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かわねこのブログ一覧

2024年04月25日 イイね!

探しものを踊らずに探し続けたら発掘できた

探しものを踊らずに探し続けたら発掘できた あ~るくんが配備されて、もうすぐ1年になります。振り返ると、昨年秋までは「かわねこ仕様化」改修で、あーでもない、こーでもない、と、かなりドタバタして落ち着かなかった記憶ばかりが蘇ります。
 じゃあイジらないでそのまま乗ればいいじゃないか、というツッコミもごもっともですが、仕事車と言え、いや仕事車だからこそ、接する時間が長いぶん、割り切れる部分と、我慢できない部分というものがあるのは、クルマ好きならおわかりいただけるのではないでしょうか。

 仕様としてはほぼ完成されたので、さほどなにかをイジることはなくなって、楽になった昨今ですが。

 先日、とあるパーツを探して、第2ガレージを捜索していました。
 タイヤ交換の時期でもあり、どっちにしろしまい込んでいるタイヤや除雪道具を片付ける必要があるので、オートバイなどを始め、中の物をいったん外へ出して片付け直すのが春先のルーティーン。
 
 言わずもがな、整理整頓なんて単語が辞書にないかわねこのこと、大概のものは、なんでこんなところに、というわけのわからないところに無造作に入れてあることもしばしばです。今回もガレージ奥は、捜索も兼ねて段ボールなども開梱していたのですが、探しものは見つからないまま。

 ところが片付けの終盤、何気に入り口付近に置いている、ラックに積み上げたウエスを持ち上げた時、その下から、違うけれどこれも探していたモノが見つかりました。
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 それは、先代のHT81Sスイスポに付けていた、ミツバサンコーワのプラウドホーンと、自作のリレーハーネス。

 これ、スイスポを手放す時に外したはず、と、昨年5月のあ~るくん配備以降、ずっと探していたのですが見つからないままでした。
 もしかして記憶違いで、付けたまま手放したのかも、とも一時は思ったのですが、ある時、スイスポ退役の際に、それまでいろいろ付けたパーツをどうしたのか、を記したメモが見つかり、そこに「ホーンはハーネスごと撤去、ノーマル化済」とあったので、外したのは間違いないと、機会あるごとに探し続けていたのです。

 とは言うものの、そもそもホーンなんて、かわねこの場合、鹿か狐相手にくらいしか鳴らさないので、最初からなければ、新たに購入してまで換えようとは思いません。しかしあるはずならば、見つけたくなるのが人情というものです。
 そして見つかったならば、付けたくなるのもまた人情。仮配線をして確認すると、ちゃんと鳴ることがわかったので、さっそく作業開始。
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 ノーマルホーンは、フロントバンパー裏の下部に付いていて、グリルの上からも確認できるのですが、これがまた微妙に手が届きそうで届かない狭さ。ならば素直にバンパーを外したほうが早い。バンパーはほとんどがクリップで止まっているので、割と簡単に外れるのです。
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 バンパーさえ外せば楽勝、と思ったら、プラウドホーンはコンパクトサイズとは言え、ダブルの渦巻き型なので、意外と大きさがあり、ノーマルホーンの取り付け位置はエアコンホースが走っているので、スペースがありません。
 いろいろ検討し、エンジンルーム内なども考えたのですが、いずれもスペースがないか、ボルト止めができないかなのです。
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 ラジエーター前の上部には、比較的広い空間が開いていたので、ならばメンバー間にステーを渡してそこに吊るせば良かろうと、ホームセンターにエーモンのステーを買いに行きました。 
 が、その帰り道。ふと気付いたのです。ホーンをバラして1個ずつにすれば、収まるところがあるのではと。
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 さっそく検討してみると、メンバーに空きナットが見つかり、ホーン本体を上下に離して付けることで、取付可能と判明。
 もうステー買っちゃったけど。ま、400円くらいなので、取っておけば今後なにかに活かせるかもしれません。

