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GIANTのブログ一覧

2009年08月11日 イイね!

無茶

無茶いわゆる
『無茶しないでね』
の無茶とはどのレベルを言うんだろう。





仲良しご近所さんと1泊2日の旅行
初日の日曜日に海へ行った。

出発以前から天気予報チェックは万全だった。
台風が沖縄本島の南西部に位置していた。

出発前夜も気象チェック。
突然の晴れ予報から
曇りのち雨へ変わっていた。

少し残念ではあるがせっかくのスケジュール、
最近の予報が二転三転しているのも含め旅行は決行!
現地で判断する事と決めた。

現地では観光遊覧船は欠航していた。
岩場では大波が飛沫を上げていた。

当初予定していたシュノーケリングをあきらめて
近くの海水浴場へ変更した。

海水浴場では『遊泳注意』とのぼりが掲げられていた。

確かに打ち寄せる波の音は凄かった。

子供達の様子を監視しながらの海水浴となった。

ボクは生身の体で波に乗るボディーサーフィンをしていた。
もちろん波に揉まれる事は幾度とあったがそれも楽しんでいた。




13時過ぎ
遊泳ポイントの水深は肩の位置
これまでと同じように(あるいはやや大きめか?)絶好の波が来ることを確認。
波が立ち上がるにつれ海面は浅くなり、腰も現れる程になった。
波が頂点まで立ち上がり、倒れる少し前にボディーライドの体制に入った。



その後の事は推測ではあるが
倒れた波に首根っこを押さえつけられ海底の砂に顔面を強打
岸に向かう流れに足を持っていかれそのままバック転



一瞬意識を失いかけたが体を大きく伸ばし上下確認体制をして海底を探る。
海底を見つけた後、海面に顔を出し呼吸。
うつろな目ながら陸地側を確認。

全身を打ち身の様な痛みが襲う。
口の中では血の味がし、
ぬれた顔を拭うと手には砂混じりの真っ赤な血。
鼻の中も鮮血と砂がビッシリ詰まっていた。

後方から繰り返し襲い来る波に注意しながら浜にいる仲間の元へ向かった。

これを目撃した同行者の話では
顔面血まみれ、ヨロヨロの状態で海面から顔を出したのを見た際はビックリしたとの事。


上陸後すぐに海水浴場では遊泳禁止のコールが鳴り響いた。
事故が発生し救助活動に入るとの事。
ボクは他にも怪我をした人が居ると知り、他人事では無く思い、無事を祈った。

その後同海水浴場は遊泳禁止が解かれる事がなかった。
ボクらはその日に予定していた民宿で一泊し、
翌月曜日、南伊豆を観光。

帰路に思いがけず早い時間に帰宅出来た為、行きつけの整形外科にて診察を受ける事となった。

医師曰く
死亡してもおかしくない状態。何か見えない力に助けられたと感謝しなさい。

診断の結果は首の骨折
全治6週間
生活に支障は無いが運動や重い物を持つ事は避ける事。
左手の痺れは回復期に見られる症状。



尚、先ほどの救助をされた方は、
残念ながら亡くなってしまったとニュースで聞きました。
故人のご冥福をお祈り致します。





で、無茶ってなんだろう。
ボクはこの時、無茶をしているとは思っていなかった。
さんざん波に飲まれ、グルングルンに揉まれても『へ』とも思っていなかった。
楽しかったからなんとも思わなかった。
流血しても。。。



石垣をよじ登るのも 学校の雨どいをよじ登るのも 万が一落ちたら。。。 と判断できる。
高速道路を百何十キロの猛スピードで走るのはルールと言う基準がひとつの区切りかしら。
ノンストップで交差点を横切るのは、過去のヒヤリで判断できる。

無茶とは
知る事、想像する事から線引き出来る物だと思う。


海で気をつけるのは『引き潮だ』と思っていた。
倒れて来る波は考えていなかった。
と言うよりその危険性は知らなかった。

医師の言葉を聴き、今回の危なさを知った。
会社に来て仲間に迷惑を掛けた事にふがいなさを感じた。
嫁さんと二人っきりになった時、その表情に無茶をした自身の罪深さを知った。

今回の事がボクの無茶リストに入りました。


まだまだ夏シーズン真っ盛りです。
皆さんも無茶をせず安全に楽しい夏を楽しんでください。

そしてボクの事例報告を生かしていただきたいと思います。




Posted at 2009/08/11 14:16:07 | コメント(11) | トラックバック(0) | モブログ
2009年08月02日 イイね!

海に行けなかった日曜日

海に行けなかった日曜日インパクトのある場所だと思いませんか?




今日はあいにくのお天気。
当初、海水浴へ行く予定でした。

天候が怪しかったので
以前から行きたかった
栃木県の大谷採石資料館へ行ってきました。



添付写真にあるおもしろい洞穴群は

たまたま昼食中に見つけた好奇心をそそるところ。


今日の観光地、フォトギャラでどうぞ♪


海水浴をあきらめて その1
海水浴をあきらめて その2
海水浴をあきらめて その3
海水浴をあきらめて その4
Posted at 2009/08/02 23:17:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2009年08月01日 イイね!

富士山をなめるな! 完結編

富士山をなめるな! 完結編富士山を
なめるな!!


と、ボクに教えてくれたのは
3年ほど前に定年退職をした会社のお母さん的存在のひと。

彼女は百名山登頂を果たした肝っ玉母ちゃん。

そんな彼女の言葉が頭の片隅に残っていました。

もちろんなめていた訳じゃぁ無いけれど

今回初めて富士山に挑み、あの言葉の意味を
全身を持って知る事となりました。





感動の御来光を拝み
意気揚々としながらも体力の限界を感じつつ
それでも負けるもんか!と戦いながら


五合目を出発してから11時間30分後

ようやくっ!

全員で鳥居をくぐり登頂達成!!                              6時36分



山頂は大賑わいです。
コレだけ人がいるのにみんな穏やかな顔。 
多少肩がぶつかろうがお互いに会釈をして何事も無かった様に。
あれ?この感じってディズニーランドと一緒だ♪                      6時44分



 とにかく荷物を置きたい。
 腰掛けたい。 
 まったりしたい。
 温かくって美味しい物が食べたい。
 横になって背骨を伸ばしたい。
 寝たいぃ~。
 
数ある山頂の山小屋

店先を覗きながら 
無意識ながら計算高く
4人がゆったり座れるスペースのあることを条件とし、
見つけるやいなや 飛び込むように店内へ!


店内には沢山の黄色い短冊にお品書き。

これだけの苦労をして行った場所とは思えない品揃え。 大変ありがたい~

やっぱりうどんでしょ♪

御来光うどん(1000円) 金額が高いなんてこれっぽちも感じません。 
だって日本一高い場所のうどんですよ    むしろ良心的♪


いや~
コレの為に登ったと言ってもいいかも♪
 
高地ですから  ぬるいんだろうなぁ~ なんて思っていたけど
 
いやいや、なかなかどーして。
食べやすいあたたかさ。 胃にもやさしい温度♪

それにお店の気遣いもいい♪
オーダー から いただきま~す まで待たせません。  あ、一応ちょっとは待ちますよん。

とにかく食べたい一心だったからお店の名前も外観も全く見ていなかった!
って事で登頂から1時間後ようやく撮影
山口屋さんでしたか お世話になってます                       7時16分



睡魔に勝てなかった嫁さんと荷物を山口屋さんに託し、ちょっと山頂散策。

ほら、
天気も抜ける様にすごくいい♪                             
流石 晴れ男三人衆
予報は曇り時々雨ですよ!                               7時19分
         



相模湾と江ノ島、判ります?                               7時19分



河口湖方面  樹海って広いよね                            7時21分




そうそう、
お鉢巡りってなぁに?             

って言いたくなります。
 
カタログ値 一周1時間30分   
 あぁ、スペック落ちのボクらなら3時間かかるかなぁ~  
コレは今度のお楽しみに残しておこう。   
        と、判る人にしか判らない、はたから見たら無茶苦茶な言い訳。
                                    



登りに11時間30分かかりました。    
           10時間くらいと思って計画してました。

下りは5時間と計画しています。
           でも何時間かかるんだ????

って事で
天空のパラダイスを2時間弱ほど満喫して
いざ下山!!

下りは別ルートです。
真っ暗闇だった登りとは違い
すばらしい雲海を横目に見ながら下って行けます。             8時10分











。。。。    8時34分












飽きたよ。。。   8時46分


どれだけ下ったのか判りにくい!!!


日本一の富士山。
下り坂も日本一!   よっ!日本一っ!!!   って。。。

この永遠と続く下り坂、
富士山にある山小屋の物資を運ぶ大切な動脈でもあります。

キャタピラの車両
シャベルが無く、荷台が付いたブルドーザーが走る所でもあります。

とは言えそのブルでさえ何とか登れる斜度。


しかも路面状況は細かい火山石。

グッと踏み込むと 足元はズルッと前へ横への予測不能

人間のひざってまっすぐから後ろにしか折れないよね。

なのにそのひざが

 前に折れようとするんですか?

 横に折れようとするんですか?

いっその事、坂道をコトコト歩いて下るおもちゃの様になっちゃった方が。。。





と上を見上げると山頂がまだそこに!                         8時53分

あの石、今にも転がってくるんじゃね?

そういえば落石に注意しなさいって誰か言ってたな~
どうやってかわそうか。

巴投げの要領で 受けて流す様にすればいいか♪

と相変わらずの下り坂




下りって下を見てるから
先がどうなっているのかよ~く判るんです。
いつまで経っても変わらぬ景色。
いつまで経っても目印の小屋に近づかない。近寄れない。

  これって滑り台でも作ったら楽しいだろうなぁ~  とか。
  ソリでも持ってきた方が  とか。
  スキー板で岩場を下る外人さんのビデオを見たな~  とか。

会社で合理化を常に考えているだけに
この下りスパイラルをいかに効率良く改善出来るのか考えてしまう。
これも一種の職業病??                                9時38分



ジグザグ1セットで休憩を取っていた登り道
下りは2セットで休憩を取るようにしていました。

って事はあの休憩所まで何回休憩?


