
コスモはコレでいくのです♪
メジャーな機種なのでもちろん聴いたことはあるのですが、あくまで
システムとしての音なんですよね…
この
「機種」の音を確かめてみたかったので、聴き慣れたC2に取り付けて確認してみました。
で、視聴~♪
コテコテ系の
ロックフォード8140との比較です。
なんかスッキリ。
よくカロの音を「繊細」とする表現が多いですが、自分の感覚では「フラット」と言ったほうがしっくりくる感じ。
自分的には繊細、というと線が細いイメージですが、そういう感覚よりも色付けや肉付けがあまりない、というほうが強いのです。
解像度は間違いなくゼロワン。
顕著なのが中域で、音数が少ない系統のディスク…特に女性Vo系は微妙なニュアンス(息遣いとか)がよく出ます。
改めて比較すると8140は明らかに声が太くなります。
ナチュラル系が好きな人はカロ、迫力を求める人はロックフォードでしょうね~
低域は低音の階調表現が良い。音階がしっかりしてよく分かります。
高域は…自分は20kHzなんて絶対聴こえない中年耳wなので当てになりませんが、やはりゼロワンが伸びてます。
聴感上のS/Nは、想像ほどの違いはなし。
ちょっと意外だったのが、定位は明らかに良くなりました。
それだけ忠実に再生している、ということなんでしょうか…?
結局のところ、どちらもいわゆる高級機に分類される機種なので、どちらが良いかは…
好みの問題でしょうね~
カロはスピーカーやアンプの選択で出てくる音はだいぶ変化しそうですし、逆にロックフォードはクセがあるので狙う方向は一つの方向になりそう。
C2のシステムで言えば、中高域が明るくエネルギッシュなPGのアンプと、場合によっては耳が痛くなるダイヤモンドのアルミTWなので、カロではその特徴がそのまま出ました。
「枯れた」系のギターやブルージーな曲、迫力のあるVoがお好みであればロックフォードの味付けは最高だと思います。
これまた意外だったのは、メタル系とかミクスチャー系のように中域テンコ盛り、ディストーションギターがバリバリだと、ロックフォードはちょっとダンゴ気味で疲れる時があるのです。
カロの方がすっきりしていて聴きやすいです。
たださらに抽象的な例えになってしまいますが…カロは「冷めた」感じで音楽を聴いてしまうんですね~
バンド経験者の方ならイメージを分かっていただけると思うのですが、正確なリズムを刻めるドラマー(あくまでもアマチュアレベル)なのに、一緒に演奏しててもいまいち「ノリ」が出てこないタイプのドラマーって居るじゃないですか…
下手ではないけどそうじゃねーよ…って。
カロはそんな感じです(意味不明w
Posted at 2007/08/25 23:19:11 | |
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