
一夜明けて、18きっぱーの旅を再開。
田沢湖線の列車に乗りますよ。大曲~盛岡間の田沢湖線は標準軌単線で、ミニ新幹線な秋田新幹線がメインで運転。普通列車で通しで運転しているのは一日3往復のみ。18きっぱーには使いづらい路線だね。
うぉ、便乗の運転士がいるのか?前面展望を撮れないな。
7時を過ぎ、列車は定刻に大曲を出発。・・・雪が無いなぁ。
角館まで来ても、雪が少ない。
1月の日本海側だよなぁ。結構内陸まで入ってきてるよなぁ。この時期に雪に隠れずバラストが見えていて良いものなんだろうか。
田沢湖に近づいてきて、ようやく雪が多くなってきたかな。
そういえば、去年の夏に見掛けて疑問に思っていた、駅構内の謎のパイプ。
線路脇の箱の中で燃料を燃やして、発生した熱風をパイプを通して線路に吹き付けて雪や氷を解かそうというシステムなのね。ミニとは言え新幹線で採用しているくらいだから、北海道の在来線で一般的な電気式のレールヒーターより強力なんだろうか。
田沢湖を過ぎ、国境近くの信号場。さすがにここまで来ると、線路上の積雪にも列車のスノウプラウが接触したような痕跡が。でも、新雪が無いなぁ。
国境を越えたのか、勾配が下りの片勾配になると、駅間には除雪の痕跡が延々と。
日本海側より、こっちの方が雪が多いのか?
途中駅で下りの秋田新幹線と交換。全然車体に雪が着いてないな。
今回の旅の目的地に近づく。
おぉ、あの設備はもう工事が終わって稼働しているのね。夏に通りかかったときは鋭意工事中だったけど。
※2019.09.03撮影
ここは盛岡駅の隣の大釜駅。秋田を出発した上りの秋田新幹線は、これまで冬季は盛岡駅到着後に車体床下にこびり付いた氷雪を人力で除去していたのを、今冬期からはこの大釜駅に新設した設備で融雪するとのことですよ。本線北側のホームの更に北側に一本線路を引いて、そこで大量(5万L)のお湯(60度)をぶっかけるという力業(?)。
(* ´・ω・)新幹線の露天風呂?露天シャワーか?気持ちよさそうだねぇ。
列車は定刻に到着できそうだな。新幹線がシャワーを浴びる様子を観察するのに、そろそろ降りる支度を始めようか・・・と思ったところで、謎の文字列が目に入ってきた。
「本日中止」
( ゜д゜)中止?今日は新幹線のシャワー、無いの?
新幹線のシャワーが見られないなら、こんなところで降りても意味が無いな。
大釜で降りるのを止める。
・・・何度見ても「本日中止」だな。変わらないな。(未練がましい
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大釜駅に融雪装置 秋田新幹線の着雪対策、試験を公開
https://www.sankei.com/economy/news/191212/ecn1912120037-n1.html
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( ´-д-)こんな感じの入浴シーン(?)を動画で撮ってみたかったんだけどなぁ。
大釜を出たら、次は盛岡。盛岡の手前で、秋田新幹線と田沢湖線は分岐するので、ここだけちょろっと動画を撮ってみた。
( ´・ω・)なるほど。
盛岡に到着。
とりあえず、改札を出て立ち食い蕎麦の店へ。店名は「はやて」・・・「はやぶさ」に改名しないんだろうか。
店先には写真付きのメニュー表が。「かけ」「わかめ」「山菜」などの脇に、「そば・うどん」とそれぞれ添えられ、麺はどっちでも好きな方を選べますよな感じのありがちなものだったんだけれども、なぜか「ラーメン」の脇にも「そば・うどん」の文字が。
これは、ラーメンの食券を買って渡すと、<ヽ`∀´>「そばにしますか?うどんにしますか?」なんて聞いてくるんだろうか。ラーメンの汁に、そばやうどんの麺が浸かったものが出てくるんだろうか・・・チャレンジしてみるべきか否か、しばし悩んでしまいましたよ。
まぁ、当然のことながらただの誤植だったようで、券売機では「ラーメン」に「そば・うどん」の文字は添えられておらず。
(*´・ω・)ちょっとは期待したんだけれども。
悩んだ末に選択したのはこいつ。
「盛岡三大麺 じゃじゃ麺」(500円)。店頭に「一度じゃ良さはわからない!二度三度と味わって」なんてコピーと共に大きなポスターを出していたので惹かれてみた。
( ´-д-)麺は、良いだけ伸びた玉うどんって感じだな。うどんにコシが欲しいところだけど、このコシの無さが本場の味なんだろうか。
さて、当初予定が大幅に狂ってしまったんだけれども、これからどうしよう。
盛岡駅構内のポスター。
「水かけ祭り 天下の奇祭」
(*´・ω・)この「天下の奇祭」てフレーズには惹かれるねぇ。見に行ってみたいもんだな。
盛岡からは東北線を南へ向かいますよ。
北上から保線ぽい係員が乗り込んできたから撮影終了。
一ノ関で乗り換え、小牛田でまた乗り換える。
小牛田からはこいつ。
( ´・д・)なんだこの・・・ステッカー?
石巻線の列車に乗って寄り道しますよ。
小牛田構内の線路には、レール運搬用の気動車なキハE195系が2組成。
キヤの奥には緑色の40系が。「風っこ」なんて書いてあるけど、去年宗谷線に来てた車両なのか?宗谷線まで見に行かなかったからピンとこないな。
小牛田を発車して数駅、前谷地。駅前には、気仙沼線BRTの車両が。
気仙沼線はここから数駅だけ盲腸のように線路を残してあるけど、ここからBRTを運転するなら、残りの線路も廃止してしまった方がスッキリするんでないのか?
前谷地でしばらく止まってるなぁ、と思ったら、石巻方から貨物がやって来た。
線路脇に不思議なものが。
正面の山の上に林立する風力発電機。ここは風が強いところなのか。
石巻を過ぎて、旧北上川を渡る橋梁。35km/hの速度規制をかけて、左岸側で何やら工事中。
万石浦なる海岸(? 入り江?海跡湖?)に沿って走る。
終点女川で降りる。
駅正面には真っ直ぐ海に向かって新しい商店街。これは被災前に駅構内だった土地だそうで。
真っ直ぐ歩いて突き当たったところでは、まだ工事中でしたよ。
金網越しに見えたのは、津波を受けてひっくり返った交番の建物。旧女川交番てやつですな。
気になる看板を出している店があったので吸い寄せられてみた。
「ダンボルギーニあります。」って、まさかなぁ・・・と思ったら、本当にダンボルギーニがあった。ググってみたら、石巻の会社が作ったものでしたか。
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「ダンボルギーニ」ついに本物「ランボルギーニ」と共演へ 復興に華添える
宮城県の段ボール加工会社が段ボールで作った、イタリア製高級スポーツカー「ランボルギーニ」の実物大模型「ダンボルギーニ」が、本物の「ランボルギーニ」と共演することが、同社への取材で分かった。ランボルギーニ正規販売店の担当者が製作者の思いに共感し、申し出た。「ダンボルギーニ」と「ランボルギーニ」の2台は、東日本大震災の壊滅的被害から復活し、今月23日にようやくオープンを迎える宮城県女川町の駅前商店街に展示され、復興に華を添える。
完成した「ダンボルギーニ」の写真を今月2日にツイッターに投稿したところ、大きな反響を呼び、テレビなどの取材も殺到。そんな中、19日深夜に今野社長のフェイスブックに、ランボルギーニの正規販売店「ランボルギーニ麻布」(東京都港区)からメッセージが届いたという。「ついにお叱りの言葉が来たか」と思い読んでみると、今野社長の取り組みを絶賛する内容で、今月23日に女川町で「ダンボルギーニ」を展示する際、何か協力ができないかという申し出だった。
宮城県石巻市の段ボール加工会社が段ボールで製作した「ダンボルギーニ・アヴェンダンボール」(提供写真)
ランボルギーニ正規販売店「ランボルギーニ麻布」の営業部の男性(46)は、そんな社長の想いに感激したという。実は男性は、宮城県美里町小牛田の出身。「震災で友人、知人が多く被災したのに、自分は東京にいて何もできなかった」という思いが残っていた。「最初は『ダンボルギーニ』という言葉を聞いて、ダジャレでふざけているだけかと思った。でも今野社長が段ボールで復興のために多くの取り組みをしていることを知り、何かできないかと思った」と明かす。
女川町で展示予定の「ランボルギーニ・アヴェンタドール」(提供写真、展示予定のものと同等車両)
1日限りの夢の共演が実現
男性は「商売抜きにでも喜ばれること、人々に貢献できることを」と上司を説得し、震災で壊滅的被害を受けた宮城県女川町の商店街の復活の日にできるだけたくさんの人に来てもらうため、市場価格約4800万円の「ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4」を「ダンボルギーニ・アヴェンダンボール」とともに展示することを申し出た。商店街オープン日の1日の展示のためだけに、東京都港区の販売店から宮城県女川町まで車両を輸送する。
