どんど焼きで、今年こそ無病息災?

　この地に越してきてから10年近くたちますが、近所の神社で行われる年始の恒例行事、「どんど焼き」へはほぼ毎年行っていて、そのおかげか、大きなケガも病気もずっとなく過ごしてきていたのですが、去年はとうとうそのご利益が切れたのか、2か月半も入院することに。
　これは今まで持っていたポイントを使い果たしたんだ、と理解し、今年から心も新たに、またせっせと積み上げていこうと思います。

　さて、そのどんど焼きは、ご近所の小さな神社で行われます。ヨメさんとボクが境内に入ると、みんなが持ち寄った正月の玄関飾りなどが火に入れられるところだったので、我が家の小さな玄関飾りもお願いしました。
　これらが次々に火に投げ込まれると、炎はその勢いをいちだんと増しました。
　念のため、消防団の方と消防車が1台、待機中。

　炎がある程度に収まるまで、町内会の有志が作ってくださったけんちん汁をいただきます。


　関係者の方は、朝早くから準備を始めたのだと思います。ありがとうございます。

　おっと、うっかり先にけんちん汁を口にしてしまいましたが、神社にお参りするのを忘れてました。慌ててさい銭を入れ、ガランガラン。


　団子はこのように、5mはあろうかという竹の先端に、直径5㎝程度の団子が2つずつ刺さり、並べれれています。


　火が落ち着いたところで、この竹が配られました。受け取った人たちはみな、釣竿よろしく、団子を火にかざします。


　5分も火にかざしてたでしょうか。
「もういいだろう。」
と思って手元に引き寄せようとしたら、焼け残っていた針金に引っかかり、
「あっ!」
…。団子を2つとも火の中に落としてしまいました。
　仕方なく、もう1本もらってきて焼き直すことに。

　ま、そんなこともありましたが、ヨメさんもボクもうまい具合に中まで火を通すことができ、「勉強」を口実に行かなかった娘の分と合わせて3本、刺さっていた竹を短く切ってもらって自宅へ持ち戻り、遅めの昼食の一部としておいしくいただきました。
　これを食べると、その年は病気をしないと言われるのですが、
「味がない。」
とか言って3人とも砂糖しょうゆなんか付けちゃったから、ご利益半減かな?

　さて、今年はどんなことが起こるのか。


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