 次いでハーネスですが、もともとシングルホーンのクルマ、特に電動パワステ車をダブルホーン化する場合、リレーを付けるほうが良いとされています。理由はホーンと電動パワステのヒューズが共用されていることが多く、消費電力の多いダブルホーンを鳴らした時に、負荷がかかってヒューズが切れると、パワステにも影響が出るかららしい。
 調べてみると、あ~るくんの場合は、ホーンと共用されているのはハザードランプで、パワステはどうやら別系統のようですが、ヒューズボックスに表記がなくても、回路的には関わっていることもよくあることと、リレーを入れたほうが音が良くなることも、スイスポ時代に実証済みなので、そのままハーネスも活かすことにしました。
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 ハーネスはどちらにせよ延長などの加工が必要なので、一部を改修。リレーはその昔持っていた、シビエ純正のライトリレーを流用しているのですが、このリレー、実はけっこう特殊で、汎用品では合いません。
 ずいぶん前のことですが、先代テラノに付けていたライトハーネスを自作した時に、当時でもこのリレーは既に廃盤になっていたので、カプラに合う汎用リレーを探したのですが適合するものがなく、ハーネスだけシビエ純正を利用し、リレーは整備性を見込んで、カプラごと汎用品に換えた記憶があります。

 これ、その時に余った新品リレーを利用して、このハーネスを作ったのも覚えていますが、まあ、そうそうすぐに壊れないと思うので、今回はそのまま使いました。
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 てなことで、さくっと付けるつもりが、いろいろ考えながらやったので、2時間ほどもかかってしまいましたが、無事装着完了。

 これまでの、軽自動車特有の「ピィッ」という、甲高く、安っぽい音から、いわゆるヨーロピアンタイプの「パアッ」という、少し低音の優しい音に変わりました。
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 鹿相手にこの優しい音でどれだけ避けてくれるのか、いささか疑問ですが、自己満足なのでいいのです。うんうん。


 …あ!探していたモノ、まだ見つかってねーや。(笑
Posted at 2024/04/25 23:20:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ
2023年12月13日 イイね!

道と財布が凍る冬

道と財布が凍る冬 先々週のことです。仕事であ~るくんを走らせていると。

 この時期、十勝ではビート(ホンダのではなく、砂糖の原料となる甜菜)輸送がまっ盛りで、ダンプがたくさん走っています。
 と、1台とすれ違った瞬間。ミシッとイヤな音が響きました。

 あ、どこかに飛び石が当たったな、と思った30秒後に、さらにミシッという音がしたと思ったら、ダッシュボード上の右側にしっかりヒビが入っているではありませんか。オーマイガッ!
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 飛び石が当たるだけでも不幸ですが、それでも凹みで済めば、昨今はガラスリペアで補修可能です。しかし今回は無情にもこの有様なので、こうなるとガラス交換しかありません。

 ちょうどオイル交換の時期でもあったので、いつものお店へ持ち込んで修理の見積もりを取ったところ、純正ガラスだと、せっかく数日前にクソ寒い日曜日の現場で、丸1日がんばって稼いだ売上がマイナスになる総額と聞いて、比喩ではなく、マジメに吐き気がしてきましたよ。

 しかし、社外ガラスも探してくれ、そちらはほぼ半額とのこと。ならば選ばない選択肢はなく、発注してもらいました。
 お店によれば、今年はなぜか飛び石が多いらしく、先月だけでもすでに5台入庫したとか。でもうちのに当たらなくてもいいじゃないか。(泣

 かつてはガラス交換であれば、車両保険を使っても等級は変わらなかったものですが、昨今は1等級ダウンになるのですよね。不可抗力なのに。
 念のため、保険会社に問い合わせると、免責があるため保険で出る金額より、翌年の保険料増額分の方が多いことから、全額自己負担となりました。

 思えば昨年末も同じ頃に、エスクのラジエーター交換で大枚が飛んでいきましたし、いったいなんの嫌がらせなんでしょうか。(泣

 クルマを預けると、最近これが多い、モコが代車で来ましたが、これ、ATはトロいわ、ヒーターが効かなくて寒いわと、なかなかにお疲れの残念車体。
 昨年のエスク修理の代車もこれで、あの時は「軽自動車ってヒーターが効かなくて寒いんだな」と思っていましたが、あ~るくんだとそれなりに効いてくれるので、軽だから効かないわけではないのだとわかったり。(笑
 もっとも、お店ではいつも代車料なしで貸してくれるので、文句など言えるものではありません。

