APEX(アペックス) ECV の取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
以前より、予告していたAPEX(アペックス) ECV(エキゾースト・コントロール・バルブ) の取り付けです。
(^^)
アペックスのECVは、前のステージアにも取り付けており、そのマフラー消音の効果と有効性は良く分かっていたのですが、これまで取り付けをせずに 先延ばしになっていたのには理由があり、それは インプレッサに ECVを取り付ける場合には、いくつかの問題点が あったからなのです…。
2
まず、GDBのフロントパイプと中間パイプの接合部分は、差し込みタイプの立体形状となっており、フランジタイプのECVを挟むことは出来ません。(パイプ側を削れば可能ですが。。)
ですので、ECVを入れるとすれば中間パイプとリアピースの間ということになります。(当然 一本モノのマフラーには フランジタイプのECVは使えません)
次に ECV設置場所を中間パイプとリアピース間とした場合は、通常のECVに付属する2mのケーブルの長さではリアまで届かない可能性があるため 3.5mのケーブルを用意する必要があります。
また、中間パイプとリアピースのフランジの角度が悪く、取り付けた場合のECVの機関部分(バネの付いている部分)が丁度真下にくる角度であるため、路上の障害物を跨いで走った場合などに HITする可能性もあります。
3
まずは、ケーブルの引き込みから行います。
はじめに、車内で操作するノブの部分に固定用のステーを通しておきます。
2mのケーブルでは短いのですが、3.5mのケーブルだと逆に少し長いので、運転席足元からセンターコンソール下を通して助手席足元へ。
また、ノブの固定位置は、最初はフットレストの上あたり(よくAT車などでパーキングブレーキのリリースレバーがあるところ)を考えたのですが、ノブのサイズが思いのほか長くて、ワイヤーも出ていることからクラッチ操作の時に足にあたってしまいそうなので、結局この場所としました。
ただし、この場所は あまり強く引っ張るとパネルが浮いてしまうので、加減が必要ですが。。
4
助手席足元からシフトとサイドブレーキパネルの下を通して、後部座席足元のフロアトンネル上部にある サイドブレーキワイヤーを車外に出している穴から(ゴムの部分に穴を空けて)クルマの下に出します。
5
画像は、クルマの下から見て 中間パイプのタイコとステーの間あたりのところで、ワイヤーはこの部分から出てきます。
6
後は、ケーブルがマフラーのパイプに触らないように遮熱板の裏をとおしてECV本体につなげて完了。
7
入手した61ΦECVはかなり使い込まれており、バネが 少し へたっているようで 可動部の動きが少しシブくなっているということもあってかバネのチカラだけでは完全に全開に戻りません。また、全開状態のバルブを指で軽く押しただけで閉じる方向に動くため、チョット危険なカンジがします。。
…というのも、エンジン全開時に その高い排気圧に押されて ふとした拍子にバルブが戻ってしまう、つまり全閉になってしまうコトがまれにある、ということを聞いたことがあるからです。(当然即ブロー。。)
ブローはカンベンなので、このバネを少しカットして 同じようにペンチで曲げて「引っかけ」をつくって組み直しました。(バネはかなり硬いので、カットは無論のこと、曲げるのも かなり苦労します。)
このぐらいの長さのカットでも、素手で回そうとすると 手が痛いくらいのバネの強さに変わりました。
(その後、取りつけて車内からノブを引いたら コレがまた めっちゃ重いぃ。。)
8
取り付けに際しての注意点として、今回入手したECVは汎用品であるため、ボルトを通す穴が長穴になっており、仮止めの状態で左右に動かして ちょうど真ん中の位置に合わせてから本締めを行う必要があります。
61Φのパイプに61ΦのECVを挟むので、ど真ん中にECVを合わせないとバルブがパイプの縁(ふち)に干渉して開閉がシブくなったり又は開かなくなかったり、ということになります。
ECV単体であれば 調整は簡単そうなのですが、ECVの前後にガスケットを挟むため、結構合わせづらいです。
この辺は何度もバルブの開閉動作を確認しながら慎重に取り付ける必要があります。
ECVの取り付けによってバンパーからハミ出たマフラーエンドは…
次の車検の時が来たら、またその時に考えることにします。。(^^;)ゞ
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク