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灸太郎くんのブログ一覧

2025年04月30日 イイね!

DUCATI SSの整備【54】スライドバルブスプリング交換 他 細部煮詰め

DUCATI SSの整備【54】スライドバルブスプリング交換 他 細部煮詰め以前から気になっていたことがいろいろとあったので、
気持ちよく乗れるよう、ついでに作業していました。

●キャブレタースライドバルブのリターンスプリング変更
スロットルを戻した際、いきなり強烈なエンジンブレーキというかバックトルクが掛かり、
特に速度が乗っていない状態での姿勢変化(荷重移動)が大きく扱いにくいのが悩みの種でした。

スロットルバルブ、特に運転者が制御できない負圧作動スライドバルブの閉じ方向の動きを穏やかにできればよいのでは?と考えて、リターンスプリングをDyno Jetキット付属のレートの低いものに交換してみました。
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下がドゥカティ(ミクニ)純正品、上2本がDynoJetキットパーツです。
線径が細く(=ばねレートが低く)、全長が短く(=プリロードが小さく)なっていて、同じ負圧でもバルブが開きやすく、かつ閉じに転じる瞬間の動きがゆっくりになるのではないか?という発想です。

組み込みに際し、2本のばねの長さに1.5mm程度のばらつきがあるので、短い方にはその分の厚みのワッシャーをばね上側に追加して、プリロードを揃えました。
これで効果があれば、吹け上がりを速くする方向のチューニングも実用になりそうです。


●ドライブスプロケット固定ボルトのワイヤリング
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ドライブスプロケットは小さなM5ボルト2本で出力軸に留められているだけです。
実際に事故が起きたと聞いたことはないので、正しく締め付けていれば問題はないのだろうと思いますが、見た目に不安なのでボルトに穴を開け、ワイヤリングしておきました。
プロは長さもきっちりと締め付け方向にテンションを掛けるように縛り上げますが、なかなか難しく、
太目のワイヤで縛っておきましたが、ボルト間のワイヤの向きが正しくない(2本のボルト間で締め付け方向に引っ張り合うような方向が正しい)ので後日やり直します。

なお、先日穴あけをしたオイルストレーナやフィラーキャップは面倒なのでまだワイヤリングしていません(笑)


●グリップラバーのワイヤリング
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見ての通り、すっぽ抜け・捩れ防止のため、両端をワイヤで縛っておきます。
見た目のアクセントにもなり、気が引き締まるように思います。
もし捩れるようなら、中央も縛ります。
鋭くとがったワイヤ端は丸めてグリップ内に差し込みます。


●シフトロッドの延長(交換+延長)
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ギヤペダルを低め=シフトロッド全長を長くしているため、ターンバックルエンド(ピローボール)のねじ山嵌合長がかなり浅くなって剛性感に欠ける(しなる)ので対策。
手持ちのシフトロッドの中から近い長さを選び、不足分は正ねじ側にスペーサーを取り付けて以前よりも5mmくらい延長して、ピローボールのねじ部露出をできるだけ少なくしました。
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スペーサーとは高ナットの片側にボルトがついたようなもので(写真はM6サイズ)、長さが何種類かあるので用意しておくと役立つこともあります。

いうまでもなくギヤペダルは双方向に作動させるので、何か理由がない限りリンケージ(ベルクランク)の初期角度は90度が好ましいです。

【余談】
ドゥカティ純正シフトロッドはアルミ丸棒両端に雌ねじを切って、市販品の雄ねじピローボールを使用する、小ロット生産社外品のような(否、レーシングムード満点の(笑))作りで、国産車に多い雄ねじロッド+雌ねじでがたつきのあるピローボール(ブーツ付きでレバー側にカシメてある)よりも操作感が心地よいものです。
但し丸棒に二面幅の削りがないのでスパナが掛からず、調整時はウエスを介してプライヤーで掴む必要があり扱いにくいので、六角棒から削りだしたものに交換がお勧め。

●タイヤ空気圧の見直し
中央が減り気味と思われたので、プロファイル改善を狙いフロント2.3kg/㎠、リヤ2.9㎏/㎠にしていましたが、リヤが跳ね気味なので、メーカー設定に近い2.6㎏/㎠に下げてみます。
それにしても忌々しいのは、以前も記した、まちがって前後逆に組みつけられたエアバルブ。扱いにくいことといったら・・・(笑)


●点火プラグを新調
調整途上だった頃から使っている点火プラグ。開ければ吹けるが、アイシングでの不調なども含め、徐々にくすぶり気味で、始動も一触即発とは行かなくなってきているので、そろそろ替え時のような気がする。
4000rpmあたりのばらついた回り方ももしかすると関連があるかもしれないので替えてみることにした。


Posted at 2025/05/01 22:52:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月29日 イイね!

DUCATI SSの整備【53】電装品の配線適正化、グリップラバー交換など

DUCATI SSの整備【53】電装品の配線適正化、グリップラバー交換など油温センサーを取り付けたので、正しく機能するよう本体に配線します。
この際併せて、ヒーターグリップやETC送受信機の配線も見直します。できれば電装品は触りたくないのですが…(笑)

配線図に書き加えながら検討・確認して進めましたが、気持ちに余裕がないので配線作業の写真はなし。
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●ヨシムラ デジタルマルチメータ(油温・電圧表示)装着
付属の電源コードが手元になく、既にメーカー廃盤品につき入手不可。
(センサーを市場在庫で入手できたのは幸いでした)
本体側コードを延長して車体側電源とアース線に接続しました。

信号線に影響を与えないためか、2本のコードをまとめた被覆内はシールド線のようになっていたので、延長コード接続部~信号線の長さ+αまでアルミテープ(の切れ端)を被せ、その上から絶縁テープを巻いておきました。
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電圧測定もできるので、発電量やバッテリーの充電状態を確認することもできます。
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車体電源系に接続。ヘッドライト/カウリングマウントフレームにマジックテープを巻いて貼り付け。
試運転後の状態。夜間も視認性も良好。
但し運転中は電圧/時計は、目の焦点が合わず正確には読めない(笑)


●ETC送受信機・ヒーターグリップの配線適正化
ETCは以前電気式タコメーターが接続されていた配線に接続しているのですが、どこから取り出しているのか未確認でした。
元をたどっていくと、ヒューズボックス上から5段目「ストップランプ/ホーン」の電源(ムラサキのコード)から分岐されていたので、先のデジタルマルチメータとヒーターグリップ(消費電力3A)も併せてここに接続することにしました。
テール/ストップランプは既にLEDバルブに交換してあるので、容量には余裕があるはずです。

万一走行中にヒューズ切れの場合、ストップランプは自分では見えないので気付かないと非常に危険ですが、デジタルメーターが消灯すれば異変に気付くので、これもメリットと思います。
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分岐用Wギボシ端子を二つ使い、少しでも精度を高めたいデジタルメーターを車体電源に近いところで接続。
通電さえしていれば問題ない(であろう)ETCとヒーターグリップは二番目の分岐で接続しました。

アース線も分岐端子経由で車体ハーネスに接続し、電力量が多いヒーターグリップのアースは備え付けの丸形端子をフレームに直接接続(カウリングフレームマウント部に共締め)しました。

※先日の激走ツーリングと夜間ツーリングの後、バッテリー(シールドタイプ)から電解液が漏れていた(原因未解明)ので、充電状況(過充電)を確認することもでき、一挙両得のタイミングでのメーター装着でした。

場当たり的にバッテリーターミナルに幾つも端子が重なっていたのを排除できてスッキリ(笑)


●グリップラバー交換
配線適正化に伴い作動確認テストを行った後、季節的に不要なのでヒーターグリップを取り外し通常のグリップに交換しました。スロットルグリップのスリーブは予備の在庫品を使用しました。
金型の合わせ目(パーティングライン)など摺動の妨げになりそうな部分は修正して、良好な作動性を確保しています。

はじめはスロットルケーブル組み付けにかなり手こずったものでしたが、片手で数え切れないほど行ったのでコツは掴めました。グリップ側アジャスターは目いっぱいゆるめておきましょう。
作動させてギリギリとした感触がある場合は、内部の樹脂製ケーブルガイドにきちんと収まっていない状態です。
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知る人ぞ知る、ホンダ純正グリップラバーです(調べたら既に廃番のため、中古品を入手・再生)。
凸部は肉厚、ゴム質が柔らかく衝撃吸収に優れ、
かつ凹凸が手のひら/指の内側に引っ掛かるのでスロットルグリップを強く握る必要がなく、ライディングが楽になります。長さ違いなどバリエーションが何種類かあるようです。
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'70年代のRCBやNR500から、初期のモトGPマシンまで、歴代ファクトリーレーサー(なぜかS社も近年まで使用)に使用された、市販GPレーサーRS500純正部品(過去所有750F1に使っていた)にソックリですが、比べるとフランジ径が少し小さめです。

入手時は表面が劣化(硬化)した、くすんだみすぼらしい状態(40年落ちの中古解体品)でした。
ラバープロテクタントを大量に吹き付けてガラス瓶にしばらく閉じ込めた(忘れていた(笑))後、
水で流しながらスチールウールで硬化した表面を削ぎ落すように磨いてみたところ風合いが復活!
やや表面が風化気味で黒い粉が少し付きますが、触感で違いはわかりません。
柔らかいのでズレないよう後ほどワイヤリングします。走らせるのが楽しみです。


気になっていた懸案をまとめて片づけたので、次回は試運転レポートの予定です。

Posted at 2025/04/30 11:16:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備日誌 | 日記
2025年04月28日 イイね!

DUCATI SSの整備【52】エンジンオイル注入に関して

DUCATI SSの整備【52】エンジンオイル注入に関してエンジンオイル注入前に、今回の作業に際して触った部分の締め付けを確認します。
●オイルクーラーフィッティング各部
●ドレンボルト&オイルフィルター
●ストレーナ&油温センサー
●水平シリンダーのタペットカバー(吸気側・排気側)
●クランクケース~シリンダー間の外部オイルライン

エンジンオイル、今回は現在のDUCATI 純正指定オイル、
シェルアドバンスウルトラ4T、15W-50 を試してみます。

メーカー資料ではフィルター交換時は3.5ℓとのことで、1ℓボトルを4本用意。
経験上ドゥカティの場合、指定量では多すぎるかもしれないので、
少なめに入れてから、適量に調整したいと思います。
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注いでみると、高粘度の割りには流動性が高く、サラサラと流れ込んでいきます。
軽い吹け上がりが期待できるかもしれません。楽しみです。
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オレンジ色の物体は、オイル漏斗。ドゥカティ仲間からの頂き物です。
色で察しがついた方もあるかもしれませんが、確かハーレー純正同等品とのことでした。

ドゥカティVツインは幅が狭く、オイル注入口がシリンダー(タイミングベルトカバー)から僅かしか出っ張っていないので、通常の円錐形の漏斗が使えず、
750F1の時には円錐形のものをほとんど半分に切って使っていましたが、これはそのまま使えて注ぎやすく、ありがたい品です。

細長いため、油断していると倒れてしまうので、上部の穴にフックでも掛けて動かないようにして使うのが良さそうです。
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交換前は車体直立、エンジン停止時にレベル上限近くになっていました。
オイル消費の度合いが判らなかったのでそのままにしていましたが、ほとんど減ることはなく、
ブリーザータワーから少し吹いていたのでやはり多すぎだったようです。

●すでにオイルフィルター組み付け時には9分目程度注入済み。
●ひとまずフィルター注入済み分含めて3ℓ注入。

この時すでに、オイルレベル窓の中央あたりに油面が来ていましたが、
実際にはオイルクーラーは配管含めてオイルが空の状態です。
ということは、満たされるまでオイルクーラーからオイルは戻ってきません。

オイル経路は、ストレーナ(クランクケース内オイルサンプ)→オイルポンプ→オイルクーラー→オイルフィルター→潤滑経路となります。
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(純正ワークショップマニュアルから抜粋)

前回のエンジン始動から大して日にちは経っていないので各部にはオイルが滞留していて、即エンジン始動しても実害はないとは思いますが、
始動直後できるだけ早く適正な油圧が掛かる(十分な油量が届く)方が安心です。

そこで交換したオイルクーラーに配管含めてオイルが行き渡るよう、10秒くらいずつ10回程度クランキング(点火プラグは抜いておく)してやると、かなりオイルレベルは下がりました。

さらにクランキングしてみても一定レベルで落ち着いているので、オイルクーラーにも行き渡ったと判断。

エンジン始動して、一分間ほどアイドリングさせて停止。
特に変わったことはありませんが、3ℓ注入したオイルレベルは各部に送られた分、窓中央よりも下がっているので、200㏄程補充したところ、直立状態でほぼレベル中央。
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実際に走らせてみて最終調整します。
(オイル容器は透明ストリップがあり、注入量/残量を確認できるので便利)

以前パワーハウスからは、
「エンジン停止時、車体直立で下限レベル程度、少し右に傾けて中央までくればOK」
と聞いていた覚えなので、少し多めかもしれません。

900空油冷エンジンの正味量はフィルター交換時で3ℓ+αくらいのようです。



Posted at 2025/04/29 23:11:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月28日 イイね!

DUCATI SSの整備【51】オイルストレーナ加工(2)(油温センサー取付)

DUCATI SSの整備【51】オイルストレーナ加工(2)(油温センサー取付)先日、油温センサー取付用の加工を終えたオイルストレーナですが、
今さら思いついてワイヤリングの穴を開けます。

ということで、再度グルグル巻き(笑)
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ちなみに、使用中のものではなく、(惜しみつつ(笑))新しいものを加工したのは、油分が付いていると切粉を避けるマスキングに支障があると考えた故です。
結局は全体に洗浄したのでどちらでもよかったのですが、油気を落とすため強い溶剤や洗剤で樹脂製のアミや接着部分を傷めたくなかったのも理由です。

以前みん友さんにご教示いただいたやり方で、ボール盤で六角頭の斜面に、エンドミルで”踊り場”を作り、そこにドリルで穴あけ。
当然ですが、オイル通路に貫通させてはいけません(笑)
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いよいよ交換すべく、車両に付いていたストレーナを取り外しました。
意外にも、金属片が付着しています。
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抜いたオイル内には目立つような金属片は見当たらなかったので、大きな問題はないと思います。
(廃油は処理パックで直接受けずに、面倒でもトレイに一旦受けて、異物などを確認するようにしています)

ストレーナを新旧見比べて見ます。新品は網部分の突き当りが凹形状になっています。
後にクランクケース内部に変更があって、反対側のクランクケースの凸部で受けるようになったのかもしれません。
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ねじ山部分が二条分ほど長く、オイル通路の横穴が小さくなっています。
また、よく見ると座面のすぐ下の部分が、テーパー形状になっています。全体に強度を増す方向の変更のようです。

新しいストレーナはテーパー面外側がΦ23mm径になっていて、まとめ買いしておいた内径22mmのドレンボルトパッキン(安価な汎用アルミワッシャー)が使えません…
取り外したワッシャーは幸い内径23mm相当で寸法上は使用可能なので、ひとまず締め付け痕がついていない側をエンジン側に向けて再利用することにして、使えそうなアルミワッシャーを探してみます。

ちなみに、ストレーナを外したエンジン側。
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下にあるメクラボルト(マイナス頭)はオイル穴加工時の不要な穴を塞いでいるだけで、ストレーナを固定しているわけではありません。

ストレーナに油温センサーを取り付けた状態で仮組し、結線して温度表示を確認した上、
コードが付いている(手前側)のでブレーキ配管作業用のフレアレンチで本締め。
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各部を再度点検の上で、エンジンオイルを注入し、エンジン始動します






Posted at 2025/04/28 15:30:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備日誌 | 日記
2025年04月25日 イイね!

