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2016年10月05日 イイね!

酒都 西条を訪ねて

酒都 西条を訪ねてあ~っ、自転車で来るんじゃなかったなぁ・・・
今回は自転車に乗って来ちゃったので、蔵元で日本酒の試飲ができないからであります。昔ならともかく今は、自転車といえどもお酒飲んじゃだめです・・・って事になってます。くーっ、残念。もっと蔵元がバランバランに散らばっていると思ってたから、トラベゾーンを担いで西条くんだりまで輪行してやってまいりました。しかし、蔵元だけなら、歩いても楽勝で回る事が出来る距離に集まっていたんですね。

来週の週末の連休は、西条の酒祭りであります。
酒祭りというもうこれ以上ないくらいストレートな名前の催しで、全国から集まった地酒が約1000銘柄が飲み比べできるという豪壮な祭りだそうです。私は広島に単身赴任してから2年過ぎましたが、2度とも参加するチャンスを逃しました。そして3度目の正直である来週末も帰玉しなければならないという・・・残念です。そこで、来週の酒祭りの前の静かなうちに、酒都西条を覗いてきたのであります。しかしですよ、広島の酒は有名ではありますが、まだまだ日本全国、日本酒の名産地は沢山あると思いますし、その地の人々は、酒都なんて使われちゃって良いんですかね(笑)
ここでググってみたところ、日本三大酒処というのがあって、兵庫の灘と、京都の伏見、広島の西条ということなんですね。へーへーへー。生産量が多いという事であれば、我が埼玉県は全国6位で広島は8位であります。量で換算するのであれば、巨大酒造メーカーの有無もあるんでしょうね。

さて、今回初めて西条の街を散策しました。電車では何度か通り過ぎた事あったんですけど、いざ降りてみると、酒蔵のレンガの煙突が何本も立っていてとても風情のある街並みでした。酒蔵はもうちょっとばらけていると思って自転車を持って行ったのですが、歩きだけでもまーったく問題なし。次は自転車持たずにちゃんとした一眼レフ持ってやってきましょう。西条はとてもフォトジェニックな街でした。


今回は、東行きの列車に乗っての輪行であります。傾斜がきつくて有名なセノハチを超えて行きますよ。



電車を待つ間、外を眺めていると、ホテルマツオが見ええました、マツオといえばお酒の神様じゃないですか!




たかだか、30分ちょっとで西条駅に着きました。
埼玉の自宅から、飯能まで輪行する程度の距離でしょうか。

トラベゾーンの輪行以外はちょっと考えられなくなってきましたね。




酒蔵を回る前に、駅北の、お酒の神様を見に行きましょう。
御建神社(みたてじんじゃ)の境内にマツオ様が祀られています。







最後のは、東広島市のゆるキャラ、「のん太」。
耳のところに筒がついていてヒソヒソ声でお願いをする事ができるようになってます。




御建神社の正殿に地元の酒が奉納されています。

これも並べる場所が決まってるんでしょうか。




西条駅の近くには、安芸国分寺跡があると聞いて、折角自転車持ってるから散策にいきましょう。

こう書いてあっても抜けられるだろうと進んだら、やっぱり行き止まりでした(笑)


お米もばっちり出来てますね。


途中の灌漑用水で、ミドリ藻のグラデーションを発見。


解散したって聞いたけど、こんなところに居たのか(笑)




そしてここが国分寺跡。



現在の国分寺。本殿の裏側に昔の僧堂だったりの跡が残ってます。



さて、西条駅の北側を散策したので、酒蔵めぐりに向かいましょう。
西条駅の南東部分に、6つの酒蔵が並んでます。


賀茂鶴酒造(カモツルシュゾウ)





酒蔵の水を汲みに来る人がいます。酒蔵廻りりには、簡単なコップがあると便利ですね。




亀齢酒造(キレイシュゾウ)



