「ミニゲソ丼と天ぷらそばセット」(800円)
旭川のソウルフードらしきゲソ丼を天ぷらそばとセットでいただいてみた。
( *`ω´) ・・・なるほど。
旭川の街名物(?)の曲がった電柱。最近少なくなってるのかな。
昔はもっと多かったと思うんだけど。
列車で岩見沢へ。
乗り換えの時間潰しに街をぷらぷら。
「あげまん」(150円/個)。
( *`ω´) ん〜、ちょっと脂っこかったかな。
岩見沢からは、室蘭線で苫小牧へ、乗り換えて東室蘭へ向かう。
東室蘭で降りてディナー。
「室蘭カレーラーメン」(930円)。
室蘭カレーラーメンといっても、店によって結構違うもんなんだね。
( *`ω´) 定義はどうなっているんだ?
途中、ふらっと立ち寄った店でつい買ってしまったスゥヰーツ。
北海道の味「ソフトカツゲン」なシュークリーム。買ってから見て気づいたけど、カツゲンを使ってるわけでなく、カツゲンの味を再現してるだけなのね。
( *`ω´) ちゃんとカツゲン味だったの。
東室蘭で一泊。
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東室蘭で迎えた朝。宿から白鳥大橋が見える。
今回は列車と徒歩の旅なので、白鳥大橋までは行かない。
とりあえず、室蘭まで移動。
最近無人駅になったと聞いてたけど、さすがに朝の通勤時間帯は駅員が改札にいるのね。
移転前の室蘭駅跡へ。
SLが静態保存。下に潜って見上げることもできる。
鉄道って、最初に考えた人は凄いよね。鉄のレールを敷いて鉄の車輪を載せたら軸重十何トンもの荷重がかかる車も沈むことも嵌ることもなく軽々と走らせられて、車輪の内側を出っ張らせて(フランジ)レールに引っ掛けてやればレールから外れることなくカーブも曲がれると。
室蘭駅急駅舎を高台から見下ろす。
( *`ω´) なるほど。
東室蘭まで戻って、南に向かって歩く。
30分ほど歩くと浜に出た。
イタンキ浜。
鳴き砂で有名らしい。
砂浜を延々と歩いてみたんだけれども、全然砂が鳴いてくれない。むぅ。
水曜どうでしょうで大泉洋が発見した鳴き砂の鳴らし方も試してみたんだけどなぁ。
砂浜が終わると荒々しい岩場の風景。
鳴いてくれない砂に泣きそうになりながら(?)戻ろうとすると、「密漁監視中」の幟の向こうに何かが見えた。
1月の北海道の海でサーフィンをする輩がいるのか。物好きだな。
もう少し駅巡りをしてみる。母恋駅。
( *`ω´) 構内入換にでも使ってたんだろうか。
・・・帰る。
途中見えた樽前山。てっぺんの溶岩ドームが吹き出物のように見えて、つい絞り出してしまいたい衝動に駆られてしまう。
山のてっぺんは白いけど、1月末で麓の苫小牧周辺は雪が全然無い。
( *`ω´) 太平洋側は除雪の面倒がないのは良いなぁ。
旭川で乗り換え待ちの時間があったので、ディナーをいただいた。
「特のせ味噌+亀やのミニカツ丼」(1180円+550円)。
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亀やのカツ丼とは
昭和35年頃、旭川にあった亀や食堂の甘口のカツ丼です
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夜の間にワイパーやボンネットに霜が降りて。
ラングラーをとっとこ走らせて、三時間ほどで国道273号三国峠に到着。
( *`ω´) 天気はまあまあかな。
目的の駐車スペースな五の沢駐車場。平日だというのに結構車が駐まってるねぇ。
氷結した湖上には色とりどりのワカサギ釣りのテント。
( *`ω´) ワカサギ釣りって面白いのかねぇ。
五の沢川がチョロチョロ流れている。
流れのそばには霜が。流れから絶えず水分が供給されているためか、霜は良い感じに成長している。
( *`ω´) これもフロストフラワーというんだろうか。
湖上に出て、湖面の雪がはらわれあらわになった氷の中を見ると不思議な模様が。
( *`ω´) アイスバブルですな。