「ランボルギーニ」は23日午前11時から午後6時までの1日限り、女川町の駅前商店街「シーパルピア女川」の今野梱包のテナントで「ダンボルギーニ」とともに展示される。「ダンボルギーニ」は24日以降も同テナントで常設展示する予定という。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151221-00000004-wordleafv-soci
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( ´;д;)エエハナシヤ…
工具類も段ボール。
女川では自分にお土産「ほやのお茶漬け」を買ってみた。
・・・帰ってから何回か食ってみたけど、全然ホヤを感じられないんだな。材料表示を見ると「ホヤパウダー」なんてのが入ってるらしいんだけど。
(;´-д-)私の味覚が鈍感すぎるのかしら。
女川駅に戻る。さっき乗って来た編成が私を待ってくれていますよ。
ホーム端には「時刻確認!」。ここは行き止まりで線路も1本しかないからか、信号が無いんだな。
さて、2両編成のうち、さっき乗って来た女川方の車両には、アクリル板のパーティションがあって吸盤くんでカメラを固定しやすかったんだけど、小牛田方の車両にはパーティションがなくて、カメラを固定するのに良い場所がなく、前面展望の撮影を断念。
( ´・д・)大体こういうときに、面白い映像が撮れそうなイベントが発生するんだよな。
女川を出てトンネルを抜け、見通しの良い直線区間に出たところで、右手に並行する道路の更に右手の某ツルハから何かが近づいてくる。ヤツが道路を横断し藪に入ろうとした辺りで、運転士は気笛を鳴らし始めたんだけれども、ヤツは全く気にする様子が無い。藪に突っ込んだ辺りで運転士が非常ブレーキをかけるもヤツに気付く様子は無く、高くなった路盤を半分登った辺りでようやくこちらに顔を向け、やっと道路の方へ引き返して行きましたよ。いい歳こいたジジイが。
( ´-д-)突然だったもんだから咄嗟に静止画で撮っちゃったものなぁ。動画で押さえておきたかったところだったなぁ。
石巻に到着。
( ´・ω・)石巻だねぇ。
駅から少し歩いて、旧北上川沿いにある「いしのまき元気いちば」なんて所へ行ってみましたよ。
そこで、「ローストホエール丼」(1050円)をいただいてみた。
「石巻だからこそ食べれるメニュー」「石巻の伝統文化食 く・じ・ら が食べやすくなって新登場!!」「『えっ!?これって鯨なの?』って言うくらい美味しい♡」なんて宣伝文句に惹かれてみたんだけれども・・・まぁ、美味かったんだけれども、美味いロースト肉ではあるんだけれども、鯨らしさというものが感じられなかったような・・・。
( ´-д-)鯨らしさって、求めちゃいけないものなのかな。
腹一杯になった後は、堤防を観察。結構な高さの物を作ったんだねぇ。
3年前に来たときは、まだこの辺りは工事中だったんだな。
※2016.10.23日和山方から撮影。
河口側。
( ´・д・)こんな風になったんだ。橋はまだ工事中か。
石巻駅に戻る。今度は右手のハイブリッド気動車に乗りますよ。直流電化区間と交流電化区間を跨いで運転するために、交直両用電車を開発せずに、ハイブリッド気動車で運転するという、ハイテクを諦めたんだかハイテクで解決したんだかよく分からない仙石東北ライン。
この辺りが松島基地かな。
津波対策で、基地も嵩上げしたのかな。ググってみると、ブルーインパルスの格納庫を曳家工法で3.5m嵩上げしたなんて記事は見つかるけど。
野蒜に近づいた辺りで車窓の撮影を始めてみる。
旧線の路盤や、2011年の地震でたまたま電車が止まり、ギリギリで津波の被害を免れた高台が撮れれば良いなぁ、なんて思ってたんだけれども、後から見返してみると、思いの外画角が狭くて撮影出来ておらず。失敗。
( ´・3・)むぅ。
高城町。上り列車はここで東北線に入るか仙石線に入るか、進路を決定されるのね。
・・・手ぶれが酷いな。仙石線から渡り線へ。
途中トラブルなく仙台に到着。
仙台では駅構内の立ち食い蕎麦屋で「仙台味噌仕立て 豚そば」(530円)なるものを頂いてみた。
( ´-д-)・・・食い過ぎだな。
この後は、仙台空港からLCCで北海道へ帰りましたとさ。
~ 以上 ~
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