アヒャヒャヒャヒャ ヘ(゚∀゚ヘ)(ノ゚∀゚)ノ ヒャヒャヒャヒャ umibozeですよ。
ちょろっとドライブに行ってきたお話。
とある休みの日の朝、早めにお家を出てドライブへ。到着したのはここ。

国鉄根室本線の落合~新得間の新線建設に伴い廃止された通称狩勝線の新内駅跡。
ここにはSLや客車が静態保存されているほか、トロッコの乗車体験なんてのもやってるようで。
SLを正面から。

・・・なんだか賑やかな音が聞こえてくるな。何の音だ?
なんて思っていると、SLの隣の線路に何かが現れ、近づいてきますよ。

ガクガク((((((;゚Д゚))))))ブルブル
何だこれは。

⎛´・ω・`⎞電車?
観察していると、また動き出しそうだったので動画の撮影を始めてみた。
これは、何日か前に新聞記事で見たやつか?
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電動トロッコ 発車オーライ 新得・新内駅で増田さん製作 8日開業 ミニでも本物そっくり
【新得】1966年に廃線となった旧国鉄狩勝線の新内駅構内で足こぎトロッコを運営する「狩勝高原エコトロッコ鉄道」が、運転体験できる電動の自走式車両「モハ8」を製作した。かつての十勝鉄道の列車をまね、ミニサイズで再現。旧狩勝線(新内―上川管内南富良野町落合間)開通日と同じ9月8日に「狩勝電鉄」と名付けて発車オーライする。
同鉄道を運営する増田秀則さん(56)が設計、機材の購入、組み立てまでを1人で行った。「モハ8」はJRの保線区などで使われていた車輪と車軸を用い、動力源に工業用モーターやバッテリーを取り付けた。鉄道用のメーターや手作りのアクセル、ブレーキハンドルのほか、自動列車停止装置(ATS)に反応する警報器なども設置した。
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車両を見てみる。

⎛´・ω・`⎞ほぉ。

⎛´・ω・`⎞ほぉ。

⎛´・ω・`⎞ほぉ。
よく作ったもんだね。ただ、気になるところも。車両に「モハ8」と名付けたようだけど、運転台が付いているんだから、「クモハ」になるんじゃないだろうか。
⎛´・ω・`⎞どうでもいい?
私が面白がって車両を観察している間に、スタッフはいつの間にか現れた男性とずっと何やら喋っている。常連の客なんだろうか。車両の製作の苦労がどうとか、新聞の取材がどうとか言っているようだな。
私がいろいろ見ていると、話に夢中になっていたスタッフが私に向かって、
<ヽ`∀´>「ひょっとして、待っていましたか?」
と声を掛けてきた。乗車体験のことか?こんな狭い構内を他人の運転で乗せられても別に面白くないよな、と思ったので、
⎛´・ω・`⎞「いえ、いろいろと見てるだけです」
と返しておいた。
そうこうしているうちに、客が現れた。スタッフがいろいろと準備を始め・・・ん?客が運転するのか?
客の運転で車両が走り出すと、先ほどの男性がカメラを構えていろいろ写真を撮り出す。「線路内立入禁止」の表示もお構いなしだぞ。そして客が運転を終えると、客にいろいろと質問を始める。
<ヽ`∀´>「初めての客ということで、感想はいかがでしょう」
なんてことを質問している。初めての客?この男性は新聞か何かの記者なのか?
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(先の記事の続き)
車体は長さ1・75メートル、幅1・3メートル、高さ2メートルの4人乗りで、総重量は約250キロ。外観は厚めのベニヤ板を加工し、緑と黄色の塗装で仕上げた。窓や扉、車両前部のヘッドライトやテールランプも本物そっくり。車内後部の椅子は薄茶色のロングシートで、旧国鉄の車両をしのばせる。
増田さんは、清水町内の自宅で3月から作業を始め、毎日、試行錯誤しながら今月20日に完成させた。27日に同鉄道の線路で初の試運転を行い、時速8キロでの走行に成功。開業まで試運転を繰り返すほか、標識整備を行う。
同鉄道ではこれまでにも自走式のトロッコ列車を2両自作したが、実際に利用者が運転して走らせるまでには至らなかった。今回の「モハ8」は2台のデータをもとに製作。電車らしくディーゼルエンジンではなくモーターにこだわり、苦労して本物に近い走行音や乗り心地を実現させた。
増田さんは「大人の鉄道ファンに乗ってもらい、電車の運転を味わってほしい」と期待する。運転は自動車の普通運転免許を持っている人なら可能。1日当たり10回限定。大人1人700円。
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おぉ、今日から客に運転をさせる営業を開始したのか。そして、この男性は新聞か何かの記者なのか。もしさっきスタッフに聞かれたときに、
(・∀・)「乗りまつ♪」
なんて返事をしていようものなら、訳の分からないうちに運転をさせられて、初めての客として取材を受ける目に遭うところだったのか。
⎛´・ω・`;⎞危なかった。
その後、また別の客がやって来たので、これ以上邪魔しちゃいけないな、なんて思った私は次の目的地へ向かいましたよ。
⎛´・ω・`⎞その目的地はここ。

