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ソーラ・レイのブログ一覧

2021年10月03日 イイね!

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

極力ネタバレ無いようにしようと想ってますが
映画観て、ココロがザワついてます。
ネタバレになる可能性もあるので気を付けて下さい。



ダニエル・クレイグ版007の最終章。
このシリーズは、ボンドを取巻く人物相関をファミリー(家族)に見立てて、
その中で成長していくジェームス・ボンドという人間を描いています。
第一作『カジノロワイヤル』では、駆け出しの若造の初恋と挫折。
第二作『慰めの報酬』では、挫折からの立ち直りと成長。
       (今作ラストで初めて、お決まり銃口キャッチシーン登場)
第三作『スカイフォール』では、母親からの精神的な独立。
    (これは大傑作ですわ。鋼鉄の女Mの見事な退場劇)
第四作『スペクター』では、兄弟間の確執と運命の女性との出会い。

シリーズを振り返れば、今作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の展開も想像可能
だった訳だけれども…
まさか007シリーズで? まさかボンドが?
と先入観先走り。 ストーリー中盤の大転換部分でぶっ飛びました。
そうだよな、疑似ファミリーのホームドラマ設定ならココに帰結するよな。

個人的に、もう後半はボンドの姿が『がんばるお父さん』にしか見えませんでした。
そしてクライマックス。
なんか、、寂しい。
悲しい。
とても悲しい。。
なんで007映画でこんなにもココロをかき乱されるのだろう。。。


正直、シナリオ展開は雑です。
オトナの事情も垣間見え、今作でダニエル・クレイグが降板する為に、空想科学的要素まで取り入れ確実に終わらせてます。
それでも、
疑似ファミリードラマとして作られてきた内容には一切影響を与えず、
悲しくて、次へと引き継がれた希望も確かにある終劇でした。


このシリーズ。
ボンドにとっては義父となる『ミスターホワイト』の影響力が絶大でした。
第四作『スペクター』冒頭でボンドに介錯をたのみ自決した彼ですが、
今作でも影響力絶大。
ま、ボンドの正妻『マドレーヌ・スワン』を、殺し屋家業の傍ら、男手ひとひとつで育て上げた人物ですから。
マドレーヌも、銃の装填や護身の術を身につけ、ボンドの横に立つに相応しい淑女に育ちましたし。

このシリーズ。
ボンドとホワイトは、合わせ鏡の裏設定があったのだろうか?
Posted at 2021/10/03 19:03:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ
2021年08月29日 イイね!

さよならパジェミ君

パジェロミニが逝ってしまいました。

8月あたまの2回目のコロナワクチン接種に行った先で。
集団接種会場の立体駐車場スロープを登り始めた途端に異常振動起こして
走行不能。
たぶんドライブシャフトが逝ったと思う。
半年前からエンジンのオイル漏れを指摘されていて『このままだと車検は通せない』
って言われていたので、修理する選択なく廃車しました。

平成23年におおよそ7万キロ走行状態で手に入れ
令和3年におおよそ17万キロで車の役割を終えました。
8年ちょっとの付き合いでしたが、県内中心に活躍してくれました。
どうもありがとうございました。




Posted at 2021/08/29 19:22:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年08月03日 イイね!

『竜とそばかすの姫』

今年は、ふたりの著名なアニメーションクリエイターが、それぞれのライフワークに於いて、区切りの到達点に辿り着きました。

ひとりは『シンエヴァンゲリオン』の庵野監督。
そしてもうひとりが今作の細田監督。

今作は、配給会社の東宝が『細田守が辿り着いた、渾身の最新作』と公式に宣伝しています。
公式に『辿り着いた』と謳っているように、正に到達点に相応しい映画でした。

名作『サマーウォーズ』から一貫して細田監督は『おとなの立ち振る舞い』を模索してきたように自分は想っています。

サマーウォーズでは、オトナがそれぞれの立ち位置で責任ある行動を行う姿。
おおかみこどもの雨と雪では、母親の立ち振る舞い。
バケモノの子では、父親像の模索。
未来のミライでは、姉弟視線からのオトナ(祖父母含む)の姿。

どの作品も明確な答えの提示はなく、監督自身が模索している姿が作品に反映されていました。
『いったいどんな立ち振る舞いがベストなオトナの行動なのだろうか?』と。
今作は、明確にその答え(考えの到達点)を提示しています。

ただ見守る。

一見、とても無責任にも思えるけど、大変な忍耐とエネルギーが必要です。見守ると云う事は。
アドバイスしたり、手を出すのは簡単な事です。
でもそれをせずに相手自身の気付きや成長を傍で見守り続ける。

今までの細田作品の中に既に『見守る』姿勢自体は描かれています。でもいままでは監督自身が作りだした『見守る事』に正面切って向き合っていなかったように思います。
または別な答えを見つけたかったのかも。
今作は『見守る』が全編を貫いたテーマとして描かれていました。
それを明確に体現していたのが、バケモノの子でも起用した役所広司。
終盤の役所広司の語りこそ、この作品の真のクライマックス。
バケモノの子では描けなかった親の姿にココロが震えました。
そしてもうひとつ。
是非は別として明確に提示したのが
無条件の自己犠牲。
これも細田監督の過去作のなかに既に提示されていましたね。
まさに細田監督の模索してきたテーマの到達点が映画の中にありました。

そして、
ミュージカルアニメーションの新境地。
巷で話題の楽曲は世界水準です。間違いありません。
今後、ミュージカルアニメーションの定番曲として世界中で愛され続けると思います。
音楽のチカラをこれでもかと感じられる映画です。

ストーリーの雑さを指摘する声も聞きます。私も同感。
でも、これも意図した作為感を感じています。
この映画は、ストーリープロット自体が『総集編』形態なんですよ。
まるでTVシリーズの総集編のような構成。
前半部分のエピソードがあり、中盤からの新展開。ラストへ向けての物語の集約。
どれもが少し展開の端折り感があり十二分に描き入れていない。
まるで1クール12話の物語を纏めたかのような展開。
もしかすると、今までに無い『映画から連続モノへ』の新展開をみせるかも。
それが可能な内容だし、映画だけのコンテンツで終わらせたら勿体ない作品です。
最近、配給会社の東宝さんが、下記のような公式PVを出してきました。
このPVクオリティは片手間では作れません。
本気の本気の完成度ですわ。
今後の展開にワクワクしてしまいます。

さて、4回目を観に行こうか

Posted at 2021/08/03 20:08:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ
2021年03月20日 イイね!

