
先日、友人とドライブに行った際に「デミオのディーゼル借りてみたくない?」という話になりタイムズレンタカーで1日半レンタルしてドライブしてきました。
グレードは1500ccディーゼルターボのXD(MTモード付6速AT)。
外装色はマツダの定番となりつつあるソウルレッドプレミアムメタリック。
これって確か特別塗装色でしたっけ?
レンタカーにしちゃ、随分と金かかってるなぁ…(グレードは一番下ですが)

↑内装写真が夜に撮ったこれだけしか無かった(汗)
上級グレードではないのでセンターメーターがタコメーターではなく速度計だったり、内装の加飾パネルはあまり見受けられませんでしたが、決して安っぽさはなく、タコメーターも省くのではなく、センターメーター横に小ぶりのデジタルバー表示のものが備えつけられたりと低グレードというのをほとんど感じさせない造りには驚きました。
男性がコンパクトカーに乗ったときになんとなく感じる気後れ感といいますか、そういうのがデミオに全くありません。正直、僕はコンパクトカーは好きではなく自分の車として持ちたいとは思いませんでしたが「デミオならいい」と素直に思ってしまいました。
それくらいのカルチャーショックです(゜o゜;
シートなどの出来もよく、3時間以上乗っていても疲れを感じにくいのは流石。ただし、リアシートの窮屈感は否めません。
エアコンはダイヤル操作マニュアル式なので操作性は良好。
で、この車には恐らくマツダコネクトではない純正ナビが装着されていたのですが、操作性は最悪。
まず、ナビを操作するボタンがセンターパネルに全く見当たらない。では操作はすべてタッチパネルなのかと思って画面を触るも一部の項目しか操作できず…
どうしたものかと悩んでるとステアリング左側に付いたスイッチ類が目に入りました。オーディオだけでなくナビのメニュー呼び出しなどもステアリングスイッチからしろということらしいです。
いやー、盲点でしたわ〜…それ以前に助手席側から操作できないじゃないですか(´・ω・`)
「主役はドライバー」という感じでインテリアをデザインしたのでしょうが、もうちょっと助手席にも権利が欲しいもんです(苦笑)
エンジンを掛けると車外で聞くと明らかなディーゼル、しかし車内だとディーゼルらしく感じるガラガラ音や振動などは一切感じません。僕はディーゼルの音好きですけど(笑)
今回走ったのは都内〜高速道路〜山坂道〜幹線バイパス。
ディーゼルターボとはいえ、2000回転以下では排気量のせいかアクセルに足を乗せた程度ではあまり力強さは感じず。しかし、そこから少し踏み込むと2000回転付近から圧倒的なトルクに引っ張られておおよそコンパクトカーとは似ても似つかぬような力強さを見せつけてくれます。
トルク25キロでしたっけ?2500ccのガソリンエンジンと全く変わらないですもんね^^;
回転を上げたときに喧しくならず、軽やかに吹け上がっていくのもとても気持ちいいです。
アクセルを更に奥まで踏み込んでキックダウンをしようとすると一拍置いてから怒涛の加速が始まりあっという間に恐ろしい速度まで行ってしまいます。
だけどそれを全然感じさせない安定感に「果たして自分が乗っているのは大排気量セダンか?」と錯覚しそうになります。
山坂道でマニュアルモードを駆使して少し攻め込んで見ると更に楽しさは倍増。
トルクバンドを外さない適切なギア比を選びながらコーナーを飛び出し、下手するとスポーツカーですら置いてきそうな加速で次のコーナーに進入。ここではコンパクトらしいクイックな挙動でほとんどロールもせずに素早くコーナーをクリアできます。
これには笑いが止まらなくなります。
ブレーキは最近ありがちなストロークで制動力を調整するような大衆的なものではなく。硬いペタルタッチで踏力を必要とするどちらかというとスポーツカーやツーリングカーに近い感じで好印象でした。
ディーゼルデミオに乗っていてどこか懐かしい記憶が蘇ってきました。
このデミオは何度か乗ったあの車に似ている。
それは(V35)スカイライン250GT。
GTカーのスカイラインに近いものを持っているこのデミオ、シティコミューター的なコンパクトカーではなく小型GTカーと言えるのではないでしょうか。
そして、このデミオは自分がコンパクトカーに対して持っていたネガティブな感情を見事に打ち砕いてくれ、マツダの車造りに対する真摯な姿勢を感じられる1台であるも言えます。
Posted at 2016/09/07 19:31:30 | |
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