ステアリング交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
あ~るくんは、5MTを選んだので、グレードはFXです。そのため、ステアリングはウレタンのものが付いていました。
このステアリング自体は、ウレタンの柔らかさなど、なかなか良くできているとは思うものの、運転中はずっと触れる部分でもあり、これまで革巻ステアリングを握っていたことから、交換することにしました。
2
幸い、ワゴンRはグレードによって、革巻を採用しているものも多かったので、オクにたくさん出品があり、その中から良さげなものをゲット。
ワゴンRスティングレー用の、純正革巻ステアリングです。
3
てなことで、さっそく分解。
まずはエアバッグのインフレーターを放電させるため、バッテリーのマイナス端子を外します。車種によっても異なりますが、3分程度放置すれば良いらしいものの、念のため10分ほど放置。
余談ですが、マイナス端子を外すと、トリップメーターやオーディオの音響設定などは消えてしまうはず、と再設定を覚悟していたのですが、端子を戻してみると、意外やオーディオのラジオ局メモリーだけが消えていて、音響設定もトリップメーターもそのまま生きていました。
そして、ステアリング横にある、M6トルクスボルトが左右に付いているので、この2本を外します。
ウチはたまたま、このサイズのT30トルクスビットがチェストに入っていたので、すぐ作業できました。
4
ボルトを外すと、ホーンパッドが手前に外れ、この裏にエアバッグのユニットとインフレーターが付いていますが、配線があるので注意が必要です。
5
赤い配線は、ホーン用。端子が差し込まれているだけですが、ちゃんとロック付端子になっています。
6
インフレーターのカプラもロック付で、黄色いロックを、マイナスでそっと浮かせてやるとカプラが外れます。
7
購入したステアリングは、インフレーターが外されていたので、元のを移植する必要があります。
これは、インフレーターは危険物扱いになるため、発送できないことから、オクで出品されているステアリングは、みなインフレーターなしでした。
インフレーターは、M5ナット4個で止まっているので、これを緩めて本体を外します。
緩み防止のためにロックタイトが効いているのか、元のナットも、革巻ステアリングのナットも少し硬めで、指では回りませんでした。
スティングレーと言え、型式も同じMH23Sなのでポン付けでしたが、確認するまで実は違っていたらどうしよう、とちょっと頭をよぎったのは秘密です。(笑
8
ステムナットには、予め、センターにマジックでラインを引いておきます。
ナットを緩めたり締めたりするのに、ステアリングロックを利用しますが、回さないとロックが効かないためのセンター出しです。
また、締め付けトルクが不明だったので、それを合わせる意味もありました。
もっとガッチリ締まっているかと思いきや、意外とトルクは弱めで、感覚的には50~60N・mと言ったところでしょうか。
よく言われることですが、ステムナットを外してしまうと、ステアリングが外れた衝撃で顔面を直撃するため、ステムナットは外さずに、少し残した状態で付いていたステリングを揺すって取り外します。
ウチのあ~るくんは、走行距離が少ないせいか、少し揺すっただけで、あっさり外れてくれました。
9
あとは外したのと逆の手順で組み付けるだけです。
組付け後、左右にフルロックまで回してガタや異音はないか、ウインカーレバーはきちんと戻るか、ホーンは鳴るか等の確認をします。
もちろん、実走してセンターがちゃんと合っているかの確認をするのも、言うまでもありません。
コスト制限が厳しい、軽自動車のステアリングだけに、そんなに上質な革を使っているわけではありませんが、やっぱり革巻は握り心地がいいですね。
10
ついでにセンターマーカーも付けてみました。
と言っても、水色のビニールテープを巻いただけですが。そのまま直に巻いてしまうと、ステアリングが粘着剤でベタベタになってしまうので、裏にビニールを貼って止める部分だけ粘着剤を活かすように工夫しています。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク