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かわねこのブログ一覧

2023年08月30日 イイね!

祭の続報

祭の続報 先週の週末。厚真ではラリー地区戦も開催され、当地区では初開催、ラリホの前哨戦として、全日本選手も参戦、XCクラスの賑わいなど、トピックも多く、行きたい気持ちはありましたが、残念ながらギャラリーステージは設定されなかったことと、なんだかんだとやることも多かったため、今回は見送りました。

 そんな日曜日。天気予報は午前中は曇で、午後から晴れ間が見えるものの、最高気温は前日より少し低い30℃程度。それでもこの時期の十勝ではじゅうぶんに暑いのですが、34℃だった前日よりはマシだろうと、午後からのびのびになっていた庭草刈りをすることにしたので、午前中いっぱいの予定が空きました。

 ならば、基地でじっとしていられるわけもなく、さっそく出かけることに。
 エスクは前日走らせたので、今日はステアリング交換をした、あ~るくんのフィーリングチェック。…と言う言い訳のもとに、ドライブです。シェルパくんも未だ帰って来る見込みがないので、最近あ~るくんがオートバイの代用になっているような錯覚(実用車、という点はまさに)をするのですが。(汗

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 そんなわけで、夏の名残なら、と、十勝の海である浜大樹で海を眺めてみます。
 まあ、別に浜で遊ぶわけでも、釣りをするわけでもないので、本当にただ眺めただけですが。(笑

 海を見ながらふと思いついたのが、いよいよ来週に迫った、ラリホの池田SS。駐車場の公式案内も出たので、再度確認のためにちょっと足を向けてみました。

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 池田町内に入ると、ラリホの幟がさらに増えています。嬉しい。

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 ワイン城まで上がってみると、そこにも幟がはためいています。奥に少し見えるのは、池田町の市街地。

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 ワイン城から桜通りという、JR池田駅東側の道路に降りてゆく途中の、イベント広場から、池田駅東側の草地が一望にできます。
 画像正面の草地の向こうにJRの線路が走っており、案内図からも、ここが駐車場になると見て間違いないでしょう。

 ラリー当日は、写真を撮った背後の広場に出店が出るようです。この日は閉鎖中になっていましたが、トイレもあります。
 また、上のワイン城も営業しているので、こちらでも飲食やトイレの利用もできます。
 みなさん、なるべく池田町にお金を落として、来年以降も歓迎してもらいましょう。(笑

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 公式の案内図です。

 ただし、駐車場が広大なので、北側に駐車するか、南側へ駐車するかで、状況が変わる可能性があります。
 南側へ駐車した場合は、公式図の導線の通り、ワイン城まで上がって、北へ進む方が近いと思われます。

 しかし、確かめていませんが北側に駐車した場合は、「清見農村公園」から、上がれる山道があるような気がします。そちらのほうが近いかもしれません。(あくまで勝手な推測です)

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 と言うのも、旧野球場近くに山道入り口があったのです。
 鬱蒼としていますが、通行可ならおそらく案内板が立つのではと思います。

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 桜通りから駐車場を望みます。
 画像中央の白い建物が、JR池田駅の跨線橋。

 入り口は、現状3箇所ほどありましたが、一方通行の規制がかかり、南側1箇所のみになるもようですので、当日はオフィシャルの方の誘導に従いましょう。
 スペースはかなり広大で、幅約50m、南北に長さが約300m近くあるので、キャパは相当なものです。

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 さらに北にも歩行路があるようで、旧野球場前にこんな感じ出入り口がありましたが、下の市街地のどこから上がれるのかは、わかりませんでした。

 ただ、いずれも駐車場と旧野球場までは約1㎞、標高差も25mほどあり、ほぼ直登なのでそれなりの覚悟が必要です。足元はトレッキングシューズか、最低でもスニーカーをオススメします。
 
 この状況なので、クルマに忘れ物をしたりすると、なかなかに辛い思いをするので注意。

 ま、陸別のBエリアとかCエリアを歩き慣れている、プロギャラリーのみなさま(笑)なら、なんら問題はないかと。(個人差があります

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 ちなみに旧野球場内は、まだ工事は行われていませんでした。
 もう使われていない野球場なので、大きな工事等は行わず、パイロン設置くらいでコース作成するのでしょうか。