DUCATI SSの整備【50】オイルストレーナ加工(1)(油温センサー取付)

DUCATI SSの整備【50】オイルストレーナ加工(1)(油温センサー取付)社外品のデジタルメーターがあるのを思い出しました。油温(水温)・電圧・時計の表示ができるものです。

ちょうどオイルを抜いてあるので、温度センサーをとりつけることにします。
750F1の時は、下の写真のようにクランクケースのドレンボルトを交換して取り付けていたのですが、コードが垂れ下がってしまい体裁がよくありません。
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加えてSSやモンスターは排気管とドレンボルトが非常に近く、配線が触れるとまずいので、
純正装備の油温計センサー同様に、クランクケース右側面のオイルストレーナの頭にとりつけることにします。
オイルレベル点検窓のすぐ下にあるのがオイルストレーナ。SSも同じ位置にあります。
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いきなり怪しげな、テープをぐるぐる巻きにした十字架のような物体(笑)
手持ちの未使用オイルストレーナに、網の保護と加工の際の切粉が入らないよう養生してみました。
”腕”の部分はオイル通路を塞ぐため、Φ8mmのピンに絶縁テープ(糊残りしないもの)を巻き付けて固定。

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センサーは寸法のバリエーションの中から一番小径の、M10 P1.5のねじサイズのものを入手。
それに合わせボール盤で下穴あけ。ベッドの端を使い、バイスの下にストレーナの網を逃がしています。
ドリル径4mm→5.5mm→7mm→8.5mmと段階を踏んで穴を拡大。

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タップ立て。軸がベッドに対し垂直に立つことを生かし、ボール盤を使い、手で回して一山目だけ軽く立ててみました。

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あとはいつも通りの青空作業(笑)
M10 P1.5ともなると、相手は切削しやすい真鍮とはいえ、結構手応えがあります。
傷めないようにテープを巻いておいて正解でした。
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めねじを切り、センサーをねじ込んでみると、ボール盤で作業したにもかかわらず穴が僅かに傾いて座面にすき間ができてしまい、やむを得ず座面を削ってねじ穴と直角にしました。
写真は修正途中。フェルトペンで塗り、座面のあたりを見ているところ。当たりの痕跡のあるところを削ります。

見た目には判らない程度の傾きですが、穴の角度に合わせて面出しするのは結構大変。。。
目視で座面角度を穴に合わせて単目やすりで削り、ダイヤモンドやすりとオイルストーンで面出し。

組み付け後、オイルにじみがある場合はひとまず拭き取りで対処し、漏れる場合は液体ガスケット塗布、またはブレーキラインバンジョー用のゴムシール付きワッシャー(内径Φ10mm)を使ってみます。

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仮組みした状態。結局内部に切粉は入ってしまいました。
網の外から内に向かってオイルを吸い込み、横穴からオイルポンプを通過するので、切粉を中に残すわけにはいかないので、この後ストレーナの切粉を取り除くための洗浄を行いました。

パーツクリーナーで網の外側からオイル穴に向けて何度も吹き付けたくらいでは切粉を取り切れません。
中性洗剤を溶かしたお湯の中で何度も揺すってシャワーで濯ぎを繰り返すこと10回くらい。
最後の切粉が一粒出てから、5回連続で出なくなったのでOKとしました。

メーターにセンサーを繋いで電源を入れて簡易作動テスト。温度表示が出たので作動も恐らくOK。

ボール盤のベッドからはみ出した状態で穴を開けた際に傾いたと思われるので、
高い精度が必要な場合は機械加工の専門家に依頼するのが得策。


Posted at 2025/04/25 21:26:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備日誌 | 日記

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「DUCATI SSの整備【73】SS800との乗り比べ印象記 http://cvw.jp/b/1333960/48560984/
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灸太郎くん(キュウタロクン)です。 職業・思想・信条・立場など違えど 共通の話題で交流できるのは良いですね。 記述は残ることを意識しています。 ...
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