細かい目標をきっちり設定し、大きな目的を達成する。

そんな事を今の会社の研修で教わったなぁ~

登山で役に立つとは思わなかった。

仕事では使いこなせないけどね~。  
                 上司もね~。



眼下に見えた小屋は下り専用唯一の七合目公衆トイレ


ここまで来たらもうちょっと♪



だと思っていた。

そりゃそうでしょ。 11時間30分かかって登ったんだから。

なんで登ったんだろうと後悔しだした。

ジグザグだった下り坂は まっすぐ北向きに向きを変えた

変えたから先がよ~く見える。   ってもさっきまでも先は見えていたけどね。

でも、また違うもどかしさがここにある。

休憩の目標が見つけにくいから。。。

会社の研修では習ってないぞ~


途中で美味そうにタバコを嗜む おっさん。
後ろには馬がいた。

ここから1万なにがしを払うと五合目まで乗せてってくれるシステムがあるらしい。

ここは関所だな。 個人の価値観を試す関所。

 自力で登ったんだから
  責任を持って自分で帰る。

 頑張った自身へのご褒美。

 一万なにがしなんて汗をぬぐうティッシュだ。(By・東MAX)

やっぱり最後まで自分の足で頑張ろう!
    お金が払えないからじゃぁ無い!  
     お金が惜しいからじゃぁ無い!  
      お金がもったいないからじゃぁ無い!
       
そのお金で楽しいことがしたいんじゃぁぁぁあぁぁぁ~~!!!!


道のあちこちに落ちているお馬さんの落し物にイライラしつつ

見覚えのあるルートへ。

ようやく六合目の山小屋へ。

あの時は暗かったからよくわからなかったからちょっと新鮮な気分。

たかだか15~6時間前に通ったのにどこか懐かしくも感じる。


で、最後の難関。
覚えてますか?歩き始めの時の
気が付きにくい位のゆる~い長~い下り坂

帰りはあれが長~い登り坂なんですよ。

このルートを作った人って相当なひねくれ者なのかしら。

考えようには
あの馬に乗せる為の細工? 集客目的とか。。。


でも、
下りでガクガクだった足も この上り坂ではしっかりしてくれます。

ゆるい上り坂だから多少は疲れるけど、あの下り坂よりボク的には楽かな♪

そういえば行きで知り合った女の子3人組は達成したのかな~

今から登る人達、頑張ってね。

あれ?あの小学生も登るのかな?

あのまっさらな初々しい金剛杖

ボクが持っている金剛杖のほうが焼印&山頂限定三角旗でりりしく感じます。
     みんな、うらやましいでしょ♪ かっこいいでしょ♪ 


すれ違う人のなかには
 『お疲れさまぁ~』
 『御来光みられた?』
なんて声をかけてもらえます。

もちろんボクも
 『すごかったよ~』
 『頑張って~』と答える。

ここには共通の目標を持って頑張る人達が沢山いるんです。

とても清清しい最後の一本道でした。


13時20分 怪我も無くみんなそろって無事下山。 下り所要時間は5時間ちょっと


リュックに入れた衣類は100%の利用率
酸素缶は非常時の為のものだから使わないに越した物なし。

帰路、日帰り温泉に立ち寄り、無料マッサージチェアで爆睡しちゃいました。




自宅で誇らしげに立てかけてある金剛杖♪ ボクのが一番かっこいい~~






登山前、様々なサイトで見た有名写真家の御来光写真。
その時はその映像で感動できました。
でも、あれをナマで見ちゃうとそれらの写真では感動出来なくなりました。

やっぱり自然は偉大です。
富士山を含めこれらの自然を後世に残し、自身の子供達、その孫、ず~っとその先にも
この感動を味わって貰いたいと感じました。



















あとがき

今回は本当に中身の濃い経験をさせて頂きました。
Mさん・Iさんのお声を頂け無ければ実行すら無かったと思います。
互いに励まし合い、無事下山出来た事を感謝しております。
嫁さんも頑張った!

そしてこの登山の準備をする際、沢山の様々なブログを拝見し参考にさせていただきました。
このブログが今後富士山を初めて挑戦される方にとって参考になれば幸いです。

本ブログにも書いた通り、この日の天候は危険な状態だったと 今、思います。
決して無理をせず状況を見極め、安全を最優先にしてください。

大自然の贈り物を全身で感じ取れる富士山、さすが日本一!!
ありがとうございました。



Posted at 2009/08/01 01:33:45 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「でっかいのでた!」
何シテル?   08/17 22:58
GIANTは1998年から乗り続けていた通勤快速MTB号から名付けました。 赤いロードバイクFUJI号を2013年に購入するも大学生になった次男坊の物に。 ...
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