湖上に出てから左手を見ると、遠くにタウシュベツ川橋梁が見える。まだあった。
( *`ω´) 心折れそうだけど・・・逝くか。
国道から30分程度でタウシュベツ川橋梁まで到達。今年は雪が堅く締まっていたからか、かなり歩きやすかったな。
去年来た時はフカフカの新雪のようなところを延々と歩いて50分くらいかかってたもの。
上流側から見てみる。
( *`ω´) なるほど。
ここに来たら気をつけなきゃならないのが、この穴。
湖面が凍結した後で水位が下がると、氷が水底まで降りた後地形に沿って割れるのね。その割れた隙間に足を踏み込んだりした日にゃ・・・。去年はこの斜面を横を向いて降りてる最中に左足を穴に落としてしまって、左膝に真横に曲げる向きで全体重がかかって、何ヶ月間かずっと膝が痛かったな。あのときは痛いだけで歩いて帰れたけど、膝が破壊されなくて良かった。
( *`ω´) 今でもたまに痛みがぶり返すの。
きのこ氷。ちょっと不恰好。
アーチの内側てっぺんとか、施工時の型枠の跡が残るほど綺麗なところもあるのに、外側はボロボロだねぇ。
最後はアーチが全部崩れてコンクリートの柱が点々と並ぶ様な格好になるんだろうけど、その頃になっても観光客は来るのかな?
タウシュベツ散歩終了。
車に戻ったらお湯を沸かす。
時間がかかるので、その間に場所を変える。
三国峠の駐車場でランチ。
小腹を満たしてから、また三時間ほどかけてとことこ帰る。
帰り道の途中で、辛そうな名前の店で早めのディナー。
「カツ丼セット(味噌)」(1300円)。卵はもっとトロトロの方が好みだなぁ。
( *`ω´) まぁ、満足。
黄色いS660。いつかまた借りてみたいねぇ。
ジムニーシエラもある。今度はあれを借りるか。
(´-ω-`) MTだと良いんだけど、多分ATなんだろうな。
とりあえず電車で横浜へ向かう。途中の駅で見かけた店舗の・・・幟?
ここから先は・・・夕方の旭川行きの便までノープラン。考えたところで大した良いアイデアも浮かばないので、何度か訪れたことのある近くのスポットまで行ってみた。
途中、( *`д´)「『そごう』なんてまだあったんだ」なんて妙なところに感動しつつ、着いた先は日産グローバル本社ギャラリー。
何やら日産は最近話題になっている様だけど。
外を見ると、何台か車が並んでいる。・・・試乗車か?
隣にスタッフが乗って道案内だの車の説明だのをしてくれる。試乗コースは下道と高速が半々くらいで、首都高や横浜ベイブリッジを走れると。高速料金は日産持ち。太っ腹だねぇ。
この車は e-Power でワンペダルモードもあるというので、発進から停止までワンペダルで行けるのかと思いきゃ、減速時はクリープ程度の速度までしか落ちず停止はしないとな。新しいモデルはみんなそういう仕様で、停止までいくのは古めなリーフくらいだと言ってたな。それは中途半端でかえって良くないんじゃないかと思うんだけれども。
< *`∀´> 「北海道からいらしたんですか。やっぱり雪国の人はブレーキ操作が丁寧ですね」
なんておべっか(?)を言われながら試乗は終了。まぁ、そこそこ面白い体験はできたかな。
しかし、試乗コースにもよるのかも知らんけど、都会の道は絶対初見じゃ走れないな。次の交差点を曲がったら次の分岐に備えてどの車線を走って〜とか、事細かに指示してくれるナビゲーターがいないと走れんわ。カーナビがあっても走れない自信がある。
試乗の後は、展示車を見て歩く。しかし、見たいと思う様な車はそうそう無く。
Z。久々にフルモデルチェンジしたかと思ったら、型式そのままだからマイナーチェンジだって?
MTがあるのは良いねぇ。でも、ここまで大排気量・大出力の車では、MTでも公道で楽しく運転できる場面なんてそうそう無いかな。・・・私の腕では。
GT-R。現行型が出てもう18年か。よくもまぁモデルチェンジせずに売り続けるもんだな。それだけ元が良い車ということなのか、開発部門の後進が育っていなくてモデルチェンジできないだけなのか。それともかねがね金が無え?