 トイレは旧野球場前の1箇所の他に、仮設トイレが設置されるようです。

 公式案内では、ここにはキッチンカーとか、出店が出る可能性は低そうで、飲食、買い物はワイン城近辺で行う流れのようです。

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 旧野球場横からワイン城に向かって、南へまっすぐ抜ける道がこんなかんじ。

 この先のワイン城手前に公衆トイレがあり、この日は閉鎖中となっていましたが、当日は開放されるようです。

 ラリー車はこの道を通らず、野球場を抜けたあと、南下はせずに左折して東進し、ぐるっとひと回りするコースになるため、当日ここは関係者車両の他には、歩行者専用になると思われます。


 なお、これらの情報は、公式案内からかわねこが判断したものですので、当日状況が変わることも予想されます。ご注意ください。

 
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 ということで、今回も池田町内の「お菓子の小松」で、ソフトなう、して〆ました。
 30℃近い気温だったので、すでにソフトが融け始め、撮影直後から大慌てで食べました。(笑

 ここのソフトは、コーンが3種類から選べ、今回はメープルにしてみました。なかなかに風味が良くて、ウマウマです。^^
 ワッフルコーンの350円以外は、330円というリーズナブルさも嬉しい。

 さあ、いよいよ祭が迫ってきました。
 今回、新コースとあって池田のことばかり書いていますが、これが成功して、陸別に続く、第2のラリーの聖地になってくれるといいですね。



Posted at 2023/08/30 21:31:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2023年08月26日 イイね!

十勝の夏空

十勝の夏空 この週末、思ったより天候は落ち着きそうで、曇り空のうちに、ここしばらくほったらかしにしていた、庭草を刈ろうと張り切ったのですが…あいにく夜露で庭はびっしょり。これでは作業できません。

 なので、洗濯と掃除など、ひととおりの家事をこなしてから、直売所へ野菜を買い出しに行くのに、エスクを出動させました。

 無事、野菜ととうきびをゲットして、せっかくなので、そのままドライブ。
 農道を気分良く流していると、運転席側窓の上を、なにか黒い影が飛んでいます。最初は鳥かと思いましたが、それにしては大きい。

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 ああ、飛行機か、と気づいた時には、機体は旋回して、前方へ出てきました。が。それにしてもずいぶん、低高度で飛んでいます。

 視界の隅に捉えた際にも、セスナにしてはちいさいな、パイパーカブかな。このあたりでは珍しいと思っていましたが。

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 このあたり、帯広空港に近いといえば近いので、操縦訓練かと思いましたが、機体はそのまま南下していきます。しかし、高度を上げる様子がありません。

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 それどころか、どんどん高度を下げています。
 ええ?このあたりに、農産物を運送するための、いわゆる農道空港なんてあったか?あれ、新得町にしかないはず…。

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 機体はそのまま着陸したようです。
 おいおい、まさかトラブルで不時着?!

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 と、頭がグルグルして気になったので、飛行機が着陸したあたりに行ってみると。
 道路脇の畑に、機体が置いてありました。
 意外にも、パイパーカブよりも、もっとちいさく、これ、ウルトラライトプレーンかなあ。

 ふと見ると「場外離着陸場」のちいさな看板がありました。不時着ではなく、ちゃんとした着陸だったようです。

 畑の中に勝手に入るわけにはいかないので、遠巻きに機体を眺めていると、農作業用のつなぎを着たおじさんが、フォークリフトに乗って現れました。

 お話を伺うと、この飛行機は趣味で飛ばしているそうで、この畑も、国の許可を受けているため「場外離着陸場」の看板を立てているのだとか。

 機体は販売されているもので、帰宅して調べてみると、カナダ・マーフィーエアクラフト社製のマーベリックという機体のようです。

 ウルトラライトプレーンと言うと、ハンググライダーに近いような、簡易な構造を想像してしまいますが、このような「飛行機」に近い形状のものは、「蛇面操縦型」と呼ぶのだそうです。