ここは、当日空いてなかったんですよねー。以前、ここの酒を飲んだ事ありますが、とても旨い酒です。



西條鶴醸造(サイジョウヅルジョウゾウ)



正面から入ると、酒蔵特有の長い土間が続いています。このひんやりした空気が心地よいですね。



賀茂泉酒造(カモイズミシュゾウ)





酒泉館では、賀茂泉を呑めますよ。飲めない私はトートバッグを買いました。



白牡丹酒造(ハクボタンシュゾウ)





この白牡丹のロゴは、棟方志功さんの創作だそうです。
カッコ良いですね。丹なんて、○が2つでできてるんですよ。
酒蔵の主は、これなんてどうみたってUFOですよねーって言われてました。秀逸!




福美人酒造(フクビジンシュゾウ)



これは、歴代総理大臣が書いた「國酒」の色紙です。
いろんなところで見かけるので、これはどこからか回ってくるもんなんですかね。




こちらは酒蔵の間の路地に掲げてあった文豪が書いた酒に関するエッセイ。

この中で、私は檀一雄の酒の字が一番好きかな。



足元にはカラフルなマンホールの蓋が!

しかし、「酒蔵おすい通り」というのは、ちょっとねえ(笑)




酒蔵に混じってこんな洒落たカフェもあるんです。





文字通り一滴も試飲もしなかったので、折角だから広島まで走って帰りましょう。
セノハチを列車で登ってきたので、基本は下るだけです。
車がバンバン走る国道だから怖いけど、そんじゃ、ダウンヒルにゴー。





またくるね〜

走行距離 52km
Posted at 2016/10/05 19:22:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自転車 | 趣味
2016年09月30日 イイね!

おっぱい観音に行ってみた

おっぱい観音に行ってみた周南市川崎の「おっぱい観音」は縁日には女性であふれかえるらしい。という衝撃的なポスターを見たのは、徳山と国東を結ぶ周防灘フェリーの中でした。ふらふらと船内を歩いていたら黄色いポスターに目がとまりました。そこには、無数のおっぱい絵馬の画が! これは!!! 次に徳山に来た時には是非見聞してみようと心に誓ったのでありました。
そして、回天を大津島に見に行った先週の土曜日でありますが、徳山駅に着いたタイミングでは、次に出る船まで50分の待ち時間があったのです。よーしそれなら、是非とも「おっぱい」だ! 徳山駅からそんなに離れていない事は、国東から戻るフェリーでポスターを見た時にリサーチ済み。GoogleMAP様に導かれてひとっ走りしましょう。途中に、小さいけれども雰囲気の良い沈下橋がありましたが、そんなの後回し、今は、全面的におっぱいだ〜と、頭の中はもうほとんどおかしくなっています(笑)

これってどうやって行くんだというような、大きなバイパスの下のトンネルを階段で渡って到着しました。川崎観音堂という周防33番観音霊場18番札所だそうです。平景清にゆかりのある観音堂で、眼病にまつわる井戸があったり、安産・子宝向けのご利益があったりと、規模は小さいながらなかなか霊験あらたかなスポットであります。



正面の階段を上って観音堂の裏にまわると、確かに凄い数のおっぱい絵馬が奉納されていました。一つ一つ箱に入れられて風雪にも耐えるように設えておりますが、10ヶ月を超えるとお役御免になるそうなので、使い古しのしなびたのは無くて大体新鮮なようです(笑)
しかし、いろんな創作おっぱいがあるもんだなと一つ一つ鑑賞しておりましたが、その時ふと気になったのは、そもそもこれは何を元にして、いやマテリアルって事じゃ無くて、何を題材にして作るんだろうと思ったのであります。えっ、やっぱり自分のモノなのか・・・。そう思いつくと沢山のおっぱいに囲まれているシチュエーションにちょっとドキドキしてきました。朝っぱらから俺は一体何をしているんだ・・・。 しかし、おーっと!、こうしちゃいられない。船が出る時間が近づいているじゃん。早く行かないとおっぱい見に来ただけで今日は終わっちゃうぞ(笑)

今回は、この名曲をBGMにご覧ください。おっぱい/スピッツ



広島から始発に乗ると8時過ぎには徳山にいる事が出来るのです。

もちろん在来線ですけどね。




川崎観音に到着。





平景清は豪力無双だったんですね。しかし、「腰から下の患部」ってどこよ?




