サクションコントロールバルブ交換〜しかしストールは直らず…
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
衝撃のエンジンストールから約1週間。
パーツを調べ、SCVを素人交換しました。よくよくWebで情報を探ると、どうやら持病のようですね…
ハイエースの型式はKDH225K、H19 (2007)年式の17才。エンジンはもちろんディーゼルの2KDです。
87600kmでいわゆる慣らしも終わってない走行距離ではありましたが…ちょっと年を取りましたかね。
作業にあたっては、こちらのサイトがとても参考になりました。
https://ataoka-kurutaro.com/scv/ 2
このSCVにはSV1とSV2の2つがあるようで、長さが約45mmのものがSV1、約23mmのものがSV2のようです。45mmのほうでしたのでSV1だなと思ったのですが、別のサイト等でSV2(対策済み)の新品(写真はあくまでSV1の新品です。)をよく見るとこちらも45mmくらいありそうな気が?
もしすでに交換されているSV2の方だったらどうしよう汗と一瞬悩みましたが、SV2の対策品の方はマウントのパーツが存在しており2ピースの構成で、現在の取り付け位置に目を凝らしたところ、1ピースであるように見受けられたことからSV1であると確定させることができました。
説明を読むとほとんどはSV2タイプなのかなと思っていましたが、私のはSV1でした。
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トヨタ純正品番04226-30020
購入金額はいつものECサイトでクーポンが効いて18,678円(なぜかSV2の場合36,000円近かった汗)
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SV1はSV2よりパーツが少ないです。これ全てを使用します。
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エンジンフードを開け、助手席側から作業です。
まずはパワステオイルのリザーブタンクのブラケットの10mmボルトを2本外します。
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(私の車はブート計のホースを変なふうに伸ばしているのでそれは無視してください。)
私の場合はオレンジの矢印のようにパワステオイルのリザーブタンクを退避させました。
このあとエアホースや燃料系統のホースを抜くため、最初に可能な限り見える範囲の汚れを拭き取るなど落としておきます。
緑の円部にあるホースバンドを10mmでゆるめ、中央に寄せておき、向かって右側からホースを外します。
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右側のホースを抜いたところです。おそらくスロットルの弁かと思いますが、中にたまっていたドレンは黒ずんでいました…一応拭き取っておきました。
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向かって左側のエアダクトです。
左右どちらにも埃の侵入を防ぐためにウエスを突っ込んでおきました。
貰い物のコストコによく置いてある万能なやつですね。
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SCVにアクセスしやすくなったので、とりあえずカプラーを抜きました。さらに、このあと燃料ホースを引き抜く作業に備え、ボロ布を敷いておきます。
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SCVの直ぐ上にあるオイルフィルターに繋がっている燃料ホースのバンドをゆるめ、ずらしておきます。
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手で引っ張ると比較的簡単に外せます。
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外したホースを作業のしやすい位置まで引っ張り、こちらも一応口にウエスをさして置きます。
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やはり軽油が漏れてきます。
が、思ったより少ない?ウエスで拭き取れるほどの量でした。(恐らくこれ、後に気が付くオイルフィルターの劣化が原因と思われました。)
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SCVの取り付け位置です。本来ですと、このさらに上部にあるクーラントのパイプを外して作業するのが基本のようですが、なんとかギリギリ手を入れて作業ができそうに思えたため、省略しました。
緑の矢印がなかなかの硬さの5.0mmの六角ボルトです。机を組み立てるような、柄の短い六角レンチでは全く回らず、急いで買い出しに行きました。
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ラチェットに取り付けられるこの2のタイプを購入しました。(左側480円、右220円各税抜き)長さは10cm程度です。作業スペースに限りがあり、使える長さが限られます。(短すぎてもSCVに干渉し作業ができません。)
結局、左側のもののみでOKでした。
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後で使いますが、新品に付属のOリングはディーゼル用のエンジンオイルオイルを塗布するようになっています。私は漏れてきていた軽油をあらかじめ塗布しました。エンジンオイルをきちんと塗布するほうが本来は良いと思います。
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手前のボルトをゆるめ、奥のボルトを外す作業に入っているところです。ボルトは外れるときにパキンと音がする硬さでした。再度締め付けの際、規定トルクはありますが、専用のトルクレンチが無いため、外した際の硬さが再度締め付ける際の基準です。
手前のボルトをゆるめたのち、直ぐに新品のSCVに付属しているアタッチメントを取り付けておきます。これはSCVを外すさいと、取り付けるさいに部品部が内部に接触させないようにするためのもので、面倒ですが必ず使用するほうが良いです。
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取り外したSCVのSV1の新旧です。
全く同じものではないかな?程度、わずかに形状の違うところはありますが、ほぼほぼ同じ形状のものとなります。
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ボルトを撤去後、SCVは少し力を入れてこじれば外れます。新しいOリングはあらかじめ写真のように車体側の方に取り付けておきます。(落下には注意。)
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ガイドにそってあたらしいSCVを挿入後、慎重にボルトに交換をします。
そして意外と力のいるこの作業。
新しいSCVをエンジン側に押し付けるとキュッとハマるものかと思いましたが、矢印のようにわずかに隙間ができます。
仕方がないので、ボルトを密着するまで少しずつ締めていきました。先に説明のとおり、規定トルクはありますが、測る道具が無く日頃の鍛錬(?)からの感覚締めです!
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ボルトを締結後の様子です。
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交換完了!素人でもなんとかできました。
周辺の燃料が抜かれているため、ホース内が満ちるまでおそらくしばらくセルを回してやる必要があるだろうと想定し、キーをひねり続けること1分後!!
(後で気づきましたが燃料フィルター上のエア抜きをしてやったら直ぐだったかも…)
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もーうわーマジかーなんでーSCVじゃないの!?
まだストールしますーーーorz
そして更なる調査の結果、オイルエレメント(燃料フィルター)が寿命の可能性が判明…
目詰まりして燃料が流れて無いのか!?
次回、オイルエレメント交換します!(もうこれで勘弁して…)
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