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ソーラ・レイのブログ一覧

2020年10月25日 イイね!

今年初の県外ドライブ

今年初の県外ドライブ今年初めて群馬県から出てみました。
車のルームミラーに下げている交通安全御守がだいぶ日焼けしていたので、御守の授与返納のために信州諏訪湖・諏訪大社秋宮へ。



往路は上信道・松井田妙義ICから無料区間の中部横断・佐久南IC、有料の新和田トンネル使って移動時間短縮。10:00頃に現着。
秋宮は七五三の時期で混み始めてましたが、目的の参拝を済まして次の目的地へ。




お店の開店時刻に合わせて到着。
あら?開店前なのに行列ですわ。
でもお店側も開店時刻を早めてくれたのでほとんど並ばずに入店。
せっかく諏訪まで来たのだから 鰻をたべなくては!
ちょっと奮発した甲斐がありました。
とても美味しかった。


あとは帰路につくだけ。
帰りは下道ズンドコと帰ります。



旧道・和田峠がちょうど紅葉の見ごろでした。
とても気持ち良いドライブができました。


この後は、上田市まで北上し湯ノ丸越えの地蔵峠へ。
群馬側の下りになったら道路の復元工事が何カ所も‼
地元新聞の報道で被害は知ってましたが、昨年の台風災害の酷さに驚きました。
地蔵峠の群馬側はズタズタになってしまった。
鹿沢スノーエリア周辺も酷い有様で、新鹿沢温泉はランドマークだった温泉が取り壊されていました。
ホントに酷い…





その台風被害にあった嬬恋エリアのキャベツ畑の中で浅間山を望みます。
薄っすらと降雪している浅間山は噴火レベル2のまま。
今年も登る事は出来ませんでした。


この後の帰路は、北軽井沢を横切り、二度上峠を越えて帰りました。
峠を三つ越えて久々に走ったって実感するドライブでした。
Posted at 2020/10/25 21:12:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年10月11日 イイね!

『星の子』

製作発表の報を知ってから公開を楽しみにしていた作品です。
ひさびさに芦田愛菜ちゃんの主演映画。
愛菜ちゃんのファンです自分は。ほとんど保護者枠での(笑)

彼女の出世作となったTVドラマ類は全く見ておらず、その活躍の内容も今でも知りません。
話題の子役と云う前評判情報のみで観た初主演映画『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』での彼女の演技に、圧倒されました。
天才ってホントにいるんだ、と思いました。
その後『パシフィック・リム』での演技でまた度肝を抜かれました。
僅かな短い登場シーンだけで映画自体の〈色〉を決めてしまうほどのインパクトでした。
昨年の『海獣の子供』での声優も良かったけど、やっぱ彼女の演技を観てみたい。
そ~思い公開を楽しみにしていた作品です。

新興宗教を信じるファミリーの物語。
入信のきっかけは、芦田愛菜演じる次女の出生。
未熟児として生まれた病弱の子供が健康に育って欲しいと願った両親が『奇跡の水』に頼った事が始まり。
奇跡の水(作中では〃金星のめぐみ〃)を信じる両親の下で育った娘『ちひろ』の物語。
題材としては割とキワドイ部類だし、この題材なら観客は『信仰心VS社会モラル』のような構図の激しい葛藤のストーリーを思い描くと思います。
でも、この作品は、淡々と家族の日常を描くスタイル。
起承転結のような目まぐるしい展開は皆無。
ただ日常を切り取っただけのような物語でした。
(見た目はネ)
この作品の監督の立ち位置も、新興宗教に対してニュートラルな中立点で作ってます。
(見た目はネ)

この映画の真骨頂は『コトバ遊び』台詞の妙です。
それに気づくと、監督の中立な立場も、かなり毒を含んだ立ち位置だと気づくはず。

映画自体のテーマは、新興宗教と云う題材を介して『個々のココロ(価値観)のパーソナルスペースと、その距離感(折り合い)』だと感じます。
いちばん折り合えているのはちひろの同級生たちだろうな。
折り合えていなかったのは、ちひろ自身。
両親は、すでに折り合う事を止め自分たちの価値観の中しか見なくなってる。
淡々とした物語と説明しましたが、『信仰心VS社会モラル』の激しいバトルはすでに過ぎ去った過去となってます、この家庭では。
バトルの結果は、長女の家出。
ちひろは長女の家出を「家に帰らなくなっただけ」と同級生に説明している。
このコトバの選択(コトバ遊び)が作品の随所にあります。
教団内の不祥事のウワサも「うわさだから」で終わらせ、自身の葛藤を抑えたり。
両親と一緒に新興宗教を信じるちひろだが、信仰に対しての付き合い方は一枚岩ではない。
『コーヒーにすると(水の)パワーが落ちる』と云う理由でコーヒーを飲まない両親に対して、両親のいない場所ではコーヒーを飲むちひろ。
両親の行う変な儀式(あたまに水を浸したタオルを乗せる)を頑なに拒むちひろ。
両親もちひろの拒否には強制せずに悲しい表情を浮かべるだけ。
この辺の演出は見事。 
長女の家出という家庭内バトル。トラウマを抱えた家庭である事を間接的に描くと同時に、家族といえども価値観は別々である事を巧く描いてます。

