9月末に家に戻っていたら(私は東京単身赴任で、家族は関西にいます)、息子が「グランツーリスモにつくばサーキット配信されたで。練習する?」と声をかけてきました。
「今度、走りに行くんやろ?」
そのとおり。
サンライズさんのDRIVING EXPERIENCEで、つくばサーキットをこの春乗り換えたスパイダーで走ることになっているのです。
昨年同じ走行会で初めてケイマンで走りましたが、雨の中ずるずる滑りながらだったので、今はタイムもコースもロクに覚えていません。
家にはステアリングやシートのついたプレステのゲーム機があり、これでグランツーリスモをやると非常にリアルな感じで、さらにVRヘッドセットを装着してすると、運転席に座って実際にステアリングやシフトを操作し、本当に運転しているような感じになります。
(これをつけて運転すると、5周で酔います)
グランツーリスモにはBoxter Spyder がなかったので、クルマはケイマンGT4クラブスポーツを選択しました。タイヤやデバイスも実際に近いものを設定し、早速練習開始。
GT4がつくばを何秒で走れるか、全く知らないのですが、とにかくブレーキングポイントとか、ライン取りなどを中心に、息子とゲームの中で走り込みながらベストを探っていきました。
で、私たちが辿り着いたつくばの走り方は以下のとおりです。
(ここからは、本当の走り方を知っている方は、笑い捨ててくださいね!)
◇第1コーナー
80m付近でブレーキング開始(強めに)。平らになったあたりで、ブレーキをリリースしながら舵を入れる。アンダー出さないように、舵を戻しながらジワっとアクセルon。
続くS字は、直線的に抜けたいので、1コーナーはアウト一杯まではらまない。3分の1くらいアウト側を残すことがポイント(と思う)。
◇1ヘアピン
S字は可能な限り直線的に走り、S時の最後のクリップ手前で軽めのブレーキング開始。ステアリングがニュートラルになったら、1ヘアピンに向けて、直線的にフルブレーキング。1ヘアピンは内側縁石を舐めながら、早めにアクセルon。右側の縁石までフルにコース幅を使う。
ここは、しっかりとスピードを殺して進入しないと、アンダーが出て、アクセルを開けられない。
◇ダンロップコーナー
3速から軽くブレーキングして、前荷重を作ってステアリングを切り、クルマの姿勢を変えたら、即座にアクセルon。このブレーキングは速度を落とすことよりも荷重移動が目的。大事なことは、コーナー出口はコース幅を一杯に使わない。左いっぱいまで行くと、2ヘアピンまでの左コーナーでアクセルを全開に出来なくなる。出来れば、コース幅半分で立ち上がりたい。
それと、ダンロップコーナーから2ヘアピンまではアクセル操作に注意が必要。無理をすると、右タイヤをグラベルに落とすことがある。アクセル全開で右タイヤを落とすと、多くの場合修正出来ず、左スポンジバリアに突っ込んでいき、クラッシュすることに。つくばで事故るとすれば、ここが一番危ないと思う。走行会では、このコーナーだけは、右側に余裕を持たせて走るべき。
◇2ヘアピン
いろいろ試したが、縁石をダラーっと使って回るよりも、早めにクルマの向きを変えて、クリップを奥目に取って、早めにアクセルを開けたほうが直線の伸びが良かったと思う。
◇最終コーナー
ここはコース幅真ん中くらいからアプローチ。鋭く短めのブレーキングで速度を落とし、ブレーキをリリースしながらステアリングをジワーっと切り込んでいく。クルマの向きを変える際は、前荷重の意識が大切。右側のゼブラあたりで、アクセルをジワーっと入れていき、舵を戻しながらストレート左の縁石に向かってフル加速。
ここもオーバースピードで進入すると、アンダーが出て、加速できない。要注意。
実際に走ったことが無いので、このタイムが合っているのか全く分かりませんでしたが、Spyderのタイヤは若干コンフォートに振ったPゼロだし、シートベルトも3点のままなので、走行会の目標タイムは、一応ベストの1秒落ちの1分6秒5くらいかな~ということに。
サンライズさんのDRIVING EXPERIENCE 当日。
20分×3本走りましたが、グランツーリスモのとおり走れるコーナーもあれば、なんか違うな~と思うコーナーもあったものの、一日楽しく走れました!!
台数も相当多くて、全くと言っていいほどクリアが取れませんでしたが、この日のベストは、
1分6秒448
なんと、ゲームの目標タイムとほとんど同じ!!
これには正直驚きでした。
グランツーリスモってすごいのね!!!
<私が走ったB組は初走行の方も何人かいらして、クルマの速度差が相当あったので、危険と判断して3本目はlight onで走らせていただきました。B組の皆さま、ご迷惑をおかけしました> m(__)m
(AW981さん撮影 ありがとうございます!)
(ちゃりつーさん撮影 ありがとうございます!)
自宅に戻ってから、この日初めて使ったデジスパのデータをPCで確認。
一日走ったデータが、グラフで表示されていて、めちゃくちゃ面白いです。
ロガーを見ていて、気づいたことが2点。
① ダンロップコーナーの走り方
通常、コーナーからのフル加速による立ち上がりは、いつも同じ加速度でスピードが乗るので、グラフの角度がほぼ同じになります。
しかし、私の場合、ダンロップコーナーだけ立ち上がりの角度がバラバラなのに気づきました。
なぜ?
つまりそれは、加速の鈍い周もあれば、鋭く立ち上がっている周もあるということです。
驚いたことに、最も加速度の高い、すなわち角度の急な線は、ボトムの速度がどの周回よりも最も遅く、かつ2ヘアピン手前の最高速がどの周回よりも最も速かったのです。
このときの走行ラインを確認したところ、いろいろ試したなかで、コーナーの最も手前でクルマの向きを変えて、コーナーのクリップ手前から全開で直線的に抜けていっていました。
つまり早めにクルマの向きを変えることにより、ボトムの速度は落ちても、アクセル全開区間が長くなり、最高速も伸びて、結果最もタイム稼げることがわかりました。
ゲームでは、気づかなかったぜ~。
そんなことを考えていたら、ここって富士のコカ・コーラコーナーの走り方に近いかもって思いましたが、間違っています?
② 最終コーナーの走り方
最終コーナーは、ゼブラあたりでアクセルを入れて、加速しながらストレートに入っているつもりでしたが、グラフでは、コーナー後半に加速している周と、ほとんど加速していない周がありました。
当然ですが、加速できている周は1コーナー手前での最高速が伸びていました。
毎周ちゃんと踏んでいたはずなのに。。。
よくよく思い返してみると、加速できていない周は、まだ舵が入っているにもかかわらず、アクセルを踏み込んでしまって、プッシュアンダー気味になっていたのかもしれません。
綺麗にステリングを戻せたな~と感じる周回が何回かあって、多分その時は、イイ感じで加速していったのでしょう。
そう考えると、このコーナーもちゃんと速度を落として進入して、舵角を最小限でクルマの向きをきっちりと変えてから、アクセルを早めに踏み込んでいかなければいけないということですね。
いろいろ勉強になりました~。
あ~、もう一回つくば走りたい~!
多分この次は、コンマ5秒くらい楽に縮められそう!!
今回は、つくばサーキット走行会の前にグランツーリスモで練習して、走行後にデジスパで復習してみました。
いままでは、気合と根性で、ただ漠然と走っていましたが、このようにしてみると、自分の問題点や新しい走行ラインなどの気づきがあって、同じ走るのでも面白さは別格です。
皆様もぜひやってみてください!
(え、もうやってる? ごめんなさ~い!!)
*くだらない長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
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