
あれっ、こんなにキツかったかな。
2年前に登った時は結構楽勝で上った記憶があるのにこのキツさは一体なんなんだ!久しぶりに被った本気ヘルメットから滝のように汗が流れ出て目に入って痛いし、うひー、キツイ!
2年前にチャレンジした、野呂山に紅葉を見に行こうと土曜日の夜にいきなり決めて出撃することにしました。前回は22インチのVM号だったので、今回はチューブラタイヤのレーサーで行くことにします。レーサーっていうくらいですから、フロントのインナーは36ですが、後ろのフリーは21という漢ギヤです(笑)タイヤが細くて軽い分いけるだろと安易に思ってましたが、結構キツかったです。まあ、最近ガリガリ走っていない事が一番の原因ですけどね。
2年前の記事を帰宅してから見直してみたところ、これが面白い。同じところで同じ物を撮って記録してます。やっぱり同じ物見てるんだよなぁと改めて感心しました。こりゃ何歳になっても変わんないね。それでも、2年前に見た紅葉は同じように色づいてたし、曇っていて瀬戸内海の島が見えづらいというのはありましたが、まあ前回と同じように楽しめました。下りのスピードは今回の方が多少早かったこと、そして下山してから、呉まで足を伸ばしてフェリーで戻って来た事がちょっと違うところぐらいですかね。今回は多少キツかったけど同じように楽しめました。
本日のコース
本日は、広島レーサーでの出陣であります。

埼玉に持ち帰ったレーサーは、ベルギー産の自転車でマジなレーサーですが、こちらは乗った感じが緩くて楽チンです。
2年前と同じく、里山の小さな峠を越えて本線に入りました。

ここから、9kmと書いてますが途中で林道を経由するのでちょっと遠回りかな。
しかし、こんな角度の道が集落の中で続くので、けっこうキツイ。

じわじわ来ますよ〜。
そして林道への分岐。

左の方からダラダラ上って来て、正面の細い道に入って行きます。
しかし、林道に入ったら結構楽だったような気がしたけど・・・

ここら辺りだと紅葉はまだまだ。
振り返ると、上蒲刈島がうっすらと見えます。手前のボッコリは柏島かな。

安芸灘大橋がはっきりと見えないのが残念。
そして、この巻貝。

林道の南端に生息してるんですよ。こいつが。
ここでターンすると多少斜度は緩くなるのでここまで頑張ればなんとかなるでしょう。
しかし、地面に散らばっている色とりどりの葉っぱを見るとつい立ち止まる。
そして、今日の足元は、久しぶりのオニツカケイリン。

底が柔らかいので履き心地はナイス。しかし踏み込むと力が逃げるのは事実。
樹々の間に見える禿げた山肌。あそこが林道の終点。

ここら辺りは斜度も緩くて気持良く高度は上って行きます。
林道 後懸線 の終点です。

私にとっては終点でも、手続き上ではこちらが起点だそうです。
さざなみスカイラインに合流しますが、これがまた、直登でビューっと上る道なんです。
所々で立ち止まるけど、2年前と同じ場所で紅葉を発見して、小用を足したのも一緒。

後ろを振り返るのも一緒。先ほどの柏島がはっきりと見える高さまでやってきました。
じゃーん。スカイライン沿いにある紅葉ポイント。

ピークちょっと前の直線にこのポイントがあります。日当たり抜群だから綺麗に色づいてますね。
そして、ピークの亀は2年前も撮ってました。

さらに、この十文字ロータリーも撮ってたりして(笑)
ロータリーには、マツダのスポーツカーが止まってました。

この代のスポーツカーにこの赤はとても似合いますね。
ロータリーから、もうちょっと上って氷池までやってきました。
もうちょっと季節が進むと、凍るから氷池・・・ってなんか違う??」

お腹が減ったので、アンコ成分をドーピング。
そして、野呂山ロッジまで戻って飯にしよう。

イノシシ丼ぶりを食べました。(って2年前も同じもの食べてたりして)
イノシシは歯ごたえがありますが。豚ほど旨味はないかな・・・。
ロッジのテラスで、イノシシ丼を食べながら、自転車を見る。

向こうの紅葉してる辺りが先ほどの氷池のあたり。
お腹いっぱいになったのと、疲れたので、駐車場で30分ほど昼寝。
雲もでてきて頂上はだんだん寒くなって来ました。
それじゃそろそろ下りましょうか。
22インチと700Cの違いは顕著で、今回はバンバンスピードが出ますね。
細いけどハイプレッシャーだからこそのソリッド感は好き。
途中の駐車場でさっきまで居た方角を振り返る。

そして、サドル、カシマックスを見てびっくり!
えっ!これはなんだ〜、俺は知らないうちに・・・、って思わずピタパンの中に手を突っ込んで尻を触って確かめてしまいました。しかし、異常無し。しばし考えること30秒。そうだ!ロッジに止めてた時に、ヘルメットをサドルの上に置いといたので汗が垂れたんじゃないか!
もっと自分に自信を持て!>俺
もみじ橋はすごく深い谷をまたぐ大きな橋ですが、それよりも、この看板の傾きは道の斜度そのものです。
シャバに降りてからは、黒瀬川沿を走ります。するとこんなナイスな橋を発見。

真光寺さんへ参拝するための橋だそうです。時間がなかったので歩いて渡る余裕無し。
呉の街に戻って来ました。

街の銀杏の木の方がよっぽど紅葉してるよ(笑)
フェリー乗り場に滑り込む前に、こんなの見ちゃった。

この後ろ姿のツルンとした曲線美がなんとも言えず、いいよねー。
広島行きのフェリーがやって来ました。

しかし、今日は大潮で今は超干潮。(MAXはこの30分後とのこと)
前回フェリーに乗った時の呉港は超満潮で、フェリーに乗り込むタラップが上り基調だったのに対して今回は、下って乗り込みました。

干潮になると音戸の瀬戸は水路が狭くなるので片側通行となり、フェリーが待たされることが多いので遅れ気味になると港の係のおっちゃんが教えてくれました。今日も6分遅れ。
宇品に到着したら、Anijuで一休みして帰りましょう。
走行距離 概ね50km