、ボルボという企業の存続を考えるならば、中国資本傘下で成長著しい中国はじめアジア市場へ目先をシフトする方が、長期的には良い選択のような気もします。

まぁ、どちらでも構いませんが、メーカーとしてクルマ作りに影響の出ないようにしてもらいたいものです。

首都高速で隣の車線を走行中のボルボクーペです。

北米市場を意識したのだろう大型2ドアクーペですが、カクカクした700シリーズをベースとしている780という車種です。

初めて実車を見ました。パッと見はやはりボルボらしい無骨なデザインに見えますが、一目見て何か違う!? と感じたのは、このクルマのデザインがベルトーネだからなのでしょうか。微細なデザインが意外と凝っているもののようです。

20年前のこんな希少なクルマの走っている姿を見られるとは思いませんでした。新車当時の価格は調べてみたら780万円～と語呂でも合わせたかのような数字です。販売当時がバブル経済だったとはいえ、ボルボのクーペをこんな値段で買う人がそう多かったとは思い辛いですから、やっぱり今でも走っているクルマはそう多くないでしょう。

ホントはもっと写真を撮りたかったのですが、一人で運転中だったためカメラをこれ以上構えられませんでした･･･。

そうそう、今日は自宅と赤坂のオフィスを首都高で往復したのですが、その間に合計3箇所で事故を目撃しました。往復でも60分もかかっていないと思う程度でこれですから、やはり今年のGW中の事故増加は本当のようです。

皆さまもお気をつけ下さい。

先月末で閉鎖されたボルボカーズ船橋。近くを通ったのですが、確かに閉鎖されておりました。

いつも何台ものボルボが所狭しと並んでいたことを思うと、やはり寂しい景色でありました。

跡地に他の自動車ディーラーが居抜きで入居する話も無くはなかったようですが、このご時勢ですから新たな出店を決断するところは見つからなかったとか･･･。