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 しかも師走に入って忙しい時期だったのに、週末にも乗ると配慮してくれたらしく、預けた翌日の夕方には早くも退院してきたのは、ありがたい限り。
 当たり前ですが、貼り直された車検票は、センターではなく、現在の規定位置である右端になっています。
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 その昔は社外ガラスだと、一部にゆがみが出ていたりするものもあったと聞きますが、さすがに最近のものではそんなことはありませんね。また、社外ガラスだと安いぶん、もしかするとルームミラー裏のサンシェードがないのではないか、とちょっと懸念していましたが、これもちゃんと付いていました。(笑
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 ちなみに、このガラス、右上に以前のにはなかった「A↓S1」の刻印があります。なんだろうと思って調べてみたら、ここから下は透過率が75%ある、という意味だそうで、逆にここから上は、信号が識別できればスモークフィルムを貼っても良いらしい。
 以前のガラスにはなかった、てことは、2010年以降に規定されたものなのでしょう。

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 てなことで、復活したあ~るくん。本来は仕事用なので、主に平日しか乗らないのですが、日曜日には、ちょっとドライブに連れ出しました。

 と言うのも、納車時にサービスで付いてきた、オートバックスブランドのスタッドレスが、圧雪路でどれだけ効くのか試したかったのです。
 しかし十勝は幸いにして、と言うべきでしょう。12月のはじめは、いちど少し積もっただけで、どこへ行っても、オートバイでも走れるのでは、というほどアスファルトが出ていたのです。
 そこで、足を伸ばして狩勝峠を越えることに。

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 その狩勝峠も、除雪と塩撒きのせいで、路面に雪はありません。
 とは言え、さすがに峠とあって、それまで晴天だった空が曇り始め、粉雪が舞い始めました。

 国道は除雪されているのと通行量が多いので、やはり雪は載っておらず、ならばとちょっと山の方へ向かってみました。

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 が。
 確かに圧雪ではあったものの、その後に暖気が入ったと見えて、表面が融け、さらに風でそれが凍っています。悪いことにその後の積雪がなく、完全に表面が凍りついたスケートリンク状態。

 少し前に、国道で大型トレーラーとバスの衝突事故が報道されていましたが、この路面状況ならば、もはやスタッドレスが効く効かないのレベルではありません。

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 なので残雪があるかな、と、さらに山の上の農道に行ってみましたが、除雪されていないので雪はあったものの、表面が固く凍っており、圧雪ではありませんでした。

 雪は思ったより深かったのですが、農場の見回りでもしたのか、小型トラックらしいわだちは付いていたので走れそうです。もっとも、4駆のエスクならさて、いちおう、冬装備としてスタックヘルパーとスコップなどは積んでいるとは言え、2駆でオープンデフのあ~るくんでは、無理は禁物。
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 しかしこれも、踏み固められていない、グズグズの雪だったのでスタッドレスの効きがどうとか、わかるレベルではありませんでした。 
 しかも、わだち幅が合わないので、ステアリングを慎重に切らないと、直線でもリアタイヤが時々ブレークするので、これはどうにもならないと、ほうほうの体で引き上げてしまいました。
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 まあでもそのうち嫌でも圧雪を体験しなくてはいけないでしょうし、ふだんあまり行かないところへの、ドライブができたので良いのです。


 てなことを言っていたら、その週明け。

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 降りましたよしっかりと。帯広市内でも圧雪になり、図らずもタイヤテストができる路面状況となりました。(笑

 いやしかし、だからといって、これ以上降る必要はまっっっったくありませんので、誤解されませんように!!(←誰に?





Posted at 2023/12/13 21:36:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ
2023年12月09日 イイね!

あ~るくん翼をさずかる

あ~るくん翼をさずかる てなことで、まごうかたなきボロ外装になってしまったあ~るくん。心折れて、もうこれ以上は手を入れるまい、と、思っていたのですが。

 よせばいいのに、なんかまた付けてしまいました。

 わがあ~るくんは、FXグレードなので、当然エアロパーツは一切付いていません。
 仮に付いていたところで、軽の実用車では機能的にどうこうしないものですし、当初はこんなもんだと思いつつも、街で見かける上級グレード車に比べると、後ろから見た時にお尻が寂しい気がしていたのも事実。

 特にスタッドレスタイヤに換えて、ホイールがZACKの黒になってからというもの、サイドビューが締まって見えるぶん、後ろ姿が気になりだしたことから、リアウインドへの泥はね防止効果があるのでは、と、自分に言い訳して、リアスポイラーを付けることにしたのです。
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 実のところ、外装補修があそこまで失敗すると思っていなかったので、傷補修後に付けようかと、夏のはじめに中古部品だけ入手していたのでした。
 もちろん当初はブリーズブルーのを探していましたが、やっぱり見つからず、格安で出ていたブルーイッシュブラックで妥協。幸か不幸かドアミラーも黒化しているので、これならさほど違和感もないだろうという目論見です。

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 しかし格安だけに、当然小キズやら色褪せも多く、補修が必要でしたが、なんだかんだと忙しくて、ほったらかしに。しかしここへ来て、どうせやるなら本格的に雪が降る前の今しかないな、と11月末に重い腰を上げたのです。

 傷も当初はタッチアップで、と思っていたのですが、思ったより広範囲なのと、普段は見えないとは言え、天板の色褪せも気になるので、これまた凝りもせず塗装することにしました。

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 もっとも、傷隠しがメインなので特にきちんと研ぎはせず、ミッチャクロン頼りのごまかし塗装。
 某ラリードライバーさんが、競技車両を直す際の名言によれば「5mクオリティ」ってやつです。(笑

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 取り付けに関しては、両面テープのほかに両サイドにビス止めが2ヶ所、またスポイラー本体裏側には本来、位置決めのプラスチックピンが3本付いていたようですが、1本を残して折れていました。
 これ、袋構造なので再度このピンを入れ直すのは不可能で、それ以前に部品もないことからこのピンは使わず、両サイドのビス止めだけにして、あとは両面テープを増やして対応することに。

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 脱脂して両面テープを張り替え、リアゲートに穴あけして、ビスを打って固定しました。
 ビスはボルトナットではなく、リアゲートの裏からナットを入れ込むことも困難なことから、手持ちの黒メッキタッピングビスを使用。
 純正部品だけに、位置決めも容易だったのは幸いでした。

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 しかし。安物だけに、ビス隠しのキャップが片方付いていなかったのは想定外。じーざす。
 さすがにビスむき出しはなんなのですが、Dラーで聞いても単品部品は出ない、と言われてしまい、オクでたまに出ているものは、かなり足元を見た高いものだったので、手元にあったDVD-Rのスペーサーを切って自作しました。

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 材質の関係か、塗装はなんだか縮み塗装みたいにシワが寄ってしまいましたが、これも近寄らなければ目立たないので良しとします。(笑

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 まあスポイラーなんて、付けたからどーした、という程度のものですが、後ろ姿がちょっとだけ締まって見えるなあ、などと思ってしまうのは、単なるオーナーバカですが。

 実は、小ネタ的にまだちょっと手を入れたいところもあったりします。(←凝りてない
 とは言え十勝はもう、マイナス気温の冬もよう。来春のお楽しみにして、今季の作業はこれで終了です。

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Posted at 2023/12/09 21:54:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ
2023年12月01日 イイね!

えびすさんが居た!

えびすさんが居た! 十勝でも、ついに白いナニカが降るようになってしまい、冬を実感する今日この頃。
 除雪は大嫌いですが、雪そのものというか、圧雪路を走るのはむしろ好きだったりします。(←ワガママ
 今季はあ~るくんでの初雪道なのと、タイヤが新品なのでちょっとだけ楽しみだったり。

 先日も、山奥の現場に行く道路が、ところどころ圧雪になっていて、初スタッドレスの感触を確かめてきました。


 さて。昨今冬道で活躍する装備に、ABSがありますが。
 これ、1990年代後半から2000年代初頭当時、国内各メーカーがエアバッグとともに、こぞって採用し始めた装備のひとつでした。

 以前乗っていたHT81Sスイスポにも装備されていましたが、スイスポに乗り始めた2004年当時は、雪道でちょっとブレーキペダルを踏むと、リア側荷重が軽いこともあってか、すぐにABSが効いてしまったものです。
 当時のメイン車両だったD21テラノには、ABSが付いていなかったこともあって慣れておらず、うざいので、ヒューズを抜いて作動を止めてやろうかと思いつつも、ヒューズを抜くと、メーターパネルの警告灯が点きっぱなしになることから、それも邪魔だな、とガマンすること幾年月。

 しかし、道内の某有名ラリードライバー氏の「ABSは効かせたら負け」という名言にあるように、意識しながら 10年も乗っていると、さすがの鈍いかわねこもブレーキの踏み方のコツが掴め、やがてほとんどABSを効かせることはなくなりました。

