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灸太郎くんのブログ一覧

2013年04月09日 イイね!

クルマは音だ! ― CGTV フェラーリF12特集を見て ―

妻の318i(E46)、4年ほど経ち、ようやく縦列駐車にも慣れてきた、覚えの悪い灸太郎くんです(笑)

ボディ側面が、魚のように前後が絞られているので、どこが基準なのかわかりにくいんです。。。

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さて、いつもの幹線県道、信号の連続の渋滞区間を避けるため、
橋のアンダーパスの一方通行区間から抜け道に入るのですが、
ヘアピン、アップダウンのあるS字を道幅目いっぱい使って楽しませてもらっています♪
距離にすれば100m弱だと思いますが…(笑)

こんな状況の時は、さすがBMW、と思います。
まさかABSやDSCが働くところまでは攻めませんが、狙ったライン、ピタリとトレースします。
エンジンの反応も、音も、負荷がかかると活き活きしてきます。

クルマとしては、ここからまだまだ先で本領発揮でしょうけれど、今のところは勘弁してね(笑)


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今日も画像なしで読みづらくすみません。

CGTV、久しぶりに見ました。
セダンやツーボックスの特集は見なくなってしまいました。
(その分、愛車遍歴やトップギヤ見ちゃいます)

先週放送分、F12と458スパイダーの回です。

見る側のわたしとしては、フェラーリの魅力の半分は音だと思いました。
やはりV12の天にも昇るような甘い響きにはシビレテしまいますね。

魅力の全体を言葉にすれば、色気だと思います。
悪く云えば演出です。でもヤラセじゃありません。自然にそうなるのだと思います。

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他のスーパーカーやGTとフェラーリの何が違うのか?と、
よく雑誌なんかでたくさん集めて乗り比べやったり、競争させたりしてますが、
やはりフェラーリ、中でもV12車両は存在が別格と思います。

性能は必要条件とは思いますが、それ自体が商品としての値打ちを決めるわけではありません。
その辺りがポルシェ等ドイツ車やマクラーレンとは存在理由が違うと思います。
ランボルギーニも、フェラーリがあってこそ成り立つアンチテーゼとしての存在と思います。

フェラーリに乗ることは、”血の歴史”を身に纏うということだろうと思います。

レース等で死人の山を築いてきたから、とかいうことではなく、

それも含めた人の営み、止むに止まれぬレース屋の”業”(ゴウと読んでください)の歴史と、
美しさ、快楽追求の歴史の結晶がフェラーリの車両だと感じるのです。

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わたしには馴染み深いドゥカティも一時、フェラーリのイメージを借りるようなビジネス戦略をとっていました。

フェラーリF1チームとと合同の雪山イベントや、
マルボロのスポンサーシップ、シェル石油とのタイアップなど。

でもモノの成り立ちが全く違います。
本来のドゥカティは機能商品です。
一番近い表現は、二輪のポルシェ、あるいはロータスだと思います。

見た目の魅力も確かにありますが、あくまで機能から出たものです。

走りの魅力は、価格帯を超えた素晴しいものですが、
”アンバランスさ”がドゥカティの魅力の根源だと思います。

アンバランスさが魅力とはどういう意味かというと、
本来スッピン、というか、商品性を高めるべく、意識的に飾ろうとしていないにもかかわらず、
送り手が意図した以上の特別なものを感じさせる、生まれついた本質的なもの、ということです。

素材、原石としての魅力でしょうか。

ドゥカティの魅力の質はフェラーリとは違う、ということです。

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余談ですが、ドゥカティの音の魅力もやはり機能から出ているもので、やむなくあの音量・音質になってしまうわけです。

90度Vの燃焼間隔、圧縮比、吸気量、デスモゆえのバルブスプリングの抵抗のストレスのない吹け上がり(「フリクションが少ない」などと雑誌に書かれているのは誤り)、カムプロファイル、ギヤ・ベアリングの回転音、クラッチノイズなどなど

※音がデカくないとドゥカティらしくない、という声もありますが、ハーレー同様、音をよく聴いて分析してみてください。いたずらな大音量は本質理解の妨げになると思います。

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話はCGTVに戻って、もう一台の458スパイダー。

ルーフをかぶせた状態はディーノGTSに通ずる美しいスタイルですね。
通常のクーペより好ましいとさえ思えました。

ボデイ中央部の大胆なクビレが、クルマ全体を引き締めて、コンパクトに見せています。

テレビで聞こえる排気音は、ときどき通りでも聞こえる甲高い”F1サウンド”というより、
どちらかというとホンダS2000のような、硬質な印象の音で、
フェラーリファンの期待する音色とはちょっと違うような気がしました。

番組内で、F12を先に見てしまうと、458は機能商品に近く思えてしまったのはたぶん勘違いだと思います。まとめて放映してはいけないのだと思います。


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わたしの年長の友人は、
「フェラーリを買うと身を持ち崩すので、買ってはいけない」といい続けています。

なんとなくわかる気がします。この場合、やはりV12搭載車だと思います。
わたしの場合、間違って買ったら、音を聞きながら昇天…
本当に死んじゃいそうな気がします。。。


・・・・・・なーんて、買えなくてもどの道、身を持ち崩しそうなんですけどね!(笑)
2012年09月13日 イイね!

みんカラ品評会|No.16 「 ペガソ Z-103 ツーリング ベルリネッタ(1958年) 」

またまたコンクールネタです。

これも日本では雑誌等でさえ見ることは無いかもしれないクルマです。

記事があってもワシは”見んカラ”、なんて言わないでね(笑)



http://gazoo.com/meishakan/meisha/pdf/7368.pdf


なぜスペインでこういった超弩級のクルマが作られ得たのか・・・
4カムDOHC V8、トランスアクスルのグランプリカーのメカニズムをそのまま搭載。

フランコ軍事政権の、国威発揚か(ナチスのメルセデス/アウトウニオンGPカーのような)、
エンゾ フェラーリへの対抗心か(のちのランボルギーニの挿話のような)。

いずれにせよ、商業ベースの発想ではありえないですね。
オーダーできた好き者には、大層なお楽しみだったでしょうね。

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写真とは別のクルマでしたが、
昔のCG誌のサロンで取り上げられたとき、ギヤボックス不調で十分な試乗ができず、
とても残念そうな記事で記憶に残っています。

不勉強にして、その後の経過は存じませんが・・・

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庶民には無縁のクルマですが、
こういった機会にわたしたちクルマ好きの目に留まることができるのは、
とても素晴らしいことだと思います。

ここから将来の愛好家の芽が出ることだってないとは言えませんよね。

雑誌も売れる記事を出さないといけないそうですが、
フェラーリやポルシェの60年代の人気どころは食傷気味なので、
まだまだ未開拓のクルマ・メーカー・人物を掘り起こしてほしいですね。

スーパーCG、再復刊できないかなぁ・・・
Posted at 2012/09/13 00:34:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマの何に惹かれるのか? | タイアップ企画用

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「DUCATI SSの整備【73】SS800との乗り比べ印象記 http://cvw.jp/b/1333960/48560984/
何シテル?   08/07 18:30
灸太郎くん(キュウタロクン)です。 職業・思想・信条・立場など違えど 共通の話題で交流できるのは良いですね。 記述は残ることを意識しています。 ...
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