さて、階段のぼっていくか・・・、おっと、階段の左側に





この前、読んだ漫画では、合戦に負けた景清が自分の目ん玉引っこ抜いたシーンがあったような。しかし、「定規箸」ってどんなもの? いやそれ以前に何て読むんでしょうね?

 


はいはいはい、このポスターですよ。

私はこのポスターをフェリーで初めて見た時に、小さい声で読み上げてしまいました(笑)




さあ、ご対面



ラップで包まれているのは、触られない為にでしょうか(笑)




階段を下る時には、コンビナートの先に島が見えました。



目の前にはバイパスが走ってますが、自転車は走れません。
だからバイパスの下のトンネルをくぐって行くのです。




そして、さっきはすっ飛ばした沈下橋。遠回りになるけど折角だから渡っていきましょう。



先客がいました。このようなシチュエーションに自転車はぴったりだね。




ここの降り口の急カーブが緊張します(笑)

バランス崩すとそのままドボーン。何人かで行くとと必ずだれかやってくれる人がいたりして。




この橋の上で、酒飲んでゴロゴロしてたい感じ。それじゃ、通行する人と邪魔だよなぁ・・・

おおっと、出航の時間が近い!ここから、マッハで港に向かいましょう。


Posted at 2016/09/30 22:32:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自転車 | 趣味
2016年09月24日 イイね!

回天の島

回天の島太平洋戦争末期に、「天を回らし戦局を逆転させる」という冷静に考えると恐ろしい名前「回天」という兵器が作られました。当時の海軍では、「必死」の兵器はダメよという不問律があったそうですが、それでも終戦間際、なんとかしなきゃという熱意に押されて誕生したそうです。その事を今回の旅で知り、これはまた凄い名前をつけたもんだなと驚きました。日頃から規模と志は違うものの一発逆転を狙っている私としては、その切羽詰まった感じがとても良くわかります。そしてその後にやってくる悲しい結末もわかりますし、昨晩もそうでした•••(+_+)\バキッ!


あっけなく夏も終わって、これから秋のシーズンでありますが、曇天の隙間をぬった最初の旅は、山口県は周南市にある大津島を巡ろうという試みであります。
この島は、魚雷の試験発射場があった関係で回天基地となった地です。JR徳山駅の眼前の徳山港から、旅客船に乗って約20分で到著します。フェリーとほぼ交互に出てますが、フェリーだと40分超なので、この旅客船は倍の速さで着いちゃうという凄さ。最初は、フェリー便じゃないと自転車乗せてくれないんじゃないかと心配しましたが、旅客船でもオーケーという事で無事乗せてもらいました。普通の畳まない状態で270円でしたが、普通の人が乗降するタラップから自転車押して入れと言われた時は流石に、えーっ!となりましたが、静々と押して客席の間を通り抜けて後ろの甲板へ移動したのでありました(笑)



ところで、ルートラボがSilverLightの関係かなんかで使えなくなってしまいました(泣)
だから今日はコースの振り返りができません。残〜念。もっと気軽に使えるソフトがあると良いですね。
 