 この機体は尾輪式なので、操縦がそこそこにシビアで、むしろセスナの方がずっと乗りやすいのだと、伺いました。

 マフラーが機首下に突き出ているので、エンジンが気になり伺うと、オートバイやスノーモービル用のエンジンメーカーで有名な、ロータックス製だとのこと。

 これも後で調べたところ、ウルトラライトプレーンでは、ロータックスはかなりのシェアを持っているようです。そしてなんと、あのHKSも、現在は生産をやめてしまいましたが、近年までウルトラライトプレーン用エンジンを生産していて、かなり好評だったらしいことも知りました。

 オーナーさんによれば、このロータックスは「あまり良くない」そうで、「もっとウルトラライトプレーンが広まって、できればホンダなどの国産エンジンがあればいいのにねえ」と仰っていました。
 「仲間を増やそうと、周りの知り合いを誘うんだけどね、みんな死にたくないからと言って、乗りたがらないんだよ」と笑っておられました。

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 道路の反対側には、オーナーさんのご自宅があり、表札にもちゃんと、雷電?を模したオブジェが付いていたのが、微笑ましい。

 いやあ、いいものを見せてもらいました。

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 このあとは、せっかくなので、ウエモンズハートへ行ってみます。
 もちろん、ソフトなう。が目的。
 さすがの人気店で、駐車場はすでに9割方埋まっていました。

 日も差してきて、気温は既に30℃台ヘ突入。写真を撮っている場合ではありません。とっとと食べないと、どんどん融けてしまいます。(笑


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 ショートドライブでしたが、楽しめました。
 夕方には、雨も降っていないのに、空には虹が。どんだけ湿度高いんだ。雷も鳴っていましたが、結局降らなかったので、日が落ちても、蒸し暑いまま。

 まあでも、嫌でもすぐに「寒い」時期がやってきます。
 
 せっかくの夏の名残、まだ楽しみましょう。(笑








Posted at 2023/08/26 21:54:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひこーき | 日記
2023年08月25日 イイね!

やっぱり革

やっぱり革 あ~るくんが、かわねこ基地配属となってから、3ヶ月半を過ぎました。
 仕事はもとより、ちょい乗りにも大活躍なので、納車時から考えていた、内装をちょっとだけアップグレードすることにしました。

 それはステアリング。
 あ~るくんは、MH23SワゴンRの中でも、グレードが廉価版のFXです。と言うか、5MTの設定がFXにしかないのですが。
 余談ですが、MH23Sの初期モデルには、FXよりさらに下の「FA」というグレードがありましたが、違いは電格ミラーやプライバシーガラスのありなし程度のようです。
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 そんなわけでステアリングは、ウレタンのそれでした。もっとも、日頃仕事でウレタンステアリングのクルマに乗ることも多いのですが、それらに比べても、ワゴンRのステアリングは、リムの程良い太さと言い、適度な柔らかさと良い、軽自動車用としてはよくできているなあ、という印象。

 とは言え、長年革巻のステアリングを握り続けているので、エスクに乗ったりすると、やっぱり革巻はいいなあ、と実感することも多く、なにしろ運転中常に触れている部分でもあり、質感は大事と考えているので、今回ステアリングの交換に踏み切りました。

 もっとも、予算的に新品は買えず、中古でも社外のナルディやモモは中古のボスが出ておらず、新品はかなり高価だったのと、ステアリング本体もやはり高値でした。しかし、ワゴンRは革巻を採用しているグレードも多く、スズキ純正は探してみると、販売台数が多かったためか、意外なほど数も多かったのです。

 安いものだと1000円代から、高いものだとその10倍くらいまで様々で、オクの出品はほとんどが解体業者のようでしたが、外した車両の走行距離を書いていたり、傷の詳細な写真を載せていたりと、わりと良心的なようです。
 ただ、さすがに最安値のものは革に破れが生じていたり、元車両の走行距離がやたらと長かったりとそれなりなのは、しょうがないところ。難しいのは、だからといって、高い=程度が良い、でもなさそうで、高値を付けられていても、明らかな傷があったり、汚れが目立つものもありました。

