
息つく暇も無いほど連続する上りに辟易して、えーいと自転車放り出して道の真ん中でどっこいしょと座り込みました。どうせ誰も上って来ないし、下っても来ないでしょう。ちょうど木陰だったので、そのまま上って来た方を見下ろしながら涼んでいると、蝉の鳴き声や鳥の声、側溝を流れる水の音などが聞こえてきました。背中から吹く風が涼やかで気持ち良いなあとしばらくボーッとしてから、さてまた上るかと重い腰を上げたのでありました。
昨日は、午前中は、雨の連休用に借りてきたDVDを2枚見てから午後に宇品のカフェに出かけました。午前中に見たDVDは、先日感銘を受けた是枝裕和監督の過去の作品「歩いても歩いても」と、きっかけとなった「海よりまだ深く」でグッと来た真木よう子主演の「さよなら渓谷」の2本。それぞれ、「おおっ、そうきたか!」という部分があって個人的には結構満足しております。
雨降るよという予想に裏切られ、DVDが終わった後にカーテンを開けたらカンカン晴れ。島に走りに行く予定がおじゃんになった代償としては、まあいいかという感じであります。
そして、昨日の分を挽回すべく、上っても上っても着かない、陀峯山(だぼうざん)へのチャレンジであります。能美島の一番奥に鎮座しているのでそこまで、ブワーッと島を北から南へ縦断する必要があります。行きは勢いに乗ってるので良いものの、帰りはクタクタで、途中で昼寝しちゃったのもあって、フェリーの時間に追われて、ヒーヒー言いながら最後は漕がざるを得ませんでした。(なんかすごい既視感!)フェリーの時間に追われて走る辛さよ(笑)
陀峯山は標高が438mなので、海沿いの道からスタートする関係上確実に438m上らされます。しかしいざ上っちゃうと360度の大パノラマ。この前の古鷹山も素晴らしかったですが、こちらはこの前より一段高いので違った景色もよく見えます。上って良かったと思う一瞬です。気温が高いので空気の透明感が足りずに、遠望は楽しめませんでしたが、眼下を航行する貨物船などが良い感じで、手元にソーダ水がなかったのが残念なくらいでした(笑)しかし、この景勝地も寂しい事に人っ子一人会う事無かったです。もちろん自分自身も今まで知りませんでしたが、これはもっと推しても良い場所じゃ無いかと思います。
本日のコース
いつもの旅の始まりです。

どんな旅でも始まりはドキドキします。それだから旅はヤメラレナイ(笑)
これもいつものショットです。

フェリーは一時うたかたの夢の国に運んでくれるタイムマシーンなのでいつも感謝です。
三高港に降り立つのも久しぶりです。
三高なら西岸を走る事になります。ピークを過ぎると一直線の下りに入ります。

ここではいつも白銀の直下降をを思い出します。
怖いんだけど気持ち良い。これはある意味エクスタシィですね。
ここも久しぶりです。高中ワールド。

広島港側の海の色と全く違う色にドキドキします。
海岸沿いを走ってくると、このようなに唐突にトンネルが口を開けて待ってます。

そしてトンネル抜けると、そこは石油備蓄基地。基地の真ん中を抜ける道を走り抜けます。
湾を隔てて備蓄基地の対岸までやってきました。
そしてそこの海も高中ワールド(笑)
暑い道のりを走ってきたので一息つきましょう。

このアイスは絶品です。機会があったらお試しください。
陀峯山のアプローチに取り掛かります。

林道椿線に進みます。椿線なんてちょっとエレガントな名前ですよね。
そして、かんかん照りの直登に嫌気がさして木陰で自転車を放り出したの図です(笑)

木陰もさる事ながら吹き下ろす風が気持ち良し。
それにつけても空の青さよ!
地面に落ちてた蝶の羽。

自然はどうしてこんな色を存在させるのか!
見事に土砂が流れ込んでました。

こんな道でも当たり前に進んでいくのが、ツーリストの矜持でしょうか(笑)
途中、終わりの無い上りに辟易したものの、いつかは頂上に着くのです。

そんじゃなきゃやってらん無いよね(笑)
パノラマパノラマ
ソーダ水が欲しくなりました。
上った分の位置エネルギーを運動エネルギーに変える。

ヒャッホー
岩を割ったというか削った切り通しを抜けたらまた新しい海が見えました。
カーブの先に、迫の浦渓谷とな?

海に切れ込んでいく谷筋は岩だらけでした。
ふと振り返ると、
そこには、今にもアリタリアカラーのストラトスが突っ込んでくるようなコーナーが。

ちなみに一番好きだったスーパーカーはデトマソパンテーラ(笑)
降って来ると、別の林道(隠地林道)になっていたようです。

もし、陀峯山に上るなら、隠地林道は下りに使う方が良いです。
隠地林道側はこのようにコース案内もしっかりしてますが、

それに騙されちゃいけません。こっち側のアプローチが絶対キツイです。
山越えおわったら後はフェリー乗り場に向かうだけ。

13:30発のフェリーまであと20分。元気があれば絶対間に合う。
ギリギリ出航に滑り込みセーフ。

シャバに戻るためのフェリー。
宇品港に降り立ったら、昨日覚えたanijuさんに走り込みました。

ご飯食べる暇無かったので、昨日の席でカレーをいただきました。
お店の名前の由来がわかるのは後ろから読んだ時(笑)
走行距離 概ね67km
Posted at 2016/07/18 23:40:40 | |
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