このような個々の心のパーソナルスペースとの折り合いを淡々と描き、その集大成のようなラストシーンへと辿り着きます。
両親に見えちひろに見えない流れ星。
ひちろにだけ見えて両親に見えなかった流れ星。
でも三人、身体を寄せ合って、家族。

下に映画の予告を張っときますが、「この感動をあなたと」と云うナレーションは嘘ですから。番宣台詞だから。
この作品は観客に与える映画ではなく、観客が作品から探し出すタイプの映画です。
探すのが苦手な人には退屈な2時間が待っているだけです。

そしてもうひとつ。
この映画の大きな収穫は、子役。
芦田愛菜ちゃんが演じる中学三年生のちひろの小学4年生時代(家庭内バトル期)を子役の少女が演じてます。
芦田愛菜ちゃんに子役が付くって云う事が凄いのだけど…
この子役が、演技巧い。
チョットびっくり!! この子役の将来も楽しみです。

Posted at 2020/10/11 21:03:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ
2020年10月04日 イイね!

『 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

勿体ない映画の観方をしてしまいました。

この作品、TVシリーズ等は未鑑賞。
困難の末に公開まで漕ぎつけた『京都アニメーション製作作品』であり、
物語固有の『ドール(自動手記人形)』等の呼称に深い比喩を感じたりしていて興味があり、自分が鑑賞条件にそぐわないのを判ったうえで鑑賞。
それでも、TVシリーズのダイジェスト等の事前予習を可能な限り行い、鑑賞中も自分の脳内補正能力全開で観ました。

とても深い余韻を感じた良い作品でした。
チョッと気になったのは、作画レベルが時折『京都アニメーション』らしくない部分が散在。でも、高いレベルの水準での事なので普通は気にならない程度です。

物語としてはTVシリーズの完全なるエピローグ。
普通はシリーズからのファンたちには感涙の物語となる設定ですが…
上手いなぁ。
ストーリー構成が絶妙です。
この完結編はTVシリーズのおおよそ60~80年後の物語となっています。
もう、TVシリーズの人物たちは全員故人となっている時代から、過去回想として
主人公ヴァイオレットらの顛末が語られます。
この設定は見事です。
自分ですらこの設定にペーソスを感じた訳だから、TVシリーズからのファンの方々の気持ちはどうだったろうか。
既に『ドール(自動手記人形)』という職業が消滅している時代から主人公ヴァイオレットたちが生きた時代への橋渡しとなっているのが、正にヴァイオレットたちが書いた手紙の数々。
想いを伝えたいと願った人。その思いを汲みとり代筆した人。
その人たちが既にこの世にいなくても、想いを書き留めた手紙は時代を越える。
この作品の本質の一端を見事に物語設定が表しています。

とても比喩の多い物語だと感じた作品。
主人公ヴァイオレットの設定自体、戦争PTSDを比喩し、その克服の物語だと思っていました。
しかし、彼女の設定は戦争PTSDではなかった。
戦争PTSDの比喩なのは、彼女の周囲のひとたちでした(程度の違いはありますが)
とりわけこの作品で強く比喩されているのは生存していた少佐。

ではこの物語の主軸であるヴァイオレットの心の成長はなんだろう?
と想い、チョッと調べてみたら
『情操教育 ⇔ 体操教育』と云う言葉が見つかりました。
〇目に見えない感情(ココロ)を育む情操教育
〇目に見え触れる事ができる身体を育てる体操教育
なぁ~るほど、コレか。
戦争孤児のヴァイオレットは『兵器』として鍛えられた戦闘人形。
戦場で戦う事のみ教え込まれた少女。
感情を育む機会無く戦場で成長し、自身に向けられた『愛してる』の意味も理解できない感情鈍麻したヴァイオレット。
戦争は終結し、
戦闘で両腕を失ったヴァイオレットが、周囲の人々に支えられて自身の感情を育ててゆく物語。
その手段としての、クライアントの隠された想いを汲みとり手紙に現わす『自動手記人形』と云う代筆業。

この物語の主軸の結末。
ココロを人並みに得たヴァイオレットの、感情失禁のように泣きじゃくる姿にはココロを動かされました。
そしてヴァイオレットたちの物語を過去の出来事として終わらせた作品構成。
ヴァイオレットたちの物語は、彼女らが書き残した『手紙』によって語られ続ける。

手紙を作品に置き換えれば  『故人となっても作品は残る』

この比喩は、おもく、ココロに刻まれます。


Posted at 2020/10/04 22:13:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画鑑賞 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「週末はクルマ2台のオイル交換&フィルター交換。2台とも元気になりました。」
何シテル?   11/01 14:21
基本的に『インドア』で出不精です。 でもじっとしていられない性質なのでアウトドアします。 長時間の寝貯めが出来るので、 活動期と充電期がはっきりしています...

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