 ワゴンRは生産期間も長かっただけに、ステアリングもホーンパッドのデザインや、革の色など細かなバリエーションがあり、本当はスティングレー用に設定(限定車用かも)されていた、黒い革のステアリングが精悍なイメージなので欲しかったのですが、程度のいいものがなく、最も数が多く出ていたグレーの中で、比較的良さげなモノを無事ゲットしました。
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 これもスティングレー用なので、ホーンパッドが少し小さくなり、その左右にシルバーの飾りパネルが付くのが特徴です。
 このシルバーのパッド部には、モデルによってはステアリングスイッチが付いたものもありましたが、ウチはどっちにしろ社外オーディオなので、変換アダプタが必要なことと、軽自動車だけにオーディオ位置が近く、操作に不便を感じないことから、あえてスイッチなしを選びました。
 このデザインが、なんとなくエスクのステアリングに通じることもあって気に入ったこともあります。
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 届いたブツは、ステアリングカバーをかけて使われていたらしく、所々にカバーによる擦り傷やへこみがあるものの、カバーされていたぶん、全体はとてもきれいなものでした。飾りパネルにも、微細な傷があることが出品時から謳われていたので、何なら塗装してしまおうかと思っていましたが、現物のそれは気になるほどではないため、面倒なのでそのまま使用することにしました。


 ステアリング交換など、さしたる作業ではありませんが、気は心で整備手帳に上げてあります。


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 そして、ついでなので、エスクと同様センターマーカーを付けてみました。
 その昔、冬道講習を受けた際に、舵角がわかりやすいのは運転しやすいなあと感じて以来、エスクには付けていたものです。

 と言っても、単にビニールテープを巻いただけなんですが。そのまま貼り付けると、粘着剤でステアリングがベタベタになるので、裏側にはビニールを張り、止める部分だけ粘着剤を活かすようにしています。剥がれたら巻き直せばいいので、当面コレです。

 実際に握ってみると、第一印象はエクスのそれと違って、革の質感自体はそう良くはないなあ、というものでしたが、コスト制限が厳しい軽自動車用だけに、これは仕方ありません。それでも握り心地がいいのは、街乗り程度でも感じますし。

 ちなみに、最近の自動車用、ことにステアリング用としては、本革と言っても人工皮革、合成皮革がほとんどなのだそうです。理由はコストももちろんありますが、環境の厳しい車内であることから、耐久性の問題と、牛革は専用オイル等でのメンテナンスが必要なのに対し、人工皮革類は、汚れを拭き取る程度で済むこと、現在の製造技術では、質感も変わらないこと、品質が均一にできること、などが理由だそうです。

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 ところで、ステアリングって、外した単体だけを置いていると「生首」という単語を連想するのは、かわねこだけでしょうか。(笑


Posted at 2023/08/25 21:43:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ
2023年08月23日 イイね!

みずいろ・いろいろ

みずいろ・いろいろ あ~るくんのボディカラーは、ブリーズブルーという、水色です。カラーコードはZLU。
 街を走るワゴンRでも、それなりに見かけるカラーなので、ごく一般的なものだと思っていたのですが。

 タッチアップを探すと、意外なことにどのお店へ行っても在庫がありません。
 かなり探し回ってわかったのは、なんとこのカラー、市販ペイントの標準色ではなかったのです。もう古いから標準色ではないのか、台数が少ないから標準色ではないのか、判然としませんが。もっとも、それこそ星の数ほどあるのでは、というボディカラーのすべてをラインナップするのは、塗料メーカーとしても、現実的ではないでしょうけれど。

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 スズキ車の水色、というと、個人的にはHA36アルトの水色も連想し、こちらはフィズブルー(ZJH)という、ブリーズブルーより少し明るい水色で、現行型MH85ワゴンRの初期モデルにも設定がありますが、これは街で見かけても少し色合いが違うな、とは感じていました。

 ところが、同じMH23SワゴンRの水色でも、ブリーズブルー以外のものがあるのに気づきました。
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 画像上はアクアベールパール(ZPS)と言い、一見画像下のブリーズブルーに似ていますが、もっと明るい色になっており、MH23Sの後期モデルから採用されているので、よく観察するとこのカラーの車両もそれなりに見かけます。
 個人的には、あ~るくんのちょっとグレーがかった、落ち着きのあるブリーズブルーの方が好みなのですが。
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 ちなみに今回調べて、ブリーズブルーは、ジムニーの限定車クロスアドベンチャーにも採用されていたと知りましたが、スタイリングが違うためか、色合いも違って見えますね。

