LSEとEXEα　乗り比べの旅（LSE編）

小田急電鉄自慢のロマンスカーは現在、5形式6種。このうち最古参の7000形、通称LSEに、引退の時期が迫っています。
1980年の登場時に試乗したきりでその後はご無沙汰だったような気がして、どうしてももう一度、乗りたくなりました。

ヨメさんと2人で向かった小田急新宿駅のロマンスカー乗り場は、休日ということもあり、何となく華やいだ雰囲気。

これから乗車する7000形「はこね71号」が入線すると、撮影会の始まりです。

独特の連接部越しの車内。この貫通路の下に台車が1つ付いています。

新宿駅発車時の乗車率は7割くらいか。

40年近く前の試乗会の記憶はきれいな車両だったということくらいだけど、座席に座って周りを見れば、やっぱり古さは隠せない感じ。

座席も、リクライニングするにはするけど、角度調節ができません。

テーブル形状も何ともレトロ。

2人に１つしかないけど、一人旅の時はどうするの?

過ぎ行く世田谷区あたりの住宅街を見ながら、新宿駅で買った駅弁を広げました。

手前が「相模デラックスこゆるぎ弁当」、奥が「彩りおこわいなり弁当」。どっちも1000円くらいだったかな?

私鉄の駅弁だからと侮ってたら、いい方に裏切られました。

町田駅で乗車率はほぼ100％。

LSEの代名詞はやはり展望席。

残念ながら予約できなかったけど、ちょっと覗いてみました。

大迫力!　うらやましい。

50000形VSEや70000形GSEでは正面は1枚ガラスで面積も大きそうだから、さらに迫力あるんだろうなあ。

小田原駅からは箱根登山鉄道に乗り入れ、ガクッと速度が落ちます。

約1時間20分の乗車時間はあっという間。終点の箱根湯本駅に到着。

ここでもロマンスカーは人気。大撮影会。

ここで強羅行きの箱根登山鉄道の列車に乗り換えます。

（続く）