プレオ君のパッキン交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
プレオ君またしても登場、
今回は予防整備的な作業に徹します。
エンジン周りにオイル滲みの有るプレオ君の対策に重い腰を上げました。
(最近は歳のせいでメッキリ・・・)
札幌は今年”例年並みの夏”だったので暑さに苦しめられる事も無くこんな作業を屋外でやってみようと思えるのです。
プレオ君、オイル漏れの原因はいろいろあるようです、まずはベタなところで、タペットカバーパッキンを交換してみます。
2
カバーの上に有る補器類を取り外したら一通りオイル汚れを洗浄して置きます、
カバーを外す前に洗浄するのは異物がエンジン内に混入するのを防ぐ為です。
パーツクリーナーや歯ブラシ等を駆使して上から届く汚れは可能な限り洗浄しました。
3
そうしたら早速御開帳。
プレオ君が我が家に来たのはかれこれ4年前位だったでしょうか、当時の走行距離は38000㎞程で使われず仕舞った車の印象が強い個体でした。
そのためか滅多に使用しない車のメンテナンスも疎かだった様子で、オイル管理がよろしく無かったのが良くわかります。
スラッジがたまり、オイル焼けの激しいロッカーアーム等、とても残念な状態なのが見て取れます。
せめても、我が家に来てからは定期的なオイル交換に点検整備を欠かさず行っているので復調気味であってほしいです。
4
使用したのは武蔵オイルシール工業のタペットカバーパッキンキット、
パッキンにボルトのガスケットが入ったキットに成っています。
5
エンジン側はこびり付いたガスケットカスや汚れを綺麗に落として脱脂して置きます、
カムシャフトのアーチの角に液体ガスケットが塗ってあるのでそこを清掃するのを忘れずに作業します。
6
タペットカバーは歪んでいたりするものもあるようですが、プレオ君はターボ車ではないので発熱量も少ないためか樹脂製のタペットカバーは良好な状態でした。
7
そこまでやるか?と言われたら素直に
”放っといてください”と返す私。
ガスケットの上側のアールの角にも液体ガスケットを付けて組み込みます。
8
当然ながらエンジン側も言わずもがな。
こんな感じで組付けを進めて行きます。
9
カバーを乗せたら6本のボルトで取り付けします。 M6なので10NM程度で良いはずです、 適宜に手トルクで締めて置きました。
10
カバーの上に成る補器類を元に戻して完了です。
この後エンジン下にもぐって、下側にからもオイル汚れを洗浄して置きました。
そうする事で次回の点検で更なる漏れがある場合はどこが原因かが良くわかるはずです。
11
プレオ君のエンジンはオイル管理が良くないとメタルベアリングが損傷する可能性があるもので、リコール対象です。
しかしながら仕事に忙しい妹はリコールには持って行く事が出来ていません。
そんな訳でオイル管理は非常に重要。
今回も200cc程継ぎ足して置きました。
12
せっかく車体が上がっているのでフロント周りの総点検に下回りの錆取りと防錆作業もしました。
おじさんは泥ん泥んになりながらもプレオ君の事を一心に思って作業を続けるのでした、 あ~涙涙。
13
かれこれプレオ君と丸々一日遊んだ夏の終わりでした。
北海道はもう秋ですね。
さあ、プレオ君にはますます活躍して頂きましょう。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク