フロントブレーキパッド　ローター交換

いつかまたサーキットに行きたいなぁ…と思って、とりあえず行けるように準備をします。

と言うわけで、ブレーキパッドとブレーキローターを交換します。

スロープに乗せたら輪止めを入れてホイールナットを緩めて、フロアジャッキで上げたらウマを掛けます。

安全確認はしっかりして下さいね。
重要保安部品なのでボルトなどの部品点数は少なく単純作業ですが止まるに直結する部分ですからね。

新品パッドを入れる際にブレーキのピストンを戻しますが、フルードが溢れると大変なので最初に少し抜いておきます。

スポイトとか注射器とかあると便利ですよ(^o^)

今回はローターも交換するのでキャリパーとキャリパーマウントを完全に分離させます。

キャリパー上下に付いている14mmのボルトを外します。

14mmのメガネを使って人間インパクトやるとすぐに緩みますよ〜(^^)

2本とも緩んだら外して、キャリパーをズラして外します。

キャリパーが外れたらピストンを戻します。
ピストン戻しでも指で押しても構わないのですが、フルードが溢れないかだけは必ず確認します。

ピストンを戻したらS字フックなどでバネに吊ってもいいですし、ロワアームに置いてもいいです。

ブレーキ鳴き防止のスプリング、パッドを外したらキャリパーマウントを固定している14mmのボルト2本外します。

あとは、M8のボルトをローターのサービスホールにねじ込んでいけばローターもバキンッと音を鳴らして外れます。

スライドピン、鳴き防止スプリング、シムなどは再利用するので掃除しておきます。

スライドピンは写真だと1本しか写っていないですけど、ちゃんと2本とも掃除します。

ここからは復元作業になります。
新品ローターを取り付け、ガタつかないようにホイールナットを取り付けます。

パッド固定金具を取り付け、シムにブレーキグリスを塗ったらブレーキパッドに取り付けます。余分なグリスがはみ出したら拭き取って下さい。

鳴き防止のスプリングを取り付けて、シムとピストンが接するところと、シムとキャリパーが接するところにもグリスを薄く塗ってからキャリパーを取り付けます。

最後に閉め忘れが無いか確認します。

タイヤを取り付けて着地させたらホイールナットを締め付けます。

よし！行ってきまーす(^o^)ではなくて、ここで必ずブレーキペダルを何回か踏んでピストンをしっかり出して下さい。

ピストンを出さないとブレーキは全く効かないですよ！

ピストンを出したらフルードを補充してタンクの蓋を閉めます。

新品ローターとパッドは当たりが出るまでブレーキの効きが弱いので気をつけてください。

当たりがしっかり出る前にハードブレーキしたらローターがひずみますよ〜(^o^)

ひずんだらジャダーが出るので、しっかりと当たりを出してからサーキットに持ち込みましょう。

覚え書き
交換日:2019.11.2
走行距離:119,348km