『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』

(ネタバレ含みます)


とても面白かった。
ひさびさに日本映画らしい日本映画を観た気分になりました。
70年代後半から80年代中期の頃のアートシアターギルド。
『祭りの準備』のような、すこしアンダーグラウンド気味の青春映画を見終わったような気分になりました。

庵野監督の自叙伝です。

監督の経験歴を描いたモノではなく(ラスト部分は経験歴も描いてますが)
庵野秀明というクリエイターの、その創作創造の原点。
自らのイマジネーションの元となった、自らの血肉となっている映像作品・音楽・書物、それら全てを、自らが創作した『エヴァンゲリオン』という物語の中にはめ込んでいました。

大林宣彦監督の『転校生』『さびしんぼう』のような構造の映画です。
映画の物語の中に監督自らの想いや、主人公や登場人物に監督自身を投影させた疑似自伝。

最近の日本映画は、そのような監督色が前面に出たり、監督自身が骨身を削って作品に命を吹き込むような熱量を感じる映画が殆ど無いので、本作は懐かしさと同時に新鮮さを感じました。

そして、本作が過去の似たような自叙伝系映画と決定的に違うのが、25年の歳月。
25年前、成長できない陰キャな主人公に監督自身を投影したのが旧劇。
それから月日が経ち、監督自らもその歳月の歳を重ね、気が付けば自身を投影させているキャラが、子から親へ、ゲンドウに変わっていたのが新劇。
旧劇では描けなかった父性を25年の歳月をかけ、ひとつの提示を出せた事がこの新劇の創作意味だったと感じます。

家庭を持っても愛する女性を求め続ける男の性・・・碇ゲンドウ。
家庭を持っても父親である前に妻を愛する夫であり続けた・・・碇ゲンドウ。
父親として子供を想う純粋な父性・・・渚カヲル。
両者がひとつの者であった事が物語で明かされました。

そして、初号機の中で常に子供を見守り共に居た 碇ユイ。

壮大な物語を最終的にひとつの家族の物語に集約させる手法は、おなじく壮大な物語を友との友情に結実させた『AKIRA』を思い起こさせました。


監督自らが曝け出した自身の発想力の源、イマジネーションの源となっている作品群のオマージュを楽しむのも見どころのひとつです。
懐かしい特撮物。往年のアニメ。影響を与えた映画の数々。そして聴き重ねてきた音楽。
円谷特撮
東宝・東映特撮
ヤマト 999 ザンボット3
日本映画からは、野村芳太郎監督・川島雄三監督・寺山修司の影響を色濃く感じました。
そして、ストーリープロットは、藤崎竜版『封神演義』の影響を感じます。


本作の公開で新劇全作品が一つの時間軸の中の物語であることが判り、旧劇とはストーリー展開上は直接リンクしない事が判りました。
あくまで碇シンジを主人公とした物語なので『破』から『Q』への空白の14年間を描かなかったのは、或る意味正攻法ではありますが、、、
唐突な《ウラシマ効果》の展開に頭パッカーンとさせられたのはトラウマになりそう(笑)
本作で《破とQの間の出来事》も説明されましたが、どうしても後説感を拭いきれないです。
それだけあの《ウラシマ効果演出》は衝撃的だった訳です。
せめて本作の前半部分をQに繋げて上映してくれれば解り易かったのに。
あ、それじゃエヴァの話にならないか( ´艸`)
Posted at 2021/03/20 14:41:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ
2021年03月19日 イイね!

20-21シーズンイン。そして終了

20-21シーズンイン。そして終了本日シーズンインしました。
そしてタイトル通り終了('◇')ゞ
なんとか今シーズン滑る事ができました。

今シーズン初めて川場スキー場へ行ってみたら、なんと駐車場が有料となってました(土日のみ)
今日は無料でしたが、これは明らかに改悪だ・・・
来期も有料なのだろうか・・・




さてさて、せっかく休みを取得して平日に来た訳なので、思いっ切り滑ろう!!
と、意気込んでみたモノの、身体がついて行きません。
スキー数本滑ったら、もうクタクタ。
板重くて硬い。
板に体力がついて行きませんでした。

スキーはこれで今シーズン終了とし、ボードにチェンジ。
ボードの方がまだ楽。 板傾けるだけだから。
それにしても 暑い。
川場名物の風も吹いていたけど日差しの方が勝ってました。
ウェアの中がサウナ状態で昼まで滑ったら、活動限界。
それでも昼食休憩して午後の回にチャレンジ。

2時過ぎに完全に活動沈黙となり終了。
今日のフィーリングを来期に繋げたいなぁ~

Posted at 2021/03/19 22:01:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ウインタースポーツ | スポーツ

プロフィール

「週末はクルマ2台のオイル交換&フィルター交換。2台とも元気になりました。」
何シテル?   11/01 14:21
基本的に『インドア』で出不精です。 でもじっとしていられない性質なのでアウトドアします。 長時間の寝貯めが出来るので、 活動期と充電期がはっきりしています...

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