初日

11月11日　羽田空港より虹橋（ホンチャオ）空港へ向かう。
出発より、離陸間際にエンジンメンテナンスの必要性があるとかやらで
2時間ほど遅れてテイクオフとなった。そんなに飛行経験は多くないが
初めての経験だった。飛んでからでなくてヨカッタ・・・と、思うしかない。
2時間遅れで、虹橋空港へ到着しＭ社長と合流した。
タクシー乗り場へ。

Ｍ社長「急いで！！」
何やら怒鳴り声のような声が飛び交っている。要はのんびりしてると
「はよ行け！」とばかりに交通整理係（というより乱してるような）が注意するようだ。
空港より30分程の所にある、上海中心部よりはずれた所にある社長の
マンション？アパート？（写真添付）でお世話になることになる（ことになった）。

Ｍ社長「ボロイでしょ！？」

たしかにボロイ。。６階建ての３階に部屋があるのだが
階段の(当然エレベーターなどない）照明は点いておらず真っ暗。。。
各階手動で点けていくのだとか。
まるで、市営団地のような階段。別に拘るつもりは全くないが
驚きは隠せないものがあった。

Ｍ社長「どうぞ」

部屋の中は、きれいだった！外観はボロボロでも、中身はリフォームして
使用するらしい。必要最小限の荷物しかない片付いた部屋だった。

Ｍ社長「このマンション（？）買うといくら位だと思う？？」
自分「ん～」

部屋は、２ＤＫというやつかな？８畳程度の寝室と８畳程度のリビング。
日本式に言うとユニットバス。で、外見ボロボロで中身はそこそこ。

自分「ん～～～７、８００万円ってとこですか？」
Ｍ社長「そうだね、日本の感覚だとそんなとこだね・・・実際は
　　　　約２０００万円だよ・・」
自分「え”－驚愕！」
Ｍ社長「自分は賃貸契約だから家賃性だけどね。。上海は超インフレ状態に
　　　　あるから、物価はメチャクチャだよ。特に不動産はね。
　　　　とにかく、こっちはこっちだから。日本の常識は一切通用しないからね。
　　　　そのつもりで、かからないと痛い目に合うことになるよ。気を付けてね」

なんか、いきなりの前振りに返す言葉もない。