 昨今では制御技術も向上して、スポーツABSも一般化し、ジムカーナ競技などでは、制御をいかにうまく使うかが、速く走るコツとも聞きます。

 ちなみにエスクにももちろん装備されていますが、冬道よりも、ブレーキングしながら路面の段差に当たったりすると、その一瞬だけ作動することがあるのは、制御の違いなのでしょう。


 そんなこんなのABSですが、あ~るくん導入にあたり資料を調べていてわかったのは、軽自動車用のABSは、車種にもよるかもしれませんが、意外なことに2010年まで、標準搭載はあまりなかったようなのです。

 ワゴンRのマイナーチェンジ履歴を見ると、2010年5月に行われたもので、それまでメーカーオプションだった、ABSとブレーキアシストがそこで全グレードに標準搭載されるようになりました。

 さらに調べてみると、法令による搭載義務はもっと後なので、先立ってメーカーが自主的に搭載を進めたようです。おそらくは、当時安全装備として盛んに喧伝されていたので、販売戦略上の理由もあったかもしれません。
 軽自動車への標準搭載が少し遅れたのは、言うまでもなく、コスト面の問題でしょう。量産効果でコストが下がったことにより、普及し始めたと思います。


 わがあ~るくんは、2010年2月登録車なので、当然ABSは標準装備ではなくメーカーオプションです。実際、納車直後にダートに乗り入れ、強めにブレーキを踏んでみましたが、あの「ガガガガ」という作動音もなかったので、やっぱりこんな安い足クルマに、わざわざ付けていないんだろうと、思い込んでいたのですが。
 
 納車後しばらく経った頃のこと。ウォッシャー液ではなく「ただの水」が入っていたウォッシャータンクを空にすべく、積極的にウォッシャーを使い続けていたらついに出なくなったので、さっそくウォッシャー液を補充することにしました。


 その時です。ウォッシャータンクの横に、なにか見覚えのある、バルブユニットらしきものがあることに気づきました。
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 「あれ?これなんのユニットだったっけ」と、よく観察すると、下部にはブレーカーらしきものも見え、複数の細い配管も伸びています。その配管をたどってみると、マスターバックに繋がっており、そこで思い出しました。

 このユニット、スイスポやエスクに搭載されているABSアクチュエーターにそっくりだと。いや、マスターバックに配管されている時点で、ABSアクチュエーターに間違いありません。

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 その後下回りの防錆塗装をした際にも、フロントフェンダー内に、しっかりと配線が通っているのを確認したり。

 これまでヘッドライトのバルブを交換したり、外気温計のセンサーハーネスを配線したりの際にも、エンジンルーム内のアクチュエーターや、納車直後のタイヤ交換時にフェンダー内の配線は、思い切り目に入っていたはずなのに「どーせ付いてるわけない」という思い込みで、光学迷彩化され、見えていなかったようです。(笑

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 さらに気づいたのは、イグニッションON時に、メーターパネル内にも、ちゃんとABS警告灯が点灯していたこと。ただこれは、わずか1秒ほどですぐに消えてしまうことから、印象に残っていなかったようです。

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 そんなわけで、実はあ~るくんにも住み込んでいた、えびすさん。
 まあこんな軽いクルマで、どれほど効力を発揮するものかわかりませんが、この冬はしばらく「負けないように」ペダルを踏むことになりそうです。(笑





Posted at 2023/12/01 22:09:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ
2023年11月14日 イイね!

冬が迫る

冬が迫る つい先日まで、麦茶を飲みながら暑いと言っていたよーな気がするのですが、気づいたら、温かい玄米茶がデフォルトになっている昨今。
 などと、来なくていいとあがいても、来るべきものはやってくる、というわけで、いよいよスタッドレスタイヤの時期になってしまいました。

 エスクは先日既に交換したものの、街乗り中心のあ~るくんは、まだいいか、と先延ばししていたのですが、さしもの十勝も最低気温の数字の前に、横棒が入るようになってしまったので、腰を上げました。

 この日は朝から強風でしたが、見ると窓の外には、時折なにか白いモノが舞っています。
 先日、道都など道内の西側で、雪虫が大発生したのもニュースになりましたが。
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 これは先日の定期出張時に撮影したもの。煙っているように見えるのは、実はぜんぶ虫です。(汗
 これが脳裏に浮かんで、ついに山脈を越えてきたか、と思ってよく見ると「虫」が付かない、融ける方でした。これはこれでイヤだけど。(笑

 そんなわけで、北風ピープー吹く中、作業開始。
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 最近、ジャッキスロープに使っているのがこれ。雪道のスタック時に使用する、ゴム製のヘルパーですが、スロープ代わりになります。
 あ~るくんだけでなく、エスクもガレージジャッキのマウント位置が意外と奥まっていて、フロントスカート部にジャッキハンドルが当たって上げにくいので、重宝しています。

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 タイヤは納車時に、先輩が新品4本を付けてくれました。
 オートバックスのPBですが、ダンロップでおなじみ、住友ゴムのOEMとか。
 雪道でのフィーリングが、ちょっと楽しみ。

 ホイールは中古のアルミをオクで仕入れてきたものを、先輩が組んでくれました。

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 このタイヤは方向性があると聞きましたが、サイドの矢印マークがありません。実は回転方向ではなく、ホイールの内外でパターンが異なっていたのです。
 ブロックが細かいほうが、内側。なので、タイヤを組む時に間違えなければ、回転方向は気にしなくても大丈夫そう。

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 夏タイヤは中古で購入したので、8,000㎞ほど走行して、3部山というところ。来年は入れ替えが必要かも知れません。

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 先日の下回り塗装の際に、リアのバンプラバーがヘタっていることに気づいていたので、部品を取り寄せて、これも交換しました。
 これ、スズキ純正ですがワゴンR用ではなく、KeiとかHT系スイフト用らしい。81スイスポも適合なので、なにか縁を感じたり。(違
 ネットで取付実績のレポートがあったのと、こちらの方がかなり安かったので、これにしました。

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 タイヤが新品なので、慣らしを兼ねて試走という名のドライブ。
 あ~るくん、夏タイヤは14インチ化していますが、このスタッドレスは標準サイズの13インチ。扁平率も65から80になったので乗り心地が変わって、またぶわんぶわんとボディが揺すられるかな、と覚悟していましたが、意外やサイドウォールの剛性が高めで、乗った印象は14インチとさほど変わらなかったのは嬉しい。

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 交換したバンプラバーも、他車種流用で全長が20㎜長いため、わざとこういう段差を減速せずに通過してみたりしたものの、底付きはありません。
 もっとも、資機材を積んだりすると、また変わるかも知れませんが。でも問題があればウレタンなのでカットすればいいので、 当面はこのままです。

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 しかしなんでしょうね。ホイールが黒くなっただけで、あ~るくん、ずいぶんと印象が変わり、ポンコツ車もカッコよく見えるのは、なぜでしょう。(←自画自賛

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 ちょこっと足を伸ばして、峠のふもとまで来てみると。
 前日にでも降ったのでしょう。路肩には白いモノが残っています。
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 山腹に見えているのは、国道38号線の狩勝峠。山肌も白くなりつつあります。

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 走っていると、道端に古いフォードのトラクターが停まっているのを見かけました。
 1980年代後半から90年代にかけて販売されていたモデルで、昔はよく見かけた覚えがあります。

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 懐かしくて、クルマを停めてよく見てみると。
 後ろに井戸から水を引くパイプがあるな、と思っていたら、なんとこのトラクターは、井戸ポンプとして使われていたのです。
 シンプルな構造だけに、長い年月使われて、トラクターとしての役目を終えても、まだこんな使い方があるのだなあ。

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 11月ももう半ばになり、ほとんどの畑の収穫作業も終わっていましたが、最後の追い込みに、まだ大型コンバインが動いていました。

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 その畑を横切るキタキツネ。動物たちも冬支度で忙しいのでしょう。

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 陽が山の向こうに落ちてしまうと、気温も一挙に急降下。撮影しに、車外へ出ても風が冷たい。

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 日高山脈には厚い雲がかかっています。山ではもう既に雪が降っていますね。

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 この時期、日暮れがほんとうに早いので、17時前でももう暗くなってしまいます。こうなると、なにか早く家に帰らなくては、という気分になるから不思議。
 さて、基地に帰りましょうか。

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Posted at 2023/11/14 22:18:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ

プロフィール

「とある事情で、出先で空気入れが必要になり、そー言えばあ~るくんは、スペアタイヤがないのでコンプレッサー積んでいるな、と、初めて使ってみたけど、けっこう優秀だった。」
何シテル?   04/26 12:17
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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1991年にわがやへ来て以来、林道探索に活躍。現在はそのコンパクトさと2ストの加速力で、 ...
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