函館山散策
投稿日 : 2013年08月22日
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種山高原オフ解散ののち、てこてこと県道、国道、高速を走り、一路青森を目指しました。
あらかじめ、日付を越えた深夜帯のフェリーを予約していましたが、キャンセル待ちで無事ひと便早い船に乗船。
函館到着は、3時半とあってまだ夜が明けていません。
雨が降っていなかったので、せっかくならと函館山に登ってみました。
山頂は残念ながらガスが出ており、夜景もちょっと霞んでいます。
思えば、ここへ来るのは20年ぶりくらいだろうか。
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山頂から少し下った駐車帯にて。
湿気で天然のクロスフィルター状態に。^^;
散策道を歩いてみたくて、ここで小1時間ほど仮眠して、明るくなるのを待ちます。
それにしても、風が強く、ごうごうとうなっています。
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散策道の近くにこんなコンクリの階段が。
そしてその先には…。
異様に湿度が高く、空気がねばつきます。路面もご覧のようにべったり濡れており、足元はもちろんエスクに常備しているトレッキングブーツに履き替えての散策でした。
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散策の目的はこれ。
旧日本軍の砲台跡です。
函館山は、終戦までそのものが要塞でした。北の防衛の要として、数多くの観測所、砲台が設置されていたそうです。
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これも少し上にあった、砲台跡。
こんな事情のため、終戦時まで函館山は民間人の立ち入りが禁止され、夜景を見るなどもってのほか。
しかしそのために、多くの自然が残ることになったのは皮肉です。
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駐車場から600mほどの高台。晴れていれば、眼下に函館の街並みが見えるはずですが、これは仕方ありません。
ここも観測所の跡だそうです。
南側にある、千畳敷には指揮所の跡があり、それも見てみたかったのですが、片道2kmの表示に今回は天候の悪さと蒸し暑さ、装備の貧弱さで諦めました。
いつかリベンジしなくは。
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下はこのように指揮所になっていたようです。
が、6.の画像でわかるように、長年の風雨でコンクリートがひび割れ、危険なので壕には入れません。
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砲を固定していたのであろう、ボルトも残っています。
ここにいた人は、どんな思いでどんな仕事をしていたのだろう。
函館山を降りたころから雨が降り始め、わたしは北へ向かいました。
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