2XT型TZR250にYZF-R6純正リアショック流用

ぱっと見流用出来そうだったので、何年も前にリンク部も含めて中古美品を入手していた ’07か’08年型のYZF-R6純正リアショック(以降のリアショック寸法は現行型まで不変)を2XT用のスイングアームへの取り付けを遂に実行した備忘録になります。
まずは比較から…全長が違いますね(^^;;
測定すると上下穴の芯-芯で2XT用が270mmに対してYZF-R6用が290mmもありました。
取り付けボルト径は同様ですし、下側エンドアイの内幅も同じです。上側はYZF-R6用は10mm短いのですが、5mm厚のアルミスペーサーを左右に挟んで取り付けようと思います。

…で長さだけではない問題がありました。それは、下側エンドアイの形状です。YZF-R6用は角張っていいて、そのままでは2XT用のリンクと接触してしまいます。

YZF-R6用リアショックの下側エンドアイはアルミ製なので切りやすいので切ります。集合住宅では電動工具は使えませんのでハンドソー、金ヤスリ、サンドペーパーで仕上げました。

取り付けた状態でリンクに接触することは無くなりました。
下側の取り付けボルト＆ナットは微妙な形状の違いからYZF-R6用を使わないとガタつきます。中空ボルトで見た目も良いです(^^)…ダレも気付かない？

上側はTZR250用の取り付けボルト＆ナットを使って5mm厚のアルミスペーサーを両側に挟んで幅を合わせて取り付けました。圧側の高速側調整が絶望的だったり…(￣◇￣;)
タンクを背負っているので、2st.オイルタンクやバッテリーケースとの隙間がほとんどありません。
チェーンガードが接触したので現物合わせでカットしました。

さて、取り付けてから新たな問題が、と言うかYZF-R6用のリアショックが2XT用のものよりも20mm長いのでリアの車高が上がる事は予想していたのですが、なんと、無負荷状態でチェーンがチャンバーに接触‼︎ (￣◇￣;;

付いている忠男のチャンバーは膨張室の膨らみが後方で太いので、それが災いしています。RC-SUGOとかイシイとかRC甲子園とかの膨張室の一番太い箇所が腹下にあって、全長短めのタイプだと大丈夫かもしれませんね。叩いて凹ませるとか⁇
リアの車高上がったのでスイングアームの垂れ角が大きくなって、サイドスタンドかけた状態で車体が寝過ぎになってしまいました。

これはリンクプレートを長いものに換えないと駄目ですね。
2XT用のリンクプレートは芯-芯で115mmですからリアショック全長が伸びた分伸ばして135mmとか？…何か流用出来なければワンオフ作ってもらうか…
長さはちゃんと計算しないといけないのですが、疲れたのであ〜〜~と〜〜~~で！(_ _).｡o○