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大型Gタイプのブログ一覧

2017年03月10日 イイね!

教科書には教えられない人間学

教科書には教えられない人間学えー今回の話は、前置きから結論に辿り着くまでの経緯説明が長いので


プライベートブログをそのまま流用します(笑)




物語のスタートは、2017年3月8日の夜。

大型Gタイプこの世に生を受けて32年と11か月の人生で初めて、硬化剤を使うパテを使った時から始まる。





























ここで1日目が終了。

途中、プロのコメント入ってますが、全てやった後です(笑)


そして2日目。














今回、自分は超素人的失敗をしたわけなんですが、その失敗が自分にとってはすごく面白い発見があって。

今回の失敗は、硬化剤の2%という比率を桁で間違えてたところなんですが、なんでそんな事になったのかという事を考えた時の心理学というか行動学というか、つまりは人間の錯覚や思い込みや、思慮の浅さみたいなものを体験できたのが興味深かった。


文中で言っている、「目じゃー」っていうのは僕等のような人たちの一部の界隈でよく使われる造語で、つまりは目測の事なんですが、二次元的な大きさにたいしての「目じゃー」が、桁間違えるって絶対ありえないんですよ。

例えば、長さ1mの棒を用意して、目分量で端から2cmの部分に印をつけてくださいと言われて、1cmや2cmずれることはあっても、10cmや20cmずれることはありえないでしょ? もしいたとしたら、それは人の話を聞いてない人です。

なのに、僕は今回の硬化剤の比率を「目ジャー」っでやって、そのレベルのズレを起こしたんです。

何故そんなめちゃくちゃなズレになったかというと、2%という比率を二次元的に捉えてしまったからなんです。

つまり、トレイに広げたパテと硬化剤の比率を、まるでオセロの盤面みたいな感覚で98:2を考えてしまったんですね。




体積という概念をまったく考慮にいれずに、平面的な対比で2%を目ジャった結果、文字通りケタ違いに比率を間違ってしまったわけです。


翌日、秤ではかったときのパテ量の少なさに愕然としました。(笑)




色も全然違うって言うね。


この一連のミス。


”作業”としては大失敗もいいところで、”物造り”のカリキュラムとしては愚かさこのうえないんですが、自分という一人の人間がその時は「これが正解だ!」という判断をし、決断をし、そして自分が正解だと思った扉をつきやぶったら、目の前に泥のプールがあった。



自分の判断力を曇らせたのは、体積を目分量で計る感覚を錯覚していたこと。

長さを目ジャーで計る事は誰でも出来ても、質量や体積はそうはいかないこと。

今までの自分が無理解であったことを理解した瞬間。 無知の知。

正しく2%の硬化剤を含んだパテを生成した時、僕の脳はアハ体験による満ち足りた幸福感を感じておりました。

これは、最初から答を教えられていたら、この幸福感は得られなかったんじゃないかなとも思う。

D・I・Yの楽しさの根源は、ここにあるんじゃなかろうかと思ってます。



また、自分は接客業という職業柄、『自分にとっては超がつくほど普遍的で常識的で息を吸うのと変わらないくらいに自然に理解している事を、1ミリたりとも理解していない相手に、理解してもらえるように説明する事』が職務であるので、こういう「素人の失敗のメカニズム」を追体験しその構造を理解することは、ビジネス的にも有意義だったりすると思ったりしたりなんかして。




まぁ、こんな非合理的な事をしてるので、三十路までには完成させるとかいってた車が、33歳になった今日に至っても完成してないんですけどね。(´・ω・`)

みんカラのブログ始めて最初の3月10日は22歳だった自分。

あの時はケーキを作って食べたけど





33歳の今日はカレーとケーキを食べました。


誕生日にカレーを食べて、華麗に加齢。


なんつって(´・ω・`)
Posted at 2017/03/10 23:47:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | T-top | 日記

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