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音楽好きにとっては基本なのかもしれませんが、そうでない人にとっては「聞いたことはあるけど具体的に何かわからない」ものの1つであろう用語、「イコライザー」。
言葉本来の意味としては、「イコール」、つまり等しくするとか均すとかいう意味なので、音楽的には「音の帯域ごとのばらつきを均す」といったところでしょうか。
これらを細かく調整すればよりよい音になるということらしいですが、調べるほどに難しく終わりのなさそうな話…。
その中で「Perfect」と呼ばれる設定が紹介されていたので、ひとまずこれを真似てみることに。

元々はiTunesだかiPodだかの設定として有名になり、広まっていったものだそうです。



イコライザーをこれと同じように設定すれば文字通り「完璧」になり、音源や音楽のジャンルを問わずあらゆる音楽をいい音で楽しめる！ということのようでした。

そもそも音は個々人の耳の聴力や好みに大きく左右されるものですので、本来完璧（＝万人受け）はあり得ないのですが、それでも多くの人に受け入れられているからこそ有名になったのでしょうし、イコライザーの設定を細かく突き詰めると泥沼にハマるだけだということは目に見えていました。
いい音はほしいけれど緻密で複雑な調整にまでは労力を割きたくないというのも本音です。

設定を行ってみると、少なくとも何も設定しないのとは比較にならないですし、ナビにプリセットされている他の設定と比べても明らかに音の厚みや深みが違うとわかりました。
もっともこれ以外の音響設定（バスブーストとか色々ついてる）も混ぜ合わせて使っているので、イコライザーだけでどれほど音が変わったのかを定量的に判断することはできませんが。

いずれにしても純正スピーカーのわりにいい音が出ているかなと感じられるレベルにはなりました。

音楽の世界は相当奥深いですね。
今後はスピーカー交換とデッドニング、サブウーファー追加くらいはやってみたいです。