徳山港は、以前九州に出撃した時に利用しました。ここから、大分の国東半島へ渡りました。その時に、回天のレプリカを見て、大津島の事を知りました。





大津島へ渡るには、フェリーと旅客船の2パターンがあります。

フェリーと旅客船だと乗り場が違うので注意が必要です。




トイレに行こうとしたら、周防灘フェリー側の待合にでました。確かにあの時もこの看板みたぞ。

この絵は、ブラックジャックによろしくを描いた人でしょうかね。




今日の関東はぐずついた天気だったようですが、西日本はだんだん明るくなってきました。





船の2階はオープンデッキです。

風もまだ冷たくないし、それより日差しは結構キツかったです。




凄い勢いで進んでいきます。

釣りセットと同じ扱いですが、自転車は有料です(笑)畳めば手荷物になって180円になるそう。




馬島に着岸します。降りる時は左舷から出入りするようです。



乗る時は右舷からだったから、この中を通り抜けてきました(笑)




はい、大津島に上陸。

この鼓海Ⅱは結構馬力ありますよ〜。





まず、大津島に到著したのは、現在地の馬島港であります。

まずは島巡りをしてから、回天関連はその後に見聞しましょう。島巡りをするにあたり、南端の柳ヶ浦をぐるりと回ってから北端を目指しましょう。天ヶ浦、刈尾、瀬戸浜、近江まで行ってから、一旦刈尾に戻ってから本浦に、そして再び刈尾をへて、馬島に戻ってくるコースです。私のキライな行って来いコースですが島巡りの場合は仕方なし。同じ道でも行きと帰りでは視線が違うから見落としていた事が結構あることがわかります。





馬島の集落を走ります。ここも猫町だな〜。





そして、柳ヶ瀬一周道路はいきなりの上りとなりました。ひえ〜。





最後は芝道になっちゃったよ(笑)





ピークを超えて下り基調になったけど、路面はスリッピーでしかも木の枝とかあって怖い。

だから路面ばかり気にして下っていると、いきなり蜘蛛の巣の波状攻撃にやられます。路面が悪い時って、ほとんど下見て走ってるんだという事に気付きました。




おわっ! ヘビンガー登場。

・・・って、踏まれてご臨終となってましたが。




立ち止まって海をみると、眼下を貨物船が通ってます。

だから ソーダ水の中を通らせてみました・・・・(+_+)\バキッ!




これは、北端になりますが、ここででかい石を発見。

大阪城築城用の石を召し出せということになって毛利家はここの石を切り出して提供したそうです。これは、その時の余った分とか。しかしでかい石だな〜。




都会の電柱は撤廃して町をきれいにしろと言ってても、このような電信柱の光景はきらいじゃない。





向こう側の集落に行くには、こうやって峠をこえなきゃいけないんですよ。



標高は8mですけどね(笑)




その峠時でみた花。

この花はなんというのかわかりませんが、結構そこここに咲いてました。




峠を下ると、一面に広がるガマの原。なんとなしに坂東を思い出しました。



ガマの原の真ん中にこんな岩があるです。ストーンサークルか!(ちっともサークルじゃない)





港の堤防にかけられたロープアート。

UJINA・・・ って全然ちがう(笑)




刈尾港のフェリー待合所に戻ってきました。ここで甘いサイダー系を飲みたくて。



この待合所はきれいにされているから、夜になったら泊まるのに良いかも。
若い頃は、駅やバス停で寝泊まりしたなと思いつつ、リアルゴールドをゴクリ。




そして、馬島に戻ってきました。メインイベントの回天記念館に行きましょう。

冒頭で失礼な事書きましたが、この回天は、当時の若い将校がなんとかしなきゃという事で考えついて開発したもので、しかも、この回天が初めて出撃する際には一番最初に搭乗して海の藻屑となったそうです。単なる思いつきで無責任に開発したわけじゃないのです。この事実に結構グッときました。




一旦、回天の中に入ってしまうと、この潜望鏡だけが外界との接点でした。

これだけの長さで、メガネ部分があんなに小さくて・・・考えただけで恐ろしいですね。




徳山港にあったものとは、違うように見えたのは、展示を見た後だから?



