
ここにもあった!ミニチュア富士山を巡って行くうちに、その富士山を取り巻いて置かれている石碑に書いてある山の絵の下に○に吉のマークが気になってきました。どうせこれを作った人というかグループのマークなんだろなあと薄々思っておりました。自宅に戻ってググってみると、これは丸吉講という冨士講の一つのアイコンであることが解りました。しかも丸吉講というのは、我が街埼玉県新座市出身の先達が起こした講ということじゃないですか。なんという事だ!知らなかった。そんな事も知らずに半世紀も生きてしまった事に今更後悔しても遅いですが、これからは旅のテーマの一つとしてそのあたりを追って行くことにしましょう。
今朝は、目が覚めなかったらそのままぶっ通しで寝ようと思っていたのですが目が覚めてしまったら仕方ありません。天気予報もそうですが空をみるとグズグズでなんか怪しい感じがしますが、温度は上がる方向ということでしたのでまあ大丈夫でしょう。それでは、出動しますか。
今日は、テーマの一つの富士塚を巡る旅に出ます。先日、千駄ヶ谷の富士塚を巡りましたが、今日は練馬のあたりを散策します。東京人のバックナンバーで「山の手100名山」に載ってた富士塚でありますが、東武練馬の「下練馬の富士塚」と川越街道を挟んで対角にある「氷川神社富士塚」さらに大泉学園にある「中里の富士塚」の3つを巡ります。概ね、川越街道を走って行って帰ってくるというコースでありますが、大体知っていたと思っていた練馬も色々と広かったなあというのが正直な感想でありました。
曇り空の中、和光市にある和光樹林公園の一角であります。
木々は全て葉を落として寒々しい光景です。
樹林公園を出て、外環を超えて、税務大学校を過ぎると左手にデカい
アンテナが見えてきました。

この柵の中に無断で入ると罰せられますよ。(・・・って撃たれるか?)
和光陸橋のところにコバトンが居ました。そうだその調子だ、がんばれコバトン。
川越街道をビューンと上って練馬までやって来ました。浅間神社の境内に、「下練馬の富士塚」はあります。この前の細い商店街の道は昔の川越街道で、太田道灌が川越の街と行き来する事を目的として作ったそうです。街道沿いはメインストリート、いろいろな道祖神やら神社、いろんな碑が集まったようです。
さあ、登ってみましょう。

最初には猿の像がお出迎えです。猿は富士山信仰の最強キャラクターだそうです。
この2体の猿も中々愛嬌があるものでした。
そしてからす天狗。
上から見た図です。結構高いですよね。
旧川越街道を走ると、なぜか和菓子屋さんが目につきます。
寒いのもキビシいですがちょっとお腹も空いて来ました。
現在の川越街道を下って、新大宮バイパスの分岐を過ぎた先で左手の住宅街に入って行きます。すると氷川神社の裏手にでるので、表側に廻っていると、氷川神社の鳥居の右側に富士塚はありました。
この富士塚は規模がちょっと小さめであります。
梅の花がチラホラと咲いてます。そういえばもう2月か!
しかし、なんとなく臭い。このなんとなく遣り切れないニオイといえば、これか!
さて次へ進みましょう。
住宅街を走っていたら、なにやら仰々しいものが・・・。

近所の小学校の卒業記念で作ったそうであります。昭和55年の卒業生の作だから33年もここにあるということか・・・。胸が熱くなりそうになりましたが、先の猿の像やからす天狗はもっと古いものですからね〜。これらの像もそれ位残って後世で重要文化財にでも指定されてほしいですね。
住宅街を抜けたら、光が丘エリアの一角である、秋の陽公園に入って来ました。
陽が差してたら暖かそうな公園でありますが・・・。
その後、光が丘公園の真ん中を抜けて走ります。この公園も広いですね〜。
走っていたら、アコーディオンを弾いている人が居ました。しかも弾いてる曲が、ハウルの動く城のテーマ曲。
アコーディオンの哀愁を帯びたメロディーが中々良くてグッと来た・・・

と思ってたら、まだ練習中の様子らしく、聞いているこちらは欲求不満状態。
もっと練習してからこ〜い。あっ、練習に来てるのか!
しかも、聞いてくれと頼まれた訳じゃ無し。失礼しました。
光が丘公園を出て県境の道を走ります。するとこんなごっつい立派な家がありました。
私が走っている側は練馬区で、あの女の子が走る側は埼玉県和光市であります。
再び練馬に入って稲荷山憩いの森を突っ切ります。

こんな感じの道です。練馬は所々に自然が残ってますね。

シューッと走りますよ〜。
ボコンと出た先に、土支田八幡宮がありました。

「土支田八幡宮の社叢」って読めますか? 要は「鎮守の森」ということらしですよ。
さて、最後の富士塚にやって来ました。
割れ門かと思いましたが、旗の掲揚台でした。
八坂神社の参道の横の道を登って行くとありました。富士塚にある浅間神社の鳥居です。
これは凄い、こんな立派な富士塚があるとは正直思ってませんでした。
全容です。そこここに石碑がありますね。そのほとんどに○+吉アイコンが付いてます。
これが丸吉講のアイコンであります。

同行(ドウギョウ)ということは、丸吉講がついてるぞ!という意味なんですかね。
そして、これが頂上から見下ろす街の様子。
気をつけて下りましょう。
自宅に戻る方向に走り出します。
大泉インターの上はこのような公園になってます。
おいおい、人がいないことをいい事に・・・。
ハンドメイドバイシクルショーに向かった時はここは凍ってました。
そういった意味では段々暖かくなる方向なんでしょうねl。
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Posted at
2013/02/02 16:03:10