 もっとも、同じメーカーの同じ色記号であっても、車種によって実は微妙に色が違う、ということもあるそうで、その昔、先代のD21テラノを全塗装した時にこんな話も聞いています。

 そんなわけで、クルマのボディカラーあるあるですが、同じように見えても実は異なるカラーで、スズキの水色だけでも、けっこう種類があるのです。

 意外なことに、ブリーズブルーだけではなく、アクアベールパールも、フィズブルーでさえもあ~るくんの次世代、MH34Sから現行型初期までと、設定期間が長かった割に市販ペイントの在庫はなく、なぜかあ~るくんより古い、Kei用のスカイブルー(Z4A)は在庫があったり。
 これまでは、先代D21テラノのダークブルーとか、81スイスポのスペリアホワイト(いわゆる軽トラの白)とか、エスクのブルーイッシュブラックも、タッチアップ探しに困ったことがなかったので、これは予想外でした。

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 しかし、ソフト99では、カラーコードがわかれば、店頭で調色してくれるサービスを行っており、十勝のホームセンターでもこのサービスをやっていたので、さっそくタッチアップをつくってもらいました。
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 しかし、いざ塗ってみると…色が違います。
 タッチアップの方が明らかに濃いのです。

 外鈑塗装が、13年で色褪せて薄くなっていることもあるとは思いますが、それを考慮してもコレは厳しい。

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 前オーナーがベタベタ塗っていたタッチアップもずいぶん色が濃いので、もしかすると同じサービスでつくられたものを、わりと近年に塗ったのかもしれません。

 クルマの外鈑色は、どうしても紫外線で退色しますし、それどころか同じ車種の同じ色でも製造ロットによって、微妙に色味が違うことすらあるので、一般的に販売されている社外メーカーのタッチアップが、新車でも合わないことは、ままあります。
 プロの鈑金屋さんは、実際の外鈑に合わせて調色し、場合によっては、部位によって調色を変えて合わせてくれるものなので、市販品では多少の違いはあっても仕方ないとは言え、この差はちょっと大き過ぎます。

 そこで、つくってくれたホムセンに色見本を持ち込み、少し薄めに調色できないものか相談しましたが、色記号に合わせたデータで作るのみで、一切調整はできないと、けんもほろろな残念回答。
 この調色サービスでスプレーペイントをつくってもらい、外装傷をパテ盛りして修理するつもりでしたが、色が手に入らないので、計画が暗礁に乗り上げてしまいました。

 鈑金屋さんに調色だけを頼んでも、基本的には受けないはずで、仮にやってくれたとしても、今度はそれを塗装するエアガンなどが必要で、このためだけに塗装機材一式を購入するわけにもいきません。だからといって板金はDIYで、塗装だけプロに、というのもまず受ける鈑金屋さんはないはず。
 そうなると、鈑金一式すべてプロにおまかせコースになりますが、仕上がりは間違いないものの、金額を考えると、これも現実的ではありません。

 あとはいわゆる近似色、も考えましたが、だからといって片っ端から水色のタッチアップを購入して合わせるわけにもいかず、それこそ色が合う可能性の方が低いので、これも現実的とは言えません。

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 そこで、もしかすると塗料メーカーが変われば、色合いも多少変わるのではと、一縷の望みをかけて、ホルツのタッチアップを購入してみました。
 ホルツも標準色ではなく、オーダーカラーとなるため容器は無印ですが、ネットで普通に販売されています。
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 すると。
 画像下がソフト99のもの、上が今回のホルツ。
 やはり全体に色は濃い目なものの、ソフト99よりは薄いので、これならボカせばギリギリなんとかいけそうかなあ、というレベルであることがわかりました。 
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 そこでスプレーもさっそく購入。
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 と、スプレーの方は、タッチアップよりさらに薄く、意外なほど色が合っています。画像左側の方は、わざと濃い目に吹いたところで、そこのタレ部分以外はあまり違和感を感じなく、じゅうぶんに使えそうです。


 今回の話、ウチのは古いクルマだからとか、不人気色だからかな、と、友人にこの話をしてみたら、意外なことに、スバルのイメージカラーである、あのWRブルーでさえも、タッチアップは純正ですら、色が合わないのだと聞いて、驚きました。

 このように、塗装の世界は奥深く、難しいものなのでしょう。
 そう言えば以前、プロの鈑金屋さんに、「職人として活躍できるかどうかは、調色時のわずかな色の違いを見分けられるかで、それは経験だけではなく、天性の才能もあるのだ」と、聞いたことを思い出しました。

 ま、ウチの場合はどっちにしろ素人修理ですし、目標が「ぱっと見でも、明らかに素人が修理したな、とわかるレベル」というハードルの低さです。それでも「傷のままよりマシ」だからなので。

 一時は手詰まり感で、精神的にもかなり参っていましたが、これで資材のメドは立ち、素人修理が現実に向けて動き出しました。
 あとは、かわねこ基地作業場は当然露天なので、パテ盛り、塗装の工程に、2日間確実に雨が降らないお休みを確保できるかが課題です。
 しかし早くやりたいのはやまやまですが、今年の十勝の夏は例年以上に雨が多く、また、降っていなくても、塗装の天敵である湿度が異様なまでに高い日が続いているため、いつ作業にかかれるかは、天気予報をにらみながら、もう少し先となりそうです。

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Posted at 2023/08/23 21:30:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ
2023年08月09日 イイね!

祭を待ちわびて

祭を待ちわびて 先週末は、北海道も台風の影響を受けてか、全般的に雨もよう。
 しかしこんな時に限って、とりあえず家事など諸々がやっとひと段落。先日までの、各イベントに行けなかったのは悔しい限りですが。

 午前中は天候が安定していたことから、このあと降る、のが確実にわかってはいましたが、あ~るくんの小キズの誤魔化しにフクピカをかけてみることにしました。そのため、下処理で洗車。洗車したからフクピカをかけるのではなく、フクピカをかけるために洗車するという、本末転倒。(笑

 例の大傷修理も、時間的制限と、資材調達の関係から今のところ目処が立っておらず、そのため、たまの洗車も洗いざらしばかりでしたが、ここで初めて拭き取り洗車。
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 さっそくフクピカをかけてみると、なるほど、小キズが目立たなくなります。馬鹿にできませんね。
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 ダストが溜まりやすい、フロントホイールも拭き上げてやると、ずいぶんきれいになりました。

 そんなわけで、シェルパくんは入院中(どっちにしろ雨で乗れない)、エスクも前週の平日にひと走りして、洗車もしたのでここでまた雨中走行は遠慮したい、という消極的思考になり、どんにょり天気とは言え、結局、ちょっとだけキレイになったあ~るくんで、お出かけすることに。

 気づけば暦は8月に入っており、という事は、ラリホはもう来月。チケットも手配したので、今年のラリホ最大のトピックであろう、新コースが設定される、池田町を下見を兼ねて尋ねることにしました。

 ちょうどお昼だったので、せっかくならと、途中でお気に入りのお店を尋ねるも、2軒連続休業日で撃沈の引きの悪さ。しかたないので、そのまま池田を目指します。

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 道沿いのワイン用ぶどう畑には、「歓迎ラリー北海道」の文字が。ラリーファンはこれだけでアガります。(笑

 そして池田町内では、見つけた蕎麦屋さんを訪ねてみました。

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 民家を改造したお店なので、知らないと通過しそう。既に完売の帰り際に撮ったため、写真ではのれんが下がっていないので、余計そう見えますが、そののれんも、屋号も何も書いていない白い布なので、これまた地味。

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 メニューを見て、オススメと書いてあった「黒豚せいろ」をオーダー。かわねこ、冷たいそばを温かいタレに付けるせいろが好きで、昼時もとっくに過ぎた時間とあって、お腹が空いていたので、メニューに記されていた「ごはんが付きます」に惹かれました。(笑
 ちょうど最後の一食に滑り込めたようで、すぐ後に来られた常連さんが、完売と聞いて残念がっていました。

 味わい深いタレは、かなり濃い目なので、コシのある十割蕎麦は、少しだけつけていただくのが良さそうです。残ったタレに卵を入れて、豚すき風ミニ丼にするのがオススメと聞いて、やってみましたが、これが美味い!さらに残ったタレも蕎麦湯でしっかりいただいたら、すっかりお腹いっぱいになってしいまいました。^^