マイナーチェンジでフロントマスクだけでなく、インパネの造形も変わってるのか。昔見たのと違うな。
流石に今年で製造終了するそうで。でも、後継モデルは「検討中」?この会社の開発力はどうなっているんだろうね。
ギャラリー内をぷらぷらしていると、おねぇちゃんに、
( *^∀^) 「カタログはいかがですか?」
なんて声をかけられた。せっかくなので、GT-RとZのカタログをお願いすると、
( *^∀^) 「紙袋にお入れしますか?」
カタログを入れるなら封筒程度のもので良いだろうに、紙袋とは大袈裟だな、なんて思いながらそれもお願いして待っていると、こんなものを持って戻って来た。
なんだか期待(?)していたものと違う。
表紙が硬い。角で人を殴ったら怪我をさせられそうなレベル。
( *^∀^) 「写真集みたいですよね♪」
私は絵本みたいだと思ったんだけれども、言わないでおく。日産もこんなところに金をかけてる場合じゃ無いだろ。
しかし、見たいと思えるモデルが本当に無い。
INFINITI QX80。流石に日本未導入のこいつには興味を惹かれたけど、お触りできず。むぅ。
日産に飽きたので外に出る。まだまだ時間はある。せっかくだから、あそこへ行こうか、と東京まで足を伸ばす。
ホンダ青山本社ビル。建て替えが発表されて、一階のウエルカムプラザではクロージングイベントなんてのをやっていると。
本田宗一郎が、地震でガラスが割れる様なことがあっても下に被害を及ぼさない様にと命じて設置されたバルコニー。建て替え後もそういった思想は受け継がれるんだろうか。
中に入ると、次期型(?)プレリュード。
最近受注再開したシビックタイプR。
レッドブルなF1マシン・・・のモックアップ?
パワーユニットは本物かな?
クロージングイベントの企画で、過去のモデルを展示するということで、初代レジェンドのセダンが展示されていた。二輪の方は・・・わからん。
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宗一郎の水のお話し
このビルの地下には樹齢200年以上のカナダ産米ヒバを使った大樽があります。ヒバ樽に貯水することで、まろやかで美味しい水になります。「みんなに美味しい水を飲んで欲しい」という本田宗一郎の想いから、ビルの飲料水は全てこのヒバ樽を通しています。この水は、災害時における、地域の皆様の飲料水という役割も担っています。
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( ゚д゚) ヘェー
私も一杯いただいてみたんだけれども・・・違いのわからない漢な私には、
( *`ω´) 「氷で冷やされた水だね」
としか・・・。この樽もどうなるのかな。
今回訪れたホンダと日産。この二社で昨年末に突然発表された経営統合は、どうやらおじゃんになりそうで。そりゃそうだろうな。
( *`ω´) その話を聞いた瞬間から、上手くいく未来が全く思い浮かばなかったもの。
日の暮れる頃に羽田空港から、
すっかり夜になった旭川空港へ。
静岡の方も寒かったけど、やっぱり北海道はラベルが違うな。
良い天気。海が見える。
ここは御前崎。海岸に砂丘があるというので寄ってみた。
ここは・・・松林?
浜。海は広いな大きいな。
東側。浜岡原発らしきものが見える。
風紋。砂丘っぽい。
( *`ω´) あ、砂丘か。
近くの灯台が観光地になっている様だったので寄ってみた。御前崎灯台。
灯台のすぐそばまで住宅街が迫ってるというのは珍しくないか。どうも高台にある灯台というと、周りに何もないところにポツンと寂しく建ってるもんだと思ってたんだけど。
灯台のそばに住んだら、夜中中ずっと定期的に光を当てられてあずましくなさそうだけど。
(´-ω-`) 灯台下暗しで、近いと案外暗いのか?
