理解不能なピストン損傷によりエンジン載せ替えとなったレンジローバー。ピストン損傷の理解不能なのが、その破片がオイルパンに脱落していたのだが、走行中ならもっと粉々になるはずだし、そもそも破片以上の大きな欠落がピストンに見られ、その破片はどこにも見あたらない。間違いなく、以前にエンジンを分解した際に生じたトラブルと思われる。
結局エンジン載せ替えをバーゲンプライスでやってもらい、その費用が25万円。以前注文しておいた部品を載せ替えるエンジンにつぎ込み、エキゾーストマニホールドのガスケット、タペットカバーパッキン、water pump交換を行ってもらったので、これらの工賃込みの値段としてはバーゲンプライスだと思います。長い付き合いのあるクリーンオートセンターの良心的な対応に深謝。これが都会のディーラーでやっていたらと思うとぞっとします。
それでも、これに車検費用やその他の整備費用を入れて総額47万円。
中古エンジンを19万円にて購入したので、総額66万円。海外サイトから輸入した部品を入れると総額70万円かかってしまいました。
1997年製の2nd レンジローバーにつぎ込む原資としては常軌を逸している?
3ヶ月間クリーンオートセンターに入庫している間、様々な顧客がメカニックと会話していったそうである。
自分ならあきらめて次の車を探すという人と、今回の私と同様にそれでも維持するという人。意見が分かれていたそうな。
今日できあがってきて乗った印象は、やっぱりいいです。エンジンは走行6万キロの上物で、相当静かです。エアサスの独特の浮遊感と、まったりしたエンジンフィール、それにオートバイオの内装。言い換えればエンジンはW124、サスペンションはジャガー、内装はロールス、使い勝手は国産SUV、と相当気持ちいいです。ほめすぎですかね。でもこの感覚が欲しかった。
しかしながら、つぎ込んだ経費を考えると相当に複雑であるのには違いない。
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2012/07/22 11:16:25