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かわねこのブログ一覧

2022年09月24日 イイね!

ラリー北海道2022 DAY2

ラリー北海道2022 DAY2 今回のチケットは「パーソナルスポンサー」にしようか、SS単体の「ステージ券」にするか、実はかなり悩んでいました。
 応援の意味でも、パーソナルがいいとは思っていましたが、朝4時起きでSSを掛け持ちした、ラリージャパン時代と違って、お疲れ気味の昨今、DAY1は陸別に張り付いて3本のSSを堪能し、DAY2はリエゾンとサービスパークのみにしようかな、と日和り、SSチケットを購入したのです。


 そんなわけで、昨日の陸別は発熱でSS1こそスキップしたものの、2本のSSを堪能したので、今日はリエゾン観戦。
 後半のサービスに戻るあたりを目指せば、朝もゆっくりできるのですが、今日のSSをは3本しかなく、せっかくなので、足寄に行くことに。
 足寄であれば、SS8のオトフケリバース1を終えて、SS9パウセカムイリバース1に向かうラリー車に会うことができ、さらにパウセカムイを終えて、北愛国のサービスに向かう帰りのラリー車も見られる、1ヶ所で2度おいしいポイントなのです。

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 ただし、足寄をSS9に向け、ラリー車が通過するのは、朝の7時頃。なので、5時半起きで朝もやの中向かいます。あれ?昨日も同じ道を走っていたような気がしますが、気のせいでしょう。(笑

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 朝もやはすぐに晴れ、足寄に着く頃には今日も嬉しい晴天になりました。
 通過時間を計算して、7時少し前には到着しました。しかし、1~2号車は通過してしまっていましたが、3号車の金藤先生には間に合いました。

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 沿道には、既に数名のギャラリーの方がいらっしゃいます。 
 ラリー北海道の幟がはためく公道を、ラリーカーが通過する、いかにもなリエゾンの雰囲気がいいですねえ。

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 あれ?なにかWRカーらしきインプレッサが通過したような…。(笑

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 スバル繋がりで、タクマ選手。^^;

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 なんて油断していると、いつの間にか対向車線には、パウセカムイを終えて北愛国へ戻る0カーが来ています。ドライバーは毎度おなじみの大井こずゑ選手。

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 こうなると、パウセに向かうラリー車と、北愛国へ帰るラリー車が同時に来たりするので忙しい。^^;

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 パウセに向かうラリー車を見送ってから、反対車線に移動して、帰りを迎えます。
 ふと見上げると、ナナカマドの実が赤く染まっていますね。北海道の秋を実感する瞬間です。

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 おや、Gr.Aインプレッサも走っているではありませんか。今年のラリホは参加車両が多彩だなあ。(笑

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 大きく手を振ってくれたのは、クスコチームの番場彬/保井隆宏組。
 OP-XC2クラス優勝おめでとうございます。

 ちなみにこのハイラックス、SSで豪快なドリフトを披露していますが、ご存知のようにセンターデフのない直結4WDなので、アンダーステアをどう克服しているのか疑問でした。これを番場選手に尋ねたところ「リアデフの効きを強めにしているので、意外と乗りやすいんですよ」とのことでした。おお。
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 スイーパーまで無事見送り、晴天の下のんびりドライブでサービスパークへ向かったのでした。
 
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 北愛国では、出店の焼きそばでお昼ごはん。やっぱりこうじゃなくちゃ。
 ラリー仲間たちにもひさびさに会うので、なんだかんだ話をしているうちに、表彰式が始まりました。

 国際クラスでは、地元十勝の金藤公人/原信義組が見事3位入賞。

 表彰式の写真は、人が多すぎたので撮っていません。^^;
 わたしは後方で、惜しみなく拍手を送りました。

 しかし、例年のラリホではありえないほどの暑さ。最後まで間近で表彰式を見たかったのですが、日差しの強さにJN-5以降は、後方の日陰に避難してしまいました。

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 と、表彰式も終わったその後、広場にアイセロチームのファビアがやってきました。
 今回、初日のトラブルで全日本クラス9位とふるわなかった、ヘイキ・コバライネン/北川紗衣組でしたが、ここで全日本JN-1シリーズチャンピオン決定。おめでとうございます。
 その公報用撮影をしていたので、後ろから失礼して撮影。

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 これで今年のラリホは終了。これまでのアジパシ開催のラリホならば、こんな明るい時間に終了することは考えられず、JN-6がポディウムフィニッシュする頃には真っ暗になっていたものでしたが、今年は、早々にサービステントも撤収されていました。

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 祭りのあとの寂しさが漂う北愛国。
 今年もありがとう。また来年も会いましょう!
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おわり


 オマケ
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 今年の戦利品、の一部。(笑
 ラリーショーでいただいたタオルやステッカー。そしてどの家庭にも1枚はある(笑)ダンロップのTシャツとタオルは、チケットの抽選でいただいたもの。
 画像には写っていませんが、この他にヘイキ・コバライネン選手/北川紗絵選手のサイン入りクリアファイルももらいました。後で額装して飾ろうと思っています。
 あと、公式グッズブースで、ピンバッジと、アドバンの傘を買ったりもしています。これでも例年に比べると、散財は抑えたほうです。(笑

 画像右上は、ウルトガチャで当たった、ドライバーセット。+と-の2本セットかと思いきや、箱を開けたら5本セットだったのでぶったまげました。で、少しは還元しようかな、と、再度翌日に外れ上等のつもりでガチャを2回回したら、こんどは右中のLEDライトと右下のハンマーが当たってしまいました。^^;
 ハンマーは、プラハンとゴムハンの両面タイプで、打撃部分のみの交換もできる優れモノ。このタイプのハンマーは持っていなかったので、これも素直に嬉しい。

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 工具はさっそく、ガレージのチェストに収めました。これから活躍してくれることでしょう。




Posted at 2022/09/24 23:42:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2022年09月22日 イイね!

ラリー北海道2022 DAY1

ラリー北海道2022 DAY1 いよいよ競技開始です。
 DAY1のギャラリーSSは、リクベツロング1~3の3本。なので、陸別サーキットに張り付けば、1日楽しめます。
 しかし、SS1のリクベツロング1を観戦するためには、スタートが8時過ぎなので、4時起きで出発する必要があります。

 ラリーあるあるとは言え、朝早いのはいささかツライので、夜のうちに移動をかけ、エスクで車中泊…も考えたのですが、ちょっと引っかかったのが、前日にコロナワクチンを接種したこと。前回と違い、ファイザー製ワクチンだったものの、移動中や陸別に着いてから副反応で高熱…なんてことになったら、やっぱり厳しい。

 そんなことから、前日は素直に基地に帰投し、大人しく早めに寝たのですが。
 アラームで起きた4時に熱を測ってみると、案の定38.2℃の熱。夜中に悪寒がしたので、たぶん発熱しているな、とは思ったものの、さすがにこれを押して出発は無理。しかし3時間後の7時に起きれば、SS4のリクベツロング2に間に合います。

 てなことで、二度寝して7時に起きると、起き抜けは37.5℃の微熱でしたが、朝食を摂ったりしながら数回測ると、その度に37.2℃、37.1℃、37.0℃、36.8℃…と、着実に下がっていきます。
 頭痛や悪寒、身体の違和感もなく、これなら大丈夫。てなことで、いざ陸別へ。

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 昨日に引き続き、嬉しい快晴。ラリホと言えば、寒い、とか雨、というキーワードが浮かぶのですが、今年に限っては、寒さや雨の心配はありません。むしろ日焼け止めをしっかり塗り込み、デイパックには熱中症対策の飲み物を入れてあるほど。

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 と、陸別手前の駐車帯に、レプリカのインプレッサが停まっています。そう、みん友のれいぽんさんが、ここでリエゾン応援をしていたのでした。
 もちろんこれに乗らない手はなく、さっそく一緒に応援。

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 すると、駐車帯の端にJN-3の竹内源樹/木村悟士組のBRZが、続いて山本悠太/立久井和子組のGR86が停まったではありませんか。
 SS2のヤムワッカ1を終え、SS3のヌプリパケ1へ向かう途中で、下回りとタイヤチェックのようです。激戦のJN-3クラス、両選手の本気度を感じたひとコマでした。

