本日、わがデ・ニーチョが19年の航海を終え、大台の20年目へと出発しました。
と、言っても9回目となる車検入庫中で、まだ帰ってきていませんが。^^;
月曜日にいつものお店に預けたのですが、ものすごく忙しく、リフトに乗ったのがやっと昨日からとか。
今回の主な整備メニューは、駆動系の油脂類を交換。
先日書いたように、来年春にはショックアブソーバーの交換、次いで夏タイヤも来期は念願だった
16インチ化しようと思っています。
と、順風満帆な航海のようですが、課題も多くあるのが実情。
既に定期整備の域にすら入っている、錆との戦いはますます激化し、特にボディ左側の進行はかなりのもので、サイドシルには大穴が開いてますし、フレーム各部の錆もひどいものです。
ついでに今日発見してしまったのは、マフラーがタイコはなんともないのですが、ボディに取り付けるステーにクラックが入っており、放っておくともげそうな状態。
薄板で、振動する場所でもあるので、どうするか検討中です。
例年だと、秋のこの時期に同時に鈑金整備に入れるのですが、前述のように、今期はいつものお店が特に忙しいとのことで、合間を縫ってやらせるよりも、余裕のある時にじっくり直して欲しいという思いから、この作業も来年春に延期することにしました。
それまでサイドシルが落ちないといいのですが…。^^;
錆の他に電装系の細かいトラブルも、これまた相変わらず抱えたままです。
近年、傷みの進行を目にするにつれ、否応なく20年の歳月を思い知らされます。
お店のメカニック氏からは「本気で乗り続けるつもりなら、本州から状態の良い廃車を引っ張ってきて、ボディを載せ替える方が早いかも知れない」などと恐ろしいことも言われています。
こうなると「一生乗るのだ」などと、大上段に構えるつもりのまったくないわたしは「あとどれくらい乗れるのだろうか」と思ってしまう昨今。
幸いなことにと言うべきか、あるいはむしろ困ったことに、と言うべきなのか、わがデ・ニーチョはエンジンを始め、機関関係は相変わらず元気いっぱいで、殊にVG30は23万㎞を越えてなおどころか、越えたあたりから吹け上がりも以前にも増して軽やかになり、近頃は意図せずとも5000rpmあたりまで一挙に吹け上がる好調さ。
トランスファーも、一時原因不明の異音が出ることがあったのですが、今年に入ってからはまったく快調そのもの。デフも変わらず、LSDの効きも確かなままです。
これが致命的な故障でも起きれば、諦めもつくのですが、こんな感じでむしろ絶好調なのでは、手放す理由が見つからないというものです。
保管状況も相変わらず劣悪なままなので、今後も課題はボディの錆でしょう。
さすがにこれを解決するためのガレージを購入するのは、土地状況とわたしの財力からとても無理なので。
なんだかんだと悪態をつきつつも、やっぱりこれからの20年目へ向けての航海に旅立とうと思います。
なんだか、どこかの旧車乗りが言っていた「古女房との付き合いみたいなモンだ」というセリフが実感できる今日この頃です。
実際には、古いのも新しいのも女房なんてものはいませんが。(笑
Posted at 2011/10/28 22:02:59 | |
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