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強力台風19号の通過後皆様の地域はご無事でしょうか。
私の住む埼玉県川越では老人ホームが浸水して大変な事になっておりました。
ニュースで知りました。
かって、私はその老人ホームのある下小坂の近くに住んでおりました。
感想は「やっぱりな！」
という事です。
なぜなら、今から37年前にあのあたりは、まるで湖のようになった「前科」があるからです。
さて、台風一過のこの日曜日、晴天の中、私は比企郡川島町にある我が家のファームがどうなっているか見にいこうとしました。
偶然にも自衛隊のパジェロの後ろについてしまいました。
しばらくいくと、通行規制があって、パジェロOK一般車回れ右となってしまいました。下小坂の随分手前です。

しかたないので、回り道をして釘無橋をいこうとしました。
すると、なんと黒い軽自動車が水中に放置。

田んぼ側なのでしかたないかなあ、と思って通り過ぎると
何やら道路にさざ波がたっているではありませんか
よおく見ると、遠くに車が３台ほど水中に浮いている。

もうこれは畑に見に行けないと判断し帰りました。
報道されていない処でもいろいろな場所で浸水していたようです。
もちろんセローでいきました。

土曜日、少し遠くへ行きたいと思っておりましたら、連れ合いの都合で午後がつかえなくなり、ちょこっとその辺を散歩してまいりました。
埼玉県日高市にある高麗郷を中心に散歩。
この高麗は「こうらい」ではなく、「こま」と読みます。
古代、日本は朝鮮半島から戦争で傷ついた難民を温かく迎えいれました。
それに由来する地名です。
話はそれますが、埼玉県には朝鮮半島からの帰化人に由来する地名は多いです。
志木、新座はそうです。

始めに坂戸の多和目橋に寄ってみました。

素朴な田舎の木橋です。
そのあと、武州横手駅の国道299をはさんで対岸にある林道中野線へ。

うっかりエンスト立ちごけした事のある場所です。
それから、下って、高麗本郷へ。

久しぶり。

ここは、わらべ歌にでてきそうなお寺。
地元では文殊様と言われているそうです。

帰りは懐かしい高麗川沿いの狭い道。

鹿台橋が見える。
若いころ、この近くの日和田山に岩登りの練習へいくため、リュックザックに登攀道具をいっぱい詰めて（夢もいっぱい詰めて）通った道です。
白く見える橋のたもとには、おいしい蕎麦屋がありました。山の帰りに、かの店で酒の勢いにまかせ友と山談義に花を咲かせたのを思い出します。
今は無くなって駐車場。

それから新井橋

ここも木橋。
新井橋のたもとも地元の人しかしらない最高のバーベキュースポットです。

というようなわけで小さな近所のお散歩周りでした。

八月のブログはこれが最初で最後になります。
今年の夏も豪雨に見舞われた地域がありますね。
胸が痛みます。
さて、２４日の土曜日、家をセローででたものの行くあてもなく、
「そうだ！今の時期なら有間峠にいけるかも。」
と思い、急遽名栗に向かいました。
日高市の武蔵台を抜けて埼玉県道70号線へひたすら名栗湖へ。
名栗湖は結構ライダーが集まる場所らしいですが、本日はあまりバイクに会いません。
有間観光釣り場のところを右に曲がると林道広河原逆川線です。
かって、まだ未舗装だったころスズキエスクードで通った事があります。
でも、舗装は時間の問題とおもっていましたが、ほどなく完全舗装となりました。
部分的に狭い道をクネクネ曲がっていきますと、有間峠です。

しかし、こんな急な山道を自転車の方が登っていました。
私は、自転車でこんな山道を登ろう、という発想は全くありません。
すごい！
有間峠は今工事をしているようでした。
そこからは秩父に向かって結構いい道を降りていきます。

途中、よさげな広場があったので昼食。
浦山渓流フィッシングセンターを左に見てさらに下ります。
浦山大橋をわたるきるころ、対岸の道が気になったので、寄り道。

すると、なにやら動物が！
近づいてみると

おサル！
さらに近づくとおサルの群れがおりました。
子ザルやママザルも。
山掴トンネル手前です。
なので、おサル部族集団のじゃまにならないようにゆっくり眺めて戻りました。
県道73号線です。

帰りはついつい悪い癖がでて国道299号線、武蔵横手の中野林道に寄り道してちょっと休憩。だって林の中は涼しいですから。


それからの帰宅です。

セローが四年点検から戻ってきた！
バイク屋さんによると、特に交換部品も変なところもないということ。
よかった。
一年に一回の健康診断のようなものです。
点検代も一万円と少し。
これでバイクの健康が維持できるなら安いものです。
距離も11000ｋｍ越え。

ゲバラの映画「モーターサイクリストダイアリーズ」に刺激されてリターンした私。
私のセローの使い方はほぼ田舎道の散歩。
犬の散歩ならぬ「カモシカ」の散歩。
でも、楽しいんです。
季節を感じながらの散歩。
時間が経てば経つほど乗れば乗るほど味がでてくる感じ。

この４年の間に結構セローに盛りました？
でも、基本的なところは改造していません。
レバー以外は全くノーマルのままです。
盛ったところはウインド・シールド、リアキャリア、ETC、ハンドガード、アンダーガード、フォグランプ、パワービーム、
バイクナビ、ドライブレコーダーです。
これは、改造ではなくオプションをくっつけただけです。


私の運転の方法は車と全く同じです。
すり抜けや、脇、あみだ走行はまったくしません。
渋滞したら車と一緒にスタックしたままです。
これでいいと思っております。
若いころ、失敗して事故った苦い経験もありますから。

さて、我が家の駐車場は縦長で狭いのです。
セローでなければバイクの収納ができない。
しかも、時々バイクそのものを非力な自分の力で地面から持ち上げておかなければなりません。
軽くてよかった。


「かもしか」が来てから、楽しみが増えて、人生が豊になりました。
毎日、地図を眺めます。
どこへ行こうかな。
楽しい！

　１３日土曜日の天気予報は曇り。午前中はちょこっとセローのタイヤ点検やら油さしなどをして午後からのお出かけとなりました。
　寄居方面までなら、ちょうどいい散歩です。鉢形城公園を目指そうと思っておりました。
はじめに、天王池によって休憩しそれからです。
例によって松郷峠を越えて小川町にはいると、
お祭り太鼓の音が。
子どもたちがおみこしを引っ張っておりました。

ささやかなお祭りのようです。
そうか、もう夏まつりか。
最近では井之頭公園がモネのスイレンみたいできれいだ、といわれております。
　しかし、この天王池も小さいながら静かなきれいな池で濃い緑の水草の下を錦鯉がおよいでおります。

天王池。
写真で錦鯉をお見せできないのが残念。
森の中の心落ち着く静かな池。
たまに、魚のはねる水音がします。
私以外にだーれもいません。
つぎに、JR八高線、竹沢の駅

もちろんだーれもいません。
たまあに思い出したように走る八高線。
セローを駅におくと、ただの通勤バイク。
小さな駅にすごく合っております。
「首都圏」にある田舎の駅。
ここを走っていくと寄居。
なのですがホンダの工場近くまでくると、
あっれー、ぽつりぽつりと雨が・・・。
天気予報ちがう。
帰ります。