 ごはんの後は、さっそく新ステージが設定される場所の確認に向かいます。
 しかも、ラリホでは実に12年ぶりとなるスーパーSS。
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 入り口にある、池田清見温泉にもラリホの幟が立っているのが嬉しい。
 今回は、風呂セットを積むのを忘れて入りませんでしたが、露天はないものの広い窓があり、銭湯スタイルの味のある温泉で、なんどか入りに来たことがあります。

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 その奥左手に、かなりの広さの広場があります。まだ何も工事が始まっていないのですが、ここがスーパーSSの会場なのでしょうか。それとも。

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 さらに奥には野球場が。公式アナウンスでは会場は旧野球場、となっているので、ここである可能性が高いのですが、ただ、ここだとちょっとコース作成には狭いような気もします。

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 新城の総合公園のように、公園内の通路をコース化するのでは、という懸念もありますが、それだとかなり狭いのと立木で、ギャラリー的にはあまり良くありません。果たしてどのようなコース設定になるのか、楽しみです。

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 野球場前には駐車場がありますが、当然キャパは限られていますので、競技車のスタートグリッドと、関係車両のみでしょう。ひょっとするとプレミアムパス用くらいは確保するかもしれませんが。

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 野球場の南側が、広く空いていましたが、ここはパークゴルフのコースのようです。

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 近年整備されたらしい外観のトイレもありました。入っていないので、中はわかりませんが。

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 片隅には、ザ・昭和なベンチがありました。懐かしいなあ。(笑


 会場近辺には、駐車場になる広い場所はなさそうなので、池田市街地近辺に、特設駐車場を設けるのだと推察します。
 個人的には、利別川沿いに広大な河川敷があるので、そこが駐車場になるのではと見ていますが、そうだとすると、会場まで2㎞くらいあるので、シャトルバスが出るでしょうね。(徒歩だと昇りなので、距離的にもちょっとツラい)

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 ついでなので、市街地から東奥にある、展望台にも足を向けてみましたが、残念ながら向かっている最中に雨が降り出したので、展望台には寄らず。

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 放牧されている牛さんを見かけて、そういえば、公式サイトにも載っていた、牧草ロール看板ってどこなんだろう、と、思いつき、国道を帯広方面へ向かっていたら、市街地にでん、とありました。

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 これは目立つなあ。地元の歓迎ムードが嬉しい。

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 これで今日のミッションコンプリート。帰ろうとした時、国道沿いのお店にも、ラリホの幟が立っているのを見て喜んでいたら、入り口横のソフト看板を見つけてしまいました。これは寄らずにおれません。(笑

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 さっそくソフトなう!
 ミルク感がありながら、さっぱりした味で、美味。^^
 ちなみにコーンは3種類から選べます。これはワッフルコーン。しっかり堪能して、池田町を後にしました。


 十勝はあとひと月で、ラリー北海道という名のお祭りに入ります。

 今年はTGRのラトバラ代表がラリー2で参戦が確定しましたし、モリゾウさんと、あのユハ・カンクネン!もデモランをすると言うし、過去最高の盛り上がりになるのは間違いないところです。

 特に金曜日のラリーショーは、相当な人出が見込まれ、大混雑しそうですが、盛り上がりのためならば、それもまたやむなし。

 今から楽しみで仕方ありません。^^






Posted at 2023/08/09 21:32:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ

プロフィール

「とある事情で、出先で空気入れが必要になり、そー言えばあ~るくんは、スペアタイヤがないのでコンプレッサー積んでいるな、と、初めて使ってみたけど、けっこう優秀だった。」
何シテル?   04/26 12:17
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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スズキ エスクード スズキ エスクード
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カワサキ スーパーシェルパ シェルパくん (カワサキ スーパーシェルパ)
街乗りから林道散歩、ツーリングまでなんでもそつなくこなす、オールラウンダーな相棒です。 ...
スズキ ワゴンR あ~るくん (スズキ ワゴンR)
池から自転車で飛び出したり、自分でゴハンを炊いたりはしないけど「あ~るくん」です。(笑 ...
カワサキ KSR-II ちびくろ (カワサキ KSR-II)
1991年にわがやへ来て以来、林道探索に活躍。現在はそのコンパクトさと2ストの加速力で、 ...
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