
これも7月後半のことですが、美幌での陸自見学に続いては、艦船見学です。(ぇ
やっと右手の調子も戻ってきて、握りしめるとまだ少し痛みがあるものの、開くほうは回復してグローブをはめるのに支障がなくなったので、今回はヴェルシス修行を再開。なにせ週末の雨にもたたられていたので、3週間ぶりなのです。
なので感覚が飛んでリセットされてしまったのでは、と思いつつ跨ってみると、幸いにしてなんの気負いもないままするっと走り出せたので、修行の成果は生きているようです。
そんなわけで行き先は、MV-22を搭載しているという情報の「いせ」を見に苫小牧へ行くか、ステルス護衛艦の「やはぎ」を見に釧路へ向かうが悩んだのですが、結局釧路へ向かいました。
まあ今回はどっちかというと、修行がメインで、艦船見学はそのついで、なので。
てなことでまっすぐ向かうのもつまらないので、あちこちと寄り道をしつつ、本別からは白糠へ向かう山道を愉しみました。
途中、山の中だけにところどころ雨粒が降って来たりもしたものの、幸い路面が濡れるまでには至らず、白糠の駐車帯でトイレ休憩。標高のせいか、山中を通る風のせいなのか、予想外に寒く、気温が14℃ほどしかありませんでした。
このまま白糠の街へ降りて、海沿いを走っても良かったのですが、ここからは高規格道路で釧路市内へジャンプ。今年、阿寒ICから釧路市内のバイパスまで繋がったので、ずいぶんと走りやすくなりました。
そんなこともあり、釧路市内に入ると、やっと気温も20℃ほどまで上がって来ました。釧路の方が暖かいって、昔なら考えられなかったのですが。
時刻は昼を少し回ったところ。せっかく釧路に来たなら蕎麦を食べたいな、と、以前寄ったお店をめがけましたが、残念なことにお休み。ならばと新富士駅近くのもう1軒を目指しましたが、なんとこちらもお休みなのでした。
てことで、オートバイを路肩に停めて、スマホで蕎麦屋を検索。スマホホルダーが初めて役に立ちました。(笑
するとこの先にお店があるらしく、行ってみることに。
昼時なので混んでいるかと思いきや、駐車スペースも空いており、運良くカウンターも一席空いていたのです。
いつもの「ざるとぬき」にしようかとも思いましたが、隣席の方が食べていたカツ丼が美味しそうだったので、思わずカツ丼そばセットをオーダー。
このご時世、この内容で950円はかなりコスパ高いです。
実のところ「量を出すのがサービス」文化が多い北海道では、セットだとヘタをするとカツ丼も蕎麦も両方一人前ずつで出てくる店も多いのですが、この値段なら少し加減されているだろうという読み通り、食べ切れる良い分量でした。
蕎麦もカツ丼も美味しかったので、満足。
「やはぎ」が停泊している、旅客耐震ターミナルは、ここからすぐ近く。行ってみると、なんか思った以上の賑わいです。そうか、くしろ港まつりが開かれているのか、と気付きました。昨年は海保の巡視船「そうや」の展示でしたが、今年は海自が担当したようです。
だとすると、ターミナルへは関係車両しか入れず、離れたところに停めて歩くことになりそう。歩くのはさて、日中とは言え、あまり離れたところにオートバイを停めるのは…と思いつつ、警備の方がいたので、入口でオートバイを停めると、艦船見学ですかと聞かれてそうですと答えると、入った先に駐輪場があるのでそこへ停めて下さいとのこと。これはラッキー。
でも入ってみると駐輪場と言うより、自転車置き場だよなあこれ。大型オートバイを停めるのはいささか気が引けましたが、いいと言うので停めさせてもらいましょう。
ステルス護衛艦は、昨年秋に「ゆうべつ」も見学しており、今回の「やはぎ」は同型艦。もがみ型の8番艦が「ゆうべつ」で、この「やはぎ」は5番艦です。
昨年の「ゆうべつ」も「そうや」も左舷側を接岸して停泊していましたが、今回の「やはぎ」は、なぜか右舷側を接岸していました。
一般の旅客船などは、左舷側接岸が基本なので珍しいこと…と思ったら、よく考えると、道内発着のフェリーのほとんどは、右舷側接岸でした。おそらく各港内の構造から、船首を出港方向へ向けるための設計なのでしょう。
さらに思い出すと、十勝港に来ていた「いせ」と「ひゅうが」も右舷接岸でした。あれは港内が広いので、タグで転回させやすいからでしょうか。謎ですが、ひょっとすると艦船などは左右対称に建造されているので、接岸方向はあまり関係ないのかも知れません。
閑話休題。ふだん一般開放は午前の部、午後の部と分かれるものですが、今回は通しで開放されていたのと、金曜日から3日間と日程が長かったこともあるのでしょう。思ったほどの人出ではなく、わりとゆっくり見ることができました。
さっそくタラップを登って舷側を移動します。ステルス護衛艦なので開放されておらず、鉄板で覆われて薄暗いのが特徴。
さっそく短魚雷の発射管が鎮座していてテンションが上がります。(笑
「ゆうべつ」は隊員が側にいて撮影は禁止だと言われたのですが、今回はダメ元で訊いてみるとあっさり「構いませんよ。どんどん撮って下さい」と言われてびっくり。
なので遠慮なく撮影。
前甲板に上がると、いつもの5インチ砲がお目見え。
こちらももちろん撮影可で、大勢の人が砲をバックに記念撮影していました。
後で気づいたのですが、VLSの発射ハッチは「ゆうべつ」と違い閉じられたままで、公開していませんでしたね。
見上げると、艦橋上にはステルス護衛艦らしく、ユニコーンマストと、seaRAMが装備されています。
ふと甲板から港外方向を見ると「そうや」らしき巡視船が、いつものバースではないところに停泊しています。
そしてそうやバースには、漁船らしき大型船が停泊していたので、あのバースって、そうや専用ではないのか。
14> 舷側から下の海面を除くと、艦体が下へ張り出しているのは、ステルス艦型ならでは。一般の船舶では有り得ません。
続いていったん下に降りてから艦内を通り、後部甲板へ向かいます。この通路は赤い夜間照明になっていましたが、これは演出でしょう。残念ながらこの区画は撮影禁止でした。
再び上へ上がると、ヘリの格納庫に出ました。
ここも「ゆうべつ」は庫内の撮影が禁止でしたが、「やはぎ」はこれもOK。同型艦ながら「ゆうべつ」は新しいので、新装備があったからでしょうか。
ちょうど港まつりのステージ真横で、ロックコンサートをやっており、大音響のBGMが。(笑
こういうのも、艦船ならではで生々しい。
最後に舷側へ降りると、側に油圧装置のレバーが何本かありました。
なんの操作レバーなのか訊いてみると、クレーンのものだとか。え、クレーンなんてどこに?と思ったら、舷側の天井部に格納されていたのでした。
一般の伸縮式クレーンと形状が違い、恐らくは林業などで使われるHIABクレーンのように、ロボットの腕のような折りたたみ式のようで、実にカッコ良かったのですが、なぜかこのクレーンは撮影禁止だったのが残念。
まあでも、1時間以上堪能させてもらいました。
艦内は風があまり通っていなかったのと、歩き回ったので少し汗ばみましたが、海風は涼しいのではと、中に着込んだシャツを脱がずに出発。案の定、すぐに風で冷えたので正解でした。
時間が早めだったこともあり、3週間ぶりの修行なので少し遠回り。
北海道の夏の風物詩、デントコーンがだいぶ伸びていました。
てなことで、そんなに暑くはなく、むしろ少し涼しいくらいの修行でしたが、やっぱり〆はソフトなう。(笑
涼しいのは過ごしやすいけれど、もう少し夏らしく暑くなってもいいのに、などと勝手なことを思ったのでした。でもこれで30℃以上とかになったらなったで、暑くてオートバイに乗るのが億劫、などとワガママを言い出すんだけど。(笑