潜望鏡の下に書かれている、マークというか紋は菊水というんだそうです。




これはもともとは魚雷だったというんだから驚きですね。









記念館正面の通りの両脇には、回天で戦死もしくは殉職された方々の石碑が並んでました。

花束に気付いたのですが、そういえば今日はお彼岸だったか。





記念館を後にして、回天を運んだトンネルに進んでみましょう。トロッコのレールの後が見えます。



長いトンネルを抜けると・・・・。




そこは、魚雷発射場の跡であります。







この穴から回天を海へ・・・、違うそうです。回天は普通の魚雷に比べてここからは発進じゃなかったそう。
それにしても、海のエメラルドグリーンがやけに綺麗だな〜。




帰りも来たトンネルを帰ります。

このパネルの先にセンサーがあるようで、前を通るといきなり説明が始まったので、驚いてひっくり返りそうになりました。びっくりしたなーもー。




それじゃ、14時の船で帰りましょう。



徳山港に戻ってきたら、もう一隻の船がありました。しかも回天号! 
この船だったらちょっと勘弁。




徳山駅前のラーメン屋さんで遅いお昼を。
島では忙しかったので昼ごはん食べる機会がありませんでした。



本当に真っ黒なスープなのにしょっぱくない!これが細麺と絡まって絶妙。徳山に行く機会があったら是非お試しを。


走行距離 36.6km
Posted at 2016/09/24 23:54:09 | コメント(5) | トラックバック(0) | 自転車 | 趣味
2016年09月18日 イイね!

雨の日曜日は映画でも(その2)

雨の日曜日は映画でも(その2)今週末の帰玉は、お天気斜めであります。昨日の土曜日は予想外に天気は持ちましたが、ここしばらくの行ったり来たりで多少へバッていたので自宅で静かに過ごしておりました。
そして、日曜日、予想通りというか予定通りというかで雨降りであります。だったら、雨の日曜日は映画でしょう(笑) 家人がお友達からオススメされた、「君の名は。」を見に行こうというのでそれに乗りました。そういえばユンカー☆さんもオススメと言われてましたしね。そして、息子にもお前も行くか?と訊いた所、彼は既に2回も見てるという(笑)


「君の名は」といえば、昭和のラジオドラマと認識しておりましたが、今回の作品はそれと関係あるんだろ程度の先入観で見たのですが全く違うもの(笑)。ストーリーの骨格となる全体の流れは、そうきたか!と思うほど、意表をついていて面白い作品でした。しかし、私的には、映画にはクライマックスがあるはずという観念があり、この作品を見ていて一番感きわまるクライマックスの場所がわからず、ここか?、えっここか?、いや、今度こそここか?・・・と、クライマックス予備軍の波状攻撃にやられてしまいました。そこで既にお腹いっぱいになって、あっけなくエンドロールを迎えてしまいました。

そのエンドロールが流れ終わって、隣に座った高校生か中学生の2人組が、
「泣けた?」
「・・・・」(感極まってか?)
とやりとりしてるのを聞いて、これからがある若い人々にはグッと来るんだろうと思いました。若いっていいね〜。
ちなみにその2人はてっきりカップルだと思ってたら2人ともオトコの子(笑)

帰宅して心配になった私は、息子に誰と見に行ったんだ?と聞いたら、女の子と行ったとの事だったのでちょっと安心しました(笑)


一人で行く映画も良いけど、誰かと行くのもいいね。
Posted at 2016/09/18 21:36:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 見聞録 | 趣味
2016年09月11日 イイね!

2016夏 青春18切符旅 その5

2016夏 青春18切符旅 その5とうとう最後の日を迎えました。
最後というのは、青春18切符の期限が、9月10日までなのであります。これで今年も夏は終わりだなと思いつつ、最後の旅に出発しました。
目的地は、最近、世界遺産に登録されたとか、幕末維新伝などでちょっと調子に乗ってる(笑)萩の町であります。それまで、萩ってあまり縁がなかったというか知らなかったというのが正直なところですが、我々の年代でいうと、高校生の頃の修学旅行先が萩・津和野コースだったってのがあったと思います。私の学校は九州に行きましたが、家人の学校はそのコースだったと聞いた事があります。それをうすらぼんやり憶えていたという事と、山口県の路線図を見た時、通り過ぎていない路線に萩の駅を見つけたという事があります。ちなみに、この夏は、山口県の路線を全部通ってやろうと密かに考えていましたが、新山口から海岸線を回って宇部新川までの部分と、山陰線の長門市から益田までの部分が残ってしまってました。あひゃー、これはボーリングで言えば、7-10のスプリット(笑)ただ、通り過ぎるならなんとか力技でやっつける方法もありますが、それだと、山手線でぐるっと一周して戻ってくるというのと違わないだろという事で、広島からみて10番ピンに的を絞ることにしました。それでも、10番ピンはホント遠かった・・・・。6時前の始発に乗ってスタートして、萩に着くのは11時過ぎ。そして萩を脱出する事が出来るのが、17時ちょっと前。だって、それまで乗れる列車が無いんです(泣)。そして最終最後の広島到着はちょうど日付が変わる頃であります。萩の滞在時間を5時間位とすると、12時間ちかく列車に乗ってた事になりますね。わーお。

初めて訪ねた萩の町。なかなか良かったです。こんな本州の西の端っこの小さな町(村?)から排出まちがい輩出した人物だけで幕末から明治維新前後をガチャガチャと動かしてたんだと思うと、ちょっと感慨深いを通り越して、そんな事が出来ちゃうんだと呆れてしまう位であります。途中博物館に寄りましたが、所蔵しているお宝より、輩出した人物一覧を見てるだけでもうお腹いっぱい。だって社会科の教科書に載ってた人物がほとんど居るんですから(笑)
萩の町は、レンタサイクルで回りました。5時間あれば余裕だろというか、余った時間どうするかなとちょっと心配でしたが、予定していた所全部は回りきれずにちょっと残念。次はまた余裕のある時に「別の手段で」ゆっくり回ってみたいと思ったのであります。

行程
05:52 広島→06:34 岩国(06:44 )→09;27 厚狭(09:51)→11:16 萩 (往路4430円)

16:51 萩→18:08 益田(18:55)→20:44 山口(20:47) → 21:09 新山口(21:14)→23:07 岩国(23:08)→ 00:05 広島 (復路 5400円)



夏の旅も最後になりました。今年の夏は5回分使えました。






もうすっかり馴染みになった厚狭駅。

ここまで、3時間半くらいです(笑)





今回は、幕末ISHIN号(快速)に乗って美祢線を通り抜けます。







途中の駅では、よーこそ というお出迎えが出てました。町の人々の熱意を感じますね。





一番後ろの席に座って、後ろに流れる景色を見てました。



このように流れる景色をみていると、この鉄道の路線ってサイクルツーリングにちょうどいいじゃんと気付きました。山間を抜けるのは林道を走っている感覚があるし、上り下りがあったとしても、しょせん‰の世界だし、長い距離走る事ができるしで、悲しいかな廃線になってしまった路線があったとしたら、是非そのような形で自転車併用のロングトレールとして残してもらえたら話題になるんじゃないかと思いますけどね。まあ、廃線にならないのが一番だけどね。





などと考えてたら、東萩に到着。手前の萩で降りても良かったけど、レンタサイクルを調べたら駅前にあるのはこちらだったので終点まで来ました。



ところで、薩長同盟はまだ続いていたんですね〜。





駅前のレンタサイクルに行くと、大体の周回コースを教えてくれました。1時間200円です。しかし、名前を聞かれただけで、住所も書かないし、最初の申し込み金も払わない事に気付いてそれでいいのかと尋ねたら、そこは信用取引だからと。さすが、萩の人は器がデカイ(笑)