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 そして実にひさびさの陸別サーキットに到着。
 以前に比べると、対岸のFエリアの観客が少なめに見えますが、奥のA~Dエリアでの観戦者も多かったためでしょう。駐車スペースは8割以上埋まっている印象でした。

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 わたしは今回、移動が面倒でSS4リクベツロング2、SS6リクベツロング3ともにEエリアに陣取りましたが、樹林帯で影が落ちる、そもそも逆光、と、撮影には難しいポイントでした。
 出店にも遠いので、お昼の鹿カレーも食いそこねたし、ちょっと失敗だったかな。

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 国際クラスやJN-1は速いので、なかなか動きも合わせきれず、バックショットになることも。
 ノリさんや新井とーちゃん、ヌタさんやタクマさんは合わせ切れませんでした。

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 しかも風向きが変わり、最終コーナーを抜けたラリー車のホコリにも襲われるという。(笑

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 もっとも、ヘイキ・コバライネン/北川紗依組のシュコダ・ファビアの激走が見られたのは行幸でした。
 前戦のラリーカムイまでは、圧倒的な速さを見せた、コバライネン選手ですが、今回は精彩を欠いています。タイトル獲得のために抑えているのかと思ったら、本当に苦戦していたもよう。ラリー北海道が国内屈指の難しさ、と言われるだけあります。

 北川選手、コーナーリング中にちゃんとギャラリーに向かって、手を振っているのがすごい。^^;

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SS6は、ジャンピングスポットをメインに撮りましたが、ホコリでAFが狂ったりで、ジャンプの瞬間がうまく撮れず、着地してからとか、良くて着地した瞬間とか。(←ヘタレ
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 竹岡圭/中田昌美組のFJクルーザー。SUVだけあって、サスストロークがすごい。

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 反対側の、最終コーナーに向かうストレートの方が、順光で撮りやすいのですが、写真としてはあまり面白くありません。^^;

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 そうは言いながらも、しっかりリクベツを堪能しました。

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 おなじみのダンボール看板も健在。^^
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 毎回の、この手作り感がステキ♪

 まだ15時台で、例年に比べると時間は早いので、北愛国のサービスパークへ行くことも頭をよぎりましたが、(病んでないけど)病み上がり(みたいなもの)なので、明日のDAY2に備えて、残念ながら今日も大人しく帰投することにしたのでした。
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つづく
 
 



















Posted at 2022/09/22 23:58:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2022年09月19日 イイね!

ラリー北海道2022 DAY0

ラリー北海道2022 DAY0 ラリー北海道が今年も開催されました。
 しかし、今年はある意味で特別な年だったような気がします。
 そう、3年ぶりに有観客開催だったのです。

 既に「ラリホは年にいちどのお祭り」になってしまったぢぶんにとって、そして数多のラリーファンにとっても待ち望まれたものでしょう。

 以前勤めていた職場では、この時期休むなどということは考えられず、ほとんどが日曜の1日のみどうにか観戦、というものでした。なので、十勝に来てからというもの、ここぞとばかり金曜は休みを取って、DAY0からの参戦がデフォルトになっています。しかも今年は9日金曜日が、偶然にも4回目のワクチン接種の日。大手を振って休みだと公言できます。(笑
 
 とは言うものの、いつもいつもスロースターターなかわねこ。
 この日は朝いちにワクチン接種を受け、速攻で出かけ…たわけではなく、前日までの仕事疲れもあって、しばしだーらだら。近いからと11時過ぎにやっと腰を上げたのでした。
 さっそく、スーパーピットに車検を見に行くと…あれ、行われていません。実は前日も車検をやっているのではと、出かけた帰りに覗いてみたのですが、やっていなかったので、どうも今年は別の場所で行われているもよう。
 なので、北愛国へ行ってみると、入り口もいつものサツナイリバー横ではなく、正面入口になっていました。

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 と、やはりと言うべきか、北愛国で車検が行われているではありませんか。これまでなら、ラリー車のごく近くにまで近づいて見学できましたが、今年はコロナ対策もあるらしく、遠巻きに見学しかできませんでしたが、これは仕方のないところでしょう。

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 サービステント群を見ると、ああ、ラリーだなあと実感し、このあたりでやっとテンションが上がってきます。(笑

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 今年もウルトさんのブースが出ていました。実は毎年ここと、公式グッズ販売ブースが楽しみなのです。
 ウルトさんは、工具類の即売をやっており、いつも文字通り赤字覚悟としか思えない、お祭り価格なので、これを逃す手はありません。
 なのでブースには、各チームのメカさんが大勢工具を物色しに来ていました。

 ただ、狙っていたメカニックグローブが今年はなかったのが残念。使いやすくてお気に入り。あともう2双ほど買おうと思っていたので、ウルトさん、来年はぜひ持ってきてください。^^

 すっかりおなじみになった「ウルトガチャ」もやってみましたが、なんといきなりドライバーセットの大当たり。幸先イイですが、これで今年の運は使い切ったかと。

 そういえば、今年はアジパシを返上したためか、シェイクダウンがありませんでしたね。

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 そんなわけでラリーショーへ向け、帯広駅前に移動。ショッピングセンターの駐車場にエスクを駐車します。ここには「インデアン」があるので、カレーで昼食を摂り、駅前に行ってみると、ラリーカーが集結しています。

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 今回、駅前のひと区画を通行止めにし、ラリーショーとセレモニアルスタートを行っていました。
 平日にもかかわらず、この人出。みんな、ラリー成分が枯渇していたんですね。(笑

 ふと横を見たら、スマホでこの風景を撮っているT委員長の姿が。とても嬉しそうな笑顔が印象的でした。

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 ラリーショーは大盛況。人気の選手には行列が。俳優の哀川翔アニキも参加していました。選手たちも嬉しそうです。

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 先に書いたように、ここは駅前の公道を封鎖して行っています。
 帯広市を始めとする、関係各所の理解なくしてはあり得ず、同時にオーガナイザーの尽力があってこそ。ラリーファンとしては、感謝しかありません。よくぞ開催してくれたものです。

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 バックのビルは、十勝で有名なカレー店「インデアン」を運営するレストラン「ふじもり」。商店街でもあるので、これもラリーに対する地元の理解度を示していると言えるでしょう。

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 自衛隊の支援もあり、セレモニアルスタートの前には、音楽隊による演奏も。一糸乱れぬ精密な行進は、実にカッコいいものでした。

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 セレモニアルスタートは、沿道に大勢のファンが取り囲みます。なんだかラリージャパンを思い出す風景でしたね。

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 ちいさなお子さんを連れた、地元の方、つまり我々のようなラリーマニア(笑)ではないと思われる、親子や高齢の方も見かけました。
 こういう一般の方が参加してくれるのは、とても喜ばしいことです。
 画像は、ARTAラリーチームの石川選手。わたしの隣りにいた子供を見つけて、わざわざ停車してキャップをプレゼントしていました。
 この子も「ラリーってかっこいいな」と思ってくれたことでしょう。

 3年ぶりということもあり、満喫した1日でした。やっぱりラリーショーとセレモニアルスタートはいいなあ。


つづく


Posted at 2022/09/19 18:34:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2022年09月06日 イイね!

僕らの夏の夢

僕らの夏の夢 ブログを書くたびぼやいていますが、今年の北海道はまあ見事に梅雨です。梅雨が明けぬまま、秋になりそうな勢いで。(泣
 まだここまで雨続きではなかった、7月のシェルパくんの走行距離が960kmに対し、8月のそれはわずかに310kmだったのが、いかに天候が悪かったのかわかろうと言うもの。


 盆休みも日和ってしまった(それはそれで楽しかったけど)ので、オートバイ成分が枯渇気味。
 実は、盆休みにツーリングを断念したのは、ちょうどオイル交換時期だったこと、どうもミッションが引っ掛かる感じがするのと、リアブレーキの効きが甘く、バランスが悪い感じがすることが気になったこともあったのですが、盆明けオイルとエレメントは交換し、ミッションはクラッチワイヤーが伸びて、遊びが大きすぎていたため、リアブレーキはステップゴムを取り付けた際に、踏み込み位置を少し下げ過ぎたためで、それぞれ調整すると、見違えるように好調になりました。やっぱり日々のメンテンスはさぼってはいけませんね。^^;

 そんなわけで、やたらと現場続きで忙しかった先週。金曜日がちょうど仕事も空いたうえ、天気予報も晴れで夏日。これはもうこの機会を逃すわけには行きません。

 いつもなら○○方面、など、決めるのはざっくりとした方角くらいで目的地を定めずに走るのが、かわねこのツーリングスタイルですが、今日は浜中町という目的地がありました。
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 往きは真っ当に本別から阿寒まで高速を使い、時間短縮。そういえば、前回の釧路からの帰り「高速に乗るのは初めてかも」なんて書きましたが、2017年に、通行止めになった日勝峠の迂回路として無料通行できた時に、十勝清水~トマム間を走行していました。(笑

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 それはともかく、せっかく高速に乗ったのに、ずいぶんと流れが悪い。と、思ったら、数台前に自衛隊車両が連なっていたためでした。ちなみに対向車でも自衛隊車両をずいぶん見かけたので、演習が活発だったのでしょうね。

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 ところで、前を走っていたのは、旧73式、いわゆるジープでした。もうすべてパジェロベースの新73式に変わり、旧73式は退役したのかと思っていましたが、まだ稼働していたとは。

 釧路では、外環状道路をいったん降りて、市街地に入ります。シェルパくんの燃料タンクはスリムなだけに、あまり容量は多くなく、燃費がいいとは言えリザーブになるまでの航続距離は200㎞+αと言ったところ。浜中までは行けそうでしたが、スタンドの少ない地域だけにあまりギリギリにせず、余裕を持ちたかったのと、走りっぱなしだったので、休憩と水分補給を兼ねてです。

 給油完了で、再スタート。
 燃料さえ満タンならば、止まらずにどこまでも走れそうな気分になるのは、ライダーズ・ハイですね。(笑

 別保まで外環状道路に乗り直し、降りたあとも少し遅いトラックがいたりはしましたが、比較的順調に走れました。
 今日はジャケットのメッシュをフルオープンで、暑くなく寒くもない快適なツーリング日よりなのが嬉しい。

 と、まことに上機嫌で数十分も走ったあたりで、異変に気づきました。厚岸の街が見えてこないのです。しばらく前に「厚岸町」の町名表示は見ましたが、おかしいな、これだけ走れば海岸線が見えるはず。

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 はいそうです。別保でICを降りたあと、国道44号線で厚岸方面へ向かうには、「右折」しなければならないところを「左折」して、そのまま国道272号に乗って内陸へ走ってしまっていたのです。

 事ここへ来て、国道標識を見て驚きました。「え?272号?なんで?いつから乗ってる?(←最初から)」とプチワープ状態。(笑
 どうりでなにか風景が違うような気がしていたはずだ。そう言えば、さっき茶安別の集落みたいなところを通ったな。(←みたいじゃなく茶安別そのもの)根室方面など、なんども行っているのにここまで気づかないのは、よっぽど浮かれていたのか、なにかに化かされていたのか、単なる馬鹿なのか。(←正解は3番)

 ICからすでに40㎞以上東へ走り、西春別まで来てしまいました。ここから浜中へ行くためには、内陸を突っ切って南下しなくてはいけません。
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 ふだん、ツーリングルートのログ保存のためにガーミンのGPSを装備していますが、今回ばかりはこれ以上道に迷いたくなかったので、めったに使わない、ナビ機能を使ってみたり。^^;
 これ、正規のナビのように音声案内もなく、比較的ざっくりしたものですが、ないよりはかなりマシです。

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 しかしこの内陸の道々、農道ルート、これまで国道ばかりを走って、実は以前から走ってみたいと思っていたので、いかにも道東らしい広大な農村の風景の中を走るのは、実に気持ちの良いものでした。結果オーライってやつですね。^^
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 そして当初の予定より、40分以上もオーバーし昼時間もとうに過ぎた頃、目的地に到着。
 そうここは、浜中にある牧場レストラン「ファームデザインズ」です。ここへ来るのは1年半ぶりくらいでしょうか。