・・・端折りすぎかな。
その道のりを動画で撮ったので、貼り付けてみますよ。
先日、旅立ったドローンを捜索するときに迷い込んだ(?)廃線跡を訪れてみたのですよ。1966年の根室線落合~新得間の新線切換に伴い廃止された通称狩勝線の新内駅跡~狩勝隧道の廃線跡。車で走れるんだねぇ。
一車線分の幅で草が伸び枝が頭上に張り出す林道のような未舗装路をひたすら走る。
⎛´・ω・`;⎞・・・CX-8で走るような道じゃないよな。
「大カーブ」。

付近の看板によれば、
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官設鉄道十勝線(旧狩勝線)大カーブ
大築堤(延長480m・法長60m)と長大曲線(延長770m)で通称大カーブと呼ばれる馬蹄形状のカーブです。
大カーブは、線路を曲線で長くして勾配を緩くする手法をとったが、25/1000という急勾配です。曲線半径も181mの急曲線であり、その為脱線防止レールも敷設されていました。列車は、急曲線と急勾配のため時速40キロの制限があり、慎重な運転を求められる機関士泣かせの難所でした。保線作業でも除雪はラッセル使用不能で人力手作業しか通用しない苦労の多い曲線でした。
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だそうですよ。
新内駅跡~狩勝隧道間に唯一あるトンネルな新内隧道。まずは新得側入口。

石と煉瓦が積まれた重厚な造り。格好良いねぇ。
中にはバリケードが設置されて通り抜け出来ませんよ。

トンネルの中はコンクリートを打設してるのか?入り口は煉瓦積みなのに。後から補強したのかしら。
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史跡 旧 狩勝隧道・新内隧道
官設鉄道十勝線(旧狩勝線)は、北海道開拓と軍事上の必要性から、明治34年4月、落合-新得間27.9kmが着工された。2か所の隧道(トンネル)掘削工事を含め、その鉄路建設工事では、枕木の数ほど犠牲者が出たと伝えられている。
総工費は、狩勝隧道(954m)が、34万4000円、新内隧道(124m)は4万2300円を要し、トンネルの掘削工事は固い岩盤と湧水のために困難を極め、ついには人柱まで建てて工事の進捗を図ったとも語り継がれている。
明治38年1月隧道は完成し、明治40年9月8日十勝線(旭川-帯広間)は開通をみたのである。(以下略)
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奥を見ると、天井まで積もる土砂。トンネル内部で落盤でもあったんだろうか。

⎛´・ω・`⎞こりゃ立入禁止にもなるわな。
トンネル内には、ヒカリゴケが生えていて綺麗。
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新得町指定文化財
新内トンネルのヒカリゴケ
ヒカリゴケは、ヒカリゴケかヒカリゴケ属のコケで、一科一属一種の原始的勝貴重なコケ植物であり、2012年に公表された環境省第四次レッドリスト(絶滅の恐れがある動植物のリスト)にも準絶滅危惧種として指定されている。
その名が示すように、洞窟のような暗い場所においては金緑色(エメラルド色)に光る。
日本では北海道補本州の中部地方以北に分布する。洞窟や岩陰、倒木の影などの暗く湿った環境を好み、道内の自生地には羅臼町のマッカウス洞窟(道指定天然記念物)などがある。管内では、本別町と幕別町が町指定文化財に指定している。
新内トンネルのヒカリゴケは、トンネル北側の入り口から8mほどの地面の岩屋土の上に、約6~8㎡の範囲で自生している。
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だそうで。
新内隧道の落合側入口。こっちも石と煉瓦が積まれた重厚な造り。格好良いね。