さて、萩の散策ルートはこちら






早速、町の自転車屋さんを発見。

手前の赤いのは電飾で、奥のドロップは、ブリジストンのオーダーシステムのようでした。
だって、ダウンチューブに、テーラーメイドと書かれてました。





萩は、やきものの産地でもありますね。

道路端に、登り窯がありました。本当に登ってます。





12時チョット前ですけど、漁港の近くに道の駅を見つけたので寄って行きましょう。







さすがに、極上萩の赤うに丼は頼めず(泣)。まんぷく寿司にしましたが、かなり美味かったですよ。





世界遺産その1 萩反射炉



現存する反射炉は、ここと韮山の2箇所との事です。
しかし、思ったほどのサイズじゃなかったかな・・・。韮山のは迫力ありましたよね。





世界遺産その2 恵美須ヶ鼻造船所跡



ロシアとオランダそれぞれの造船技術を用いて、洋船を建造したというところが他に類例が無いそうです。
この辺りに造船用の小屋などが立っていたそうです。今は単なる原っぱですけどね。





世界遺産3 松下村塾

この巨大絵馬は近隣の中学生の作品だそうです。毎年書くそうですが、右側の吉田松陰に対して左側はその干支の人物を描くそうです。だからサル年の今年は、境二郎さんとのこと。






このおみくじは、松蔭先生の教訓入りに加えて、お金をいれるとピロリーンと結構派手な音がして景気良し(笑)です。











おおっ! お歴々の中に、山田顕義を発見!





そういえば、山田顕義も萩の出身だったか。
それだったら伊藤博文の生家なんか見て回るよりこっちだな。

顕義園はとても綺麗に掃き清められてました。感謝。





世界遺産その4 城下町









城下町部分に入っていくと、景観が統一されているようで、壁などが同じような感じで作られてました。その結果、とても清潔感のある街並みになっています。しかし維持していくのは大変だよねー。





今回も船に乗りたかったけど、時間切れでザンネーン。






ユースホステルを発見。

なんか、ユースホステルが懐かしいですね〜。





萩城址に到着。結構遠かったな〜。



時間切れだから入場せず。その分、城をとりまく海岸線の部分(ダート)を走ってきました。石垣の先は海岸なんだけど、原っぱが広がってます。キャンプ場はクローズなのが残念。





おおっ、時間がない!

博物館をソッコーで見て回って、オリジナルのみかんソフトを食べたら駅に直行だ!





来たきた。東萩からあの列車にのって復路がスタートします。

ここから益田までは、海岸線を走りますが、今日の日本海は結構激しく波高し!





そして、益田で乗り換え。この列車で、瀬戸内海側まで縦断スタート。
もう暗くなっちゃったよ。






新山口まで戻って来たところで、新幹線に乗り換える(もちろん実費)というプランも頭をよぎったけど、やっぱり初志貫徹だぁ。
そして、最後の乗り換えの岩国駅の一つ前の、南岩国駅で列車がストップ。ずっと先の海田市のあたりであった人身事故の影響で全体的に遅れており、この列車は岩国駅にしばらく入れません。えー! しかし、最終列車には連結するからご安心くださいとの事。それ先に言えよ!

広島駅に到着したら、暦は変わってました。1日が過ぎちゃったけど、出札時には、終電だからそのまま出てオッケ〜との事。





そういえば、私が鈍行列車に揺られてウトウトしてる内に、カープは25年ぶりに優勝。



キクチもヒロセも良かったね〜。




Posted at 2016/09/11 13:10:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | 見聞録 | 趣味

プロフィール

「KUFUNG 12V充電式空気入れ 小型電動ポンプ 携帯便利 付自動車 バイク 自転車 ボール 浮き輪 風船用 https://www.amazon.co.jp/dp/B0180F55L0/ref=cm_sw_r_cp_api_QV4TAbB5QWM1X

これこれ!(笑)」
何シテル?   03/25 20:46
自転車は小さな旅の手段です。その自転車は主に鉄で出来てますが、必ずしもクロモリって訳じゃありません。古い自転車をレストア・カスタマイズしてます。クオリティは高く...
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