 それほど大きな店ではないので、週末の昼時ともなれば、混雑が必至。いつもは11時台に来るのが定番だっただけに、出遅れてウェイティングも覚悟でしたが、平日とあってか、数台のクルマが停まっているだけで、余裕がありました。もっとも、その先客もレンタカーや旭川、室蘭、札幌といった遠隔地ナンバーばかり。

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 実は先日、この浜中本店が、22年の長きに渡った歴史に終止符を打ち、来月で閉店になると聞いて、居ても立っても居られなくなったのが、今回のツーリングの目的でした。

 牧場レストランと銘打つだけあり、豪快なステーキプレートなどの特長あるメニューに、繊細な味付けに多くのファンが魅せられたものです。
 迷った末、今回のオーダーは「とろとろベーコンオムライス」。この店いちばんの人気メニューで、オープン直後に初めて来た時に、オーダーしてその美味しさに感動したものでした。
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 レギュラーサイズだと直径が20cmほどもあるボリュームで、さらに大きいLサイズも存在しますが、それだと飲み物すら入らなくなりそうなので、オーダーしたことはありません。^^;

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 飲み物、特にコーヒーが美味しいのも特長で、エスプレッソマシンは、オーナー自らがアメリカに買い付けに行ったという、こだわりよう。さらに牧場なので、ラテ類も抜群で、泡すらも美味しいほど。

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 そして食後にはこれ。牧場の魅力を最大限に詰め込んだ、でも濃すぎずさっぱりとした味わいのソフトクリーム。

 穏やかなロケーションの、居心地のいい店だっただけに閉店は残念です。

 と言っても、なにしろそれなりに遠いので、年にいちど来られれば良い方でしたが、それだけに浜中方面へ行く際には、必ずと行っていいほど寄っていました。

 GSFを買った翌年夏のツーリングでは、キャンプ地を目指すのに遅くなってしまい、日が落ちた中を走っていてファームデザインズの灯り(当時はディナー営業もしていました)に、思わずUターンして食べに行ってしまったことも。(笑

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 店内に様々な牛グッズが小粋に飾られていたり、販売ブースがあったのも、楽しい特長のひとつでした。
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 なお、この浜中本店は閉店してしまいますが、帯広畜産大学店と、占冠村の星野リゾートトマム店は、ともにカフェとして営業継続してくれるので、スイーツやコーヒーは、これまでどおり楽しめそうです。

 心残りのないよう、しっかり堪能したので、小1時間ほどもゆっくりしてしまいました。
 本当は、帰りに霧多布岬でも寄っていこうか、と目論んでいたのですが、往路の混み具合やミスコースもあって、1時間はロスしてしまい、帰途につくことにします。

 昔なら、ツーリングと言えば早朝に出発して、日付が変わる前に帰れたら上等、くらいで、夜間走行も得意とする(お馬鹿な)勢いでしたが、昨今は日没後は視力が追いつかなくなってきたお年頃なので、暗くなる前には帰りたいのです。
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 見上げれば、空にかかる雲はもう、秋のそれのよう。陽が落ちてから暗くなるのもずいぶん早くなってしまいました。

 どうせ明日も休みなら、テントを積んでくればよかったな、とも当然思いましたが、この土日もなんだかんだと片付けねばならないことがあるので、今日は帰らざるを得ません。

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 そうは言いつつも、帰路は真っ当に国道を走るほど大人しくできるはずもなく、尾幌から道々へ乗り、海沿いのルートを堪能します。ここも以前から走ってみたかったルートですが、海を見渡せる絶景もあり、程よいワインディングもあって、去りゆく夏の名残を楽しめました。
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 海沿いの高台だけあって、下の集落に降りていく道も面白そうでしたが、さすがにそこまでの時間の余裕はないので、ここはまた次回のお楽しみですね。

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 十勝管内に入ってからの、最後の1時間ほどは風が冷たくなり、ジャケットのメッシュを閉めて走りましたが、それでも500㎞ほどの晴天のツーリングを楽しんだ1日だったのでした。

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Posted at 2022/09/06 22:37:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | シェルパくん | 日記

プロフィール

「とある事情で、出先で空気入れが必要になり、そー言えばあ~るくんは、スペアタイヤがないのでコンプレッサー積んでいるな、と、初めて使ってみたけど、けっこう優秀だった。」
何シテル?   04/26 12:17
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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