AZ CER-001  

エーゼットのエンジンオイルです。
いままで使用していたWAKO'S PRO-S40の販売価格が1万円近くまで上昇したため、安いエンジンオイルを探してたどり着きました。

■選択条件
・ある程度安価で長期的にも入手しやすいこと
・スバルのエンジンオイルより動粘度100℃が高いこと

動粘度40℃はエンジンが暖まるまでの固さ。動粘度100℃はエンジンが暖まってからの固さ。エンジンを回す場合だと、100℃である程度の動粘度がないと油膜が薄くなってピストンとシリンダーを傷めることになりますので、スバルのエンジンオイル性能を下限として探しました。

▼SUBARU LES PLÉIADES ZERO(0W-30)
動粘度40℃：68.45
動粘度100℃：12.18
粘度指数：170

▼Castrol SLX Professional(5W-40)
動粘度40℃：85
動粘度100℃：14
粘度指数：171

▼SUBARU MOTOR OIL(5W-30)
動粘度40℃：57.63
動粘度100℃：10.36
粘度指数：不明

▼HONDA ULTRA GOLD(5W-40)
動粘度40℃：82.81
動粘度100℃：14.32
粘度指数：不明

▼WAKO'S PRO-S40(10W-40)
動粘度40℃：89.54
動粘度100℃：13.75
粘度指数：157

▼CER-001(5W-40)
動粘度40℃：83.77
動粘度100℃：13.85
粘度指数：170

■長所
・100%化学合成油で、PAO+エステルなのに割安。
・WAKO'SはAPI規格を無視しているが、エーゼットはSN相当を謳っている。
・4L缶に取っ手が付いているので、持ち運びもしやすい。
・4L缶のキャップがねじ込み式になっており、キャップを外すためのマイナスドライバーなどの工具が要らない。

■短所
・4L缶は輸送中に凹みやすいらしく、凹んだ缶は返品できない。
・缶の注ぎ口が小さく、なおかつ中央に寄っているのでこぼしやすい。
・同梱のノズルを注ぎ口に装着するとこぼさないが、缶に空気が入らないためオイルを注ぐのにかなり時間が掛かる。缶切りで反対側に空気穴を開けるなどの工夫が必要。