キョーリュウのブログ一覧

　今回は9.3km/ℓと、惜しくも10km/ℓに届かず。でも、スキー旅行分が2/3くらいを占めてるので、普段よりはずっといい燃費を記録しました。

　その他、今回の詳細データやこれまでの累計については、下のリンク先から、

　　メニュー　>　「車歴」　>　「燃費記録」

と辿ってください。


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　先日は遠くから眺めた富士山の、この日はごく間近までヨメさんと2人で行ってきました。まさの富士山の麓、「ふじてんスノーリゾート」です。
　平日なので、娘はもちろん学校。しかも、期末試験初日。家にいない方が勉強がはかどるだろうという両親の暖かい心遣いが、娘にも伝わったことと思います。

　やっぱり平日のスキーは快適ですね。往復とも渋滞なし。駐車場無料。もちろん、リフト待ちやレストランの席取りもなし。
　2月の休日のふじてんなんて、恐ろしくて2度と来ないかも。駐車場にさえたどり着けないことも。

　天気は終日晴れ。タイトル画像の通り、富士山も頭まではっきりと見えてました。

　ロマンスリスト終点付近から山麓方面の眺め。

　このコースは、リフト乗車時間が長い割には楽しくありません。やや急な斜面が200mくらいあった後はダラダラとした緩斜面が続くだけ。
　あ、スノーボーダーには専用のスノーパークがあるから楽しいかもしれませんね。

　こちらはパノラマリフト終点から。

　ここから滑り降りる上級者用ダウンヒルF・Gは、ともに急なコブ斜面。カリカリに凍ってました。

　コブを楽しみたいなら、ダイナミックコース途中から分岐する「なんちゃってモーグル」の方がいいかも。あんまり急じゃない斜面に、そろったコブが並んでるので、けっこう気軽にトライできます。
　ショートスキーでもやってみたんですが、調子に乗って滑ってたらコブにすっ飛ばされ、尻を強打しました…。

　こちらはこのスキー場のメインゲレンデと言えるでしょう、スラロームコース。

　もともと降雪が少なく、特にこの日は気温が高めだったので、雪質はまったく期待していなかったのですが、まさにその通りでした（笑）。ワックスのせいなのか雪のせいか、滑っていて、前につんのめりそうなくらいの引っ掛かりを、ときどき感じるほどでした。

　でも、最大限の注意を払うべきは、ゲレンデの真ん中に座り込むスノーボーダーたち。スキー場からももっと注意を促してほしいです。
　ちなみに、この日の来場者比率は、スキー：スノーボード=3：7くらい。

　この日の周辺道路はほぼ乾燥、スキー場直前は雪融け水が流れている状態でした。気温の低い日はまだ続くと思いますので、これから行く方も雪道・凍結路対策はしっかりと。


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　あなたの所からも見えるかもしれない、日本一高い山、富士山。スーパーマーケットの屋上駐車場から見えることに初めて気付きました。


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　昨夜、飲んだ帰りだったので記憶が明確ではないのですが、終電を降りた駅から家までの道に、ところどころうっすらと雪が積もっていました。
　翌朝、前日に飲んだ日本酒の影響もほとんどなく普通に目覚め、窓から外を見ると、晴天の下、白銀に光る屋根が並んでいましたとさ。
　でも、お昼頃にはもう消えちゃってたけどね。


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　先日の新聞の書籍広告で、小林正観さんが昨年10月に62歳で亡くなっていたことを知りました。知らずに年賀状を送り、ご家族には申し訳ございませんでした。

　この人に対して賛否両論あるのはネットで見て知っていました。正観さんの職業は?と問われると答えにくいですが、人生指南する人、とでも言いましょうか。それが、受け手によっては押し付けに感じられることがあり、また、超常現象や心霊現象に絡めて話すことが多く、受け入れがたい部分はあったと思います。
　ボクも、話半分で聞くことの方が多かった反面、正観さんの言うことを忠実に守って成功した人がいることも確かなようで、悪い人ではないことはよく理解していたつもりです。

　正観さんとの初対面は20年以上前。近年は年賀状の交換のみでした。
　「ユースホステル（YH）新聞」東京版への投稿をきっかけに、YH協会東京支部で役員をしていた正観さんに呼び出されました。新聞を盛り上げようと画策していたようで、呼び出されたボクら数名は、同新聞のコラムをそれぞれ任されました。

　当時の正観さんは、旅行作家として各地を回り、ガイドブックや自費出版の執筆などをしていました。旅の仲間も大勢いて、ボクもいつかその中に誘われ、温泉を中心に、北は岩手県から西は岐阜県まで、あちこちと連れて行ってもらいました。
　車を数台連ねていくことが多いのですが、ハンドルを握った正観さんの走りぶりは、規則に縛られることが嫌いな性格の一端を見せてくれ、制限速度大超過はもちろん、山道での無理な追い越しでクラクションを鳴らされたことも。そんな時は、相手を「バカみたい」と一蹴。
　ちなみに、大学の法学部出身です、この人。
　運転には自信を持ってたみたいで、
「プロのドライバーに習ったから。」
というのが自慢の種の1つでした。
　正観さんにスキーの個人指導を受けたことがありますが、後で別のスキーインストラクターに聞いたら、
「その滑り方はもう古い。」
と言われことも。

　先述の通り超常現象には強い関心を持っていて、旅の途中で「月の裏側の念写」で知られる「福来博士記念館」に立ち寄り、その場で念写実験をしたこともありました。念写には成功しませんでしたが、同じフィルムの写真に異変が…。集合写真の一部で体が透けて写っていたのです。
　ネガを見せてもらってないので、「トリックだ」と言われても証明しようがありませんが…。
　同宿したYHでは、
「さっきから、向こうのカーテンの後ろで誰かがこっちを見てる。」
なんて言われたことも。もちろん、ボクにはそんなものは見えなかったんですが、別の人が、
「あ、ホントだ。」
と…。
　曲がったスプーンもたくさん見せてもらいました。力ずくでは「ありえない」曲がり方をしてるスプーンもありましたが…。

　YHの改善に関しては非常に熱心に取り組んでいました。従来のスタイルのYHはいずれ廃れると。
　正観さんに共感し、その理念を実行に移して施設を改善したYHに泊まったことがありますが、まず不快に思う人はいないだろうと感じました。
　特に伝統的なYHには「常連」が付きものでしたが、そういう人が前面に出ているYHは発展しないとも。確かに、初めて泊まるYHで常連がまるで宿のスタッフのように幅を利かせている様子は、あまり気分のいいものではありませんでした。

　そんな正観さんの最後にお会いしたのは、ボクらの結婚式に招待したけど都合で出られず、代わりに、と言って、わざわざ会いに来てくれた時でしょうか。ボクの住所か電話番号か忘れましたが、
「末尾の数字が○だから、この人は大丈夫。」
と、ボクのヨメさんに言ってくれたのが印象的。正観さんらしい祝福のお言葉でした。
　その時にいただいた時計が、今でも我が家の壁で時を刻んでいます。5分進んでいますが、それ以上は進まない、ちょっと不思議な時計です。

　ご冥福をお祈りします。