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大型Gタイプのブログ一覧

2017年08月31日 イイね!

リアガバの野望 IV 「天と地とヒンジと」

リアガバの野望 IV 「天と地とヒンジと」













リアガバを物理的に実現させる為に、なくてはならぬモノがあります。





これ。



そう、ヒンジです。


この紅茶号のヒンジをどうするかは、昔からずっと課題の一つで




ホームセンターに立ち寄っては、何かよいものが無いかと物色する日々を過ごしてまいりました。


このヒンジについては、昨冬に暫定処置として仮のヒンジを取り付けていましたが
、取り付け場所の問題等で強度的に弱く、そのカウルの開閉はフラフラして危うく、とても一体カウルの開閉などには耐えられるシロモノではありませんでした。

その原因の一つに、ヒンジの位置が中央によってしまっていること。

この、リアガバをするためのヒンジは、上記したF40のように、だいたいどんな車もカウル上部の両端に取り付けるのが常識です。











(このリアガバ画像だけで、全車種解った方は、相当なグループBマニアです)


しかし、紅茶号ではその場所にはヒンジはつけられなかったのです。

何故なら



その場所は輪郭が歪曲していて、開閉すると空間が広がっていくため、ここを支点にできるような形状のヒンジがまず見つからなかったためです。

そういったヒンジを自作しようとすれば、出来ない事も無いのかもしれませんが、僕がそれをやろうとしたら、それだけで3ヶ月くらいかかりそうな気がします。(笑)

本来はリアウィンドウ下部を支点にして、下向きに回転軌道を描きながら収納されるリアウィンドウを、天と地を逆転させて上部を支点に跳ね上げる構造にしたことにより、顕現してしまった弊害です。


そんなわけで、回転の支点となるメインのヒンジの場所が中央付近になる構造はそのままに、サブのヒンジを追加する事で、開閉の軌道をなんとか安定させようと試みました。

次回はその制作過程の模様です。
(動画には既に作成したヒンジが映ってますが)

Posted at 2017/08/31 23:01:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2017年08月26日 イイね!

リアガバの野望 III 「続・テールライト テールライト」

リアガバの野望 III 「続・テールライト テールライト」













テールライトをこのユニットごと、このカウルに何とか取り付けてしまうことにします。


まずは左側から。









ある程度カットラインを決めて・・・












フリーハンドて、少し切ってはユニットをあてがい、また少し切ってはあてがいを繰り返し






とりあえず、左側を装着できるところまでいきました。




では、この要領で反対側も・・・ となる前に、左右がある程度均等になっているか確認してみることにしました。




右側のユニットは上から仮当て状態。


こうしてみると、左側が傾いている事が発覚(;´Д`)




しょうがないので、やり直し




とりあえず、なんとか傾きは修正できましたが、ずいぶんと隙間もできてしまいました。この隙間は後々補修することにします。





そして、その左に合わせて右の取り付け位置を決め直します。







で、右側もまた左側と同じような、現物合わせのようなカット方法を・・・








しなくてもいい方法を思いつき、さっそく実行。





これで最初から正解のカットラインを罫書くことができました。
何度も切る作業が省略され、作業効率が一期に跳ね上がりました。

FRPって便利ですねー





そして、テールライトが装着。ついでに、フェンダーアーチもカットしたので、タイヤの逃げが生まれてジャッキアップ状態から降ろすこともできました。

もちろん、この程度の固定で実際に走ってしまうと、振動ですぐもげてしまいますので、その辺りは補強して対応します。


これで灯火類も全て仮付け可能になったので、途中で止まっている電装ハーネス類も完成させないといけませんね・・・(;´Д`)
Posted at 2017/08/26 00:41:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年08月20日 イイね!

リアガバの野望 II 「テールライト テールライト」

リアガバの野望 II 「テールライト テールライト」











リアガバをどうこうする以前の問題として、そもそもリアカウルがリアカウルとして機能しなくてはいけません。
それは物理的な造形という意味だけではありません。

今回「はじめてのえふあーるぴー」作業の余りの困難さに、「これはボディではない、ただの雨避けである(´・ω・`)」と現実逃避をしてみたところで、公共の場で走る以上は最低限の装備を備えなければいけません。

公共の場に存在するためには、他者との共存が必要。その為には、最低限のコミュニケーションを行うシグナルの発信装置が必要なのです。


即ち






ブレーキランプとターンシグナルです。



生まれて初めてF・R・Pとの第三種接近遭遇を行ったばかりだというのに、いきなりランプの取り付けとか、もう無謀にもほどがあるんですが、DIYは解らなかろうが無謀だろうが、自分でやるしかないのです。





さぁどうつけましょう? (´・ω・`)


最初は、このテールランプの土台部分となってるモノコックの切れ端をFRP造形の時に埋め込めばいいんじゃね?(だから、この部分を切り取って残してあったんですよ)な~んて安易に考えてたんですが、もう言うは易しで怒るでしかしと、某昭和の伝説級漫才師に怒られそうなくらい、そうそう簡単にできるようなもんではありませんでした。 だいたい埋め込むつっても、その埋め込む土台をどう造るんだって話でした。

ならばと、ちょっと妥協気味に考えたのが、とりあえずランプが付けばいいんだから、このブレーキとシグナルの丸ランプだけを分離して、カウルに直接ネジ止めしてしまえばいいんじゃね? というものです。

その場合、ランプ周辺の凹凸が無くなるので、このビストロテール独特の雰囲気は無くなりますが、まぁもっとも手軽で早く終わるかな? と

そう思って、このユニットを手に持って



裏向けて見て、2秒で却下しました。(´・ω・`)

ターンシグナルは独立してますが、ブレーキランプが一体構造じゃないですかこれー

まぁ、それでもやろうと思ったら出来なくはないんですが、もうそれは既に手軽で早いという本来の採用理由が消滅してしまうので意味がありませんでした。



そんなわけで




頑張って切削作業を開始しました。
テールライトの輪郭の他に、ホイールアーチも一緒に切ってゆきます。このラインもどう書くかで悩みましたが、時間もないのでえいや! と決めました。


初めて造ったFRP造形物を、これまた初めてカットしてゆくのですが、このカット方法や道具の選定もまた色々とトライ&エラーの連続だったりしました。


まぁとにかく粉がすげぇ(゚Д゚;)


もう、パテといいFRPといい、ボディ造形って粉塵からは逃れられぬ運命なんですかねぇ・・・

メタルワークの時も、そりゃ鉄粉にまみれてましたけどね。やつらは重量があるから、すぐに床に落ちるですよ。
それに比べて何ですかこの樹脂の粉たちは。 空間全体が真っ白で、粉じん爆発でも起きそうです。





なので、色々と思いついた事を試したりしてましたが・・・

まぁ、素人のアイデアなんてものは、100個考えたうち使えるのは精々10個で、祖の中でも大当たりは1個か2個くらいなもんですね。


ちなみに、このアイデアが当たりかはずれだったかは視聴者のご想像にお任せします。

ま、物事の見方なんてものは、下から見るか横から見るかで変わるんですよ。
・・・どこから見ようが駄目なものは駄目ですが(笑)
Posted at 2017/08/20 23:49:50 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2017年08月19日 イイね!

リアガバの野望 I 「硝子の重体」

リアガバの野望 I  「硝子の重体」















紅茶号改造計画は、そもそも何をやりたいプロジェクトであったか?

そのキーワードは2つ。

一つは縦置きミッドシップレイアウト



そして、もう一つは


一体成型されたリアカウルが、ガバっと上に跳ね上がる



略して、リアガバである。




ファイバー成型された一体構造のリアカウル。

そして、そのカウルを跳ね上がると、姿を現す縦置きミッドシップレイアウト。

自動車から「生活の道具」という要素を徹底的に排除された、純競技車両の方程式のみを使うことでしか辿りつかぬ境地。

かつて、そのような車たちが群雄割拠し、公道最速の座を争った時代があった。

WRC 狂乱のグループB時代である。


モータースポーツ史に今も語り継がれる、その伝説の時代、伝説の公道モンスターマシン達への憧憬


それが紅茶号改造計画原初動機の一つであった。


故に


いろんなものを妥協しても


リアガバだけは妥協できぬ。(`・ω・´)シャキーン



この際、見た目の品質はこだわらん。


パイプフレームで縦置きミッドがリアガバ



この3つのカードを全て揃える事が出来たなら、

僕は10年前の僕がおっ始めた『紅茶号改造計画』という人生ゲームに勝てる手札が揃うのだ!

そんなわけで





2017年 夏 

ヴィヴィオT-top リアガバ化計画

がスタートしたのでありました。(`・ω・´)シャキーン

リアカウルって・・・重い・・・(;´・ω・)
Posted at 2017/08/19 01:12:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2017年08月12日 イイね!

行き当たりばったり計画 最後の刺客

行き当たりばったり計画 最後の刺客前々から薄々勘付いてはいたのだ。



行き当たりばったりで造っていったこのフレーム。



(懐かしの映像、懐かしのイタリア制単相200V溶接機)



最後のリアカウルの工程なんて、また遥か先で背中も見えなかった時代から


なんとなく、な~んとなく、そんな予感はしとりました。




このフレーム


T-topのオリジナル寸法のボディをかぶせようとすると・・・





ここ当たるんじゃね? (´・ω・`)







やっぱり当たった(;´Д`)



いや、ずっとそんな気がしてたし、目じゃー(目分量の意)で測っても当たる事は予想がついてたんだけど


その時は、超拡幅ボディを造るから大丈夫

・・・だと思ってたんだよね。(´・ω・`)


それが、どんでん返しで純正ボディ+オバフェンになった為に、接触問題が現実化してしまったのです。


さて、これをどうやって解決するか・・・


①ボディを広げる

②フレームを切る



んなもん、②に決まっとる。(´・ω・`)


ここで①を選んだら本末転倒である。
何の為にオバフェン仕様で妥協することにしたのか。


感覚としては、ちょっと接触してるだけなので、少し切って補強当て板噛ませばなんとか・・・



そう思っていた時期が僕にもありました。(´・ω・`)












びふぉー





あふたー



さぁ、こんだけ切ればきっと接触は回避でき・・・・






無かった―!!!(゚Д゚;)




結局・・・





ここのフレームは・・・





パイプが1本まるまる無くなりました(笑)


うん、ここは繋がって無くてもへーきへーき!(;・∀・)



それにしても、フロントに続いてリアまでも・・・当時、あんなに苦労して造った部分を切り捨てる・・・




俺はなんて無駄な時間を(;´Д`)







パイプフレームを設計図も無しにに行き当たりばったりで造る。


良い子の皆は真似しちゃいけません。


そんな事してたら






千の夜を越えてもゴールに辿りつきませんから。(;´Д`)






あと、




安全装備には十分注意をしてください。


最初、火花が出るような作業は誰もがおっかなびっくり行うので、安全装備には十分気を付けるんですが

火花はわりとすぐ慣れます。

また、昔はフルフェイスタイプの溶接面をつけてやってたんですが、プラズマの眩しさがそれほど大したことが無い事がわかると、作業の利便性重視の装備にどんどん傾倒していってしまいます。

これが怖い。

今回、プラズマでドロドロに溶けた鉄が、僕の目元に飛び込んできました。 防護シールドとメガネをつけてる僕の目元に飛び込むという事は、おそらくそれは迫撃砲のような放物線を描いて飛んできたんでしょう。

正面からの防御にばかり気が向いて、上空からの防御がおろそかになっておりました。


まさに


上からくるぞ! 気を付けろ!!


です。
(2017年現在ガチでこのネタ解る人どれだけいるんだろ)


一歩間違えれば失明しかねない作業ですので、これからパイプフレームを造りたいというアマチュア諸兄は初心忘れず、安全には十分は配慮をしてくださいね。

Posted at 2017/08/12 21:48:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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人生とは前向きに生きていくしかないが、後ろ向きにしか理解できないものである。 そんな人生送ってます。 名前が微妙にころころ変わりますが、基本的な名前は”...
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