当然のように、柵が設置されて立入禁止ですよ。
こっち側も軽い(?)落盤があったのかしら。

第二展望台なる場所からの十勝平野の眺め。

⎛´・ω・`⎞・・・どうだろ。
更に進むと、正面遠くの尾根の上に何かが見えた。

国道38号の狩勝峠展望台だな。結構高低差があるな。

更に進んで、現在「第一展望台」とされている場所からの十勝平野の眺め。

⎛´・ω・`⎞ほぉ。
突き当たりの狩勝隧道新得側入口。手前が芝生の広場のようになっていますよ。

こっちはコンクリート製?
当然のように、こちらも中にバリケードが設置されていて立入禁止。通り抜け出来ないのは残念。

トンネル内はカーブしていて、落合側まで見通せない。

⎛´・ω・`⎞見える範囲で落盤はしていないようだけど、それでも入っちゃ駄目なの?
狩勝隧道新得側入口からの十勝平野の眺め。

⎛´・ω・`⎞よく見えん。
狩勝隧道から新内駅跡へ戻るときも動画を撮ってみた。
⎛´・ω・`⎞まずは前面展望。
カメラを真横に向けて撮った動画。日本三大車窓なイメージで。
⎛´・ω・`⎞なんだかイマイチ。
ちなみに、国道38号の狩勝峠展望台からの眺め。

⎛´・ω・`⎞さすがに国道の方が標高が高いせいか、ずっと良い眺めだね。
せっかくだからと、ついでに落合駅まで行ってみた。2016年の台風被害以来、根室線東鹿越~新得間(より正確には、東鹿越駅~上落合信号場間)が不通になり、代行バスが運行されている区間。落合の駅舎は、バスの待合室としてしか使用していないのか、ホーム側のドアは施錠されてホームに出られなくなっていましたよ。

ホームも線路も草ボーボー。
新得方に少し離れた跨線橋から駅構内を眺めてみる。土砂が流れ込んだ構内は、伸び放題の草に覆われ、
(・∀・)「これ、本当にまだ廃線になってないの?」
な状態。あまりに放置されすぎて、草どころか線路上に木も生えてきたくらいにして。

新得方。右手の道路下をくぐっていくのが現行の根室線(1966年以降の新線)。左手は、1966年に廃止された旧線の一部を残して引き上げ線として使用している線路なんだけれども・・・どっちも線路が見えないな。

⎛´・ω・`⎞こりゃぁ、復旧させる気ないだろ。
新得の街まで戻り、遅めのランチを戴く。新得といえば蕎麦の町。

⎛´・ω・`⎞冷やかし。

「冷かし大盛り」(850円+大盛100円)。いわゆる「冷やしかしわ」ってやつね。
昔、職場の連中と山登りに行ったときにここの店に寄ったことがあって、そのときも「冷やかし」を注文したんだけど、そしたらおっさんの一人が、
<ヽ`д´>「飯屋に入って冷やかしとは何だ!失礼だろ!」
と頓珍漢に怒りだしたんだよな。注文を取りに来た店の人に、(・∀・)「冷やかしに来たぞ!」なんて言うわけ無いだろ。
( ´-д-)あのおっさん、もういい加減退職したかな。
帰り道、ナイタイ高原牧場なんてところに寄ってみた。丘というか、山の斜面に広がる広大な牧場、が売りなのかしら。約1700ヘクタールですと。
(・∀・)ヘクタールが分かりづらければ、約17㎢といえばわかりやすいかな?

車を走らせたどん詰まりに去年作られたらしいナイタイテラスなんて施設からの眺め。

後ろを振り返ると、丘の上の方まで牧草地が広がる。

⎛´・ω・`⎞おぉ、べこだ。

ドレンを抜きに便所に入った。

大きなガラス張りで、外に向かって放尿する開放感が体験出来るのか?ガラスの下の方に曇りを入れているのがイマイチだな。
⎛´・ω・`⎞個人的には札幌のJRタワー38階の夜景に向かってする放尿の方がインパクトあって好きだなぁ。

※2013.3.6撮影
折角牧場の施設に来たんだから、ソフトクリームなんていただいてみた。

「うし(コーン)」(400円)。ネーミングは、白と黒でホルスタイン柄っぽいから牛だってか?
⎛´・ω・`⎞チョコがなかなかビターで良かったの。

⎛´・ω・`⎞良い天気だ。
この後はまた訓子府で早めのディナーに「たれカツ丼」(728円税別)をいただいて帰りましたとさ。

~ 以上 ~