この灯台は、一般人も上に上がって景色を見れるらしいんだけど、この日は朝早かったせいか風が強かったせいなのか中に入れず。むぅ。
地べたから海の方を見ても・・・海が見えるだけ。陸の方を見ても住宅街しか見えなくて、あまり面白くない。灯台の上からなら富士山が見えるんだろうか。
岬をぐるっと回って駿河湾に入ると、遠くに富士山が見えた。
(´-人-`)
国道150号を北上する。青看板には牧之原とか焼津とか清水とか静岡とか聞いたことのある地名がぽこぽこ出てくるんだけど、位置関係が全然ピンとこない。ナビを見ても、すぐ近くを表示するだけで、広範囲を俯瞰する様な使い方には向いていない。自分が今どの辺りを走っているのかわからないまま悶々としながら走る。
焼津にたどり着いた。ふらふらと港の方に行ってみる。すると、線路も無いのに遮断機が現れた。
よく見ると、その脇にはコンクリートの壁が延々と続いていて、遮断機の近くには「新港4号陸こう」なんて書いてある。
「この門は、警戒宣言・津波警報大津波警報発令時及び突発地震発生時に自動的に閉まります。」ですか。
このコンクリートの壁は防潮堤なのね。東海地方にもこんなものがあるんだね。東日本の震災以降に気にして見る様になったけど、これは結構昔から整備されているのかな。
焼津といえばマグロかと思って港の方に行ってみたけど、どうもピンとくる店が無い。ググってみると、他に良さそうなところがあったので、そちらに行ってみた。
東名高速焼津インターのそばにある焼津さかなセンター。
中をぶらついて、適当な店に入る。
期間限定「うにいくら漬け丼」(通常価格2400円 特別価格2200円、税別)
どうにも「期間限定」「特別価格」の文字には抗えないな。
『本まぐろ漬けに、うに・いくら・本日の地魚をのせた贅沢な逸品』だそうで。
( *`ω´) 海鮮丼はこういうのが良いんだよ。
ただ、ウニがミョウバンのかほりがしたのが残念。
バイパスな感じの国道1号に乗って、さらに東へ。
富士山は格好いいねぇ。
途中、富士の道の駅にドレン抜きに寄って、食堂の前を通りかかると、ビジュアル的に面白そうなメニューがあったので、食ったばかりで大して腹も減っていないのに注文してみた。
ん〜、何か違う。これではただのざるそばにとろろ芋をかけただけではないか。
しっくりしない思いで蕎麦を平らげ、店を出て外に貼り出されていたメニューの写真を改めて見る。
そうだよ。最初からこのビジュアルで出てくると期待してたんだよ。とろろを分けて出され虚をつかれたけど、それでもとろろをかける前に、蕎麦の中央をうにゅっと高くつまみ上げて富士山形にすれば良かったんだよ。
失敗したな。ビジュアルだけのために注文して、期待した画を撮れずに、ただ腹がキツくなっただけだ。
この先、ナビに促されるまま県道76号に入ったんだけれども、市街地に入るとなぜ道幅が狭くなるかな。古い街だとしても、県道なのに1車線で対面通行の道ってどうなのよ。
( *`ω´) 次に静岡で運転することがあれば、軽を借りなきゃダメかな。
ナビに従って国道469号に入ると、富士サファリパークの看板が現れる。昔からその存在は聞いたことがあったけど、ここにあるのか。話のタネに入ってみようかと思うも、ググってみると、今からじゃサファリ内を走るジャングルバスには空きがないのか乗れない模様。自分の車でも入れる様だけど・・・レンタカーで入って何かあったら嫌だな。舐められたりクンクンされるくらいならいいけど。齧ってきたり引っ掻いてきたりしないべか。・・・また今度機会があったら来てみようか。
よくわからないままナビに従って走っていたら、道の駅すばしりなんてところに通りがかったので寄ってみた。
足湯があるんだねぇ。
そんなこんなで、やって来たのは忍野八海(おしのはっかい)。駐車料金300円。伊豆よりまだ良心的か(ぉぃ
ここって・・・どういうところなんだろう。忍野八海という名前だけが印象に残り気になっていて、予備知識全然なく来てしまいましたよ。
富士山の伏流水を水源とする池が八つあって、それを八海と呼んでいると。こんなチンケな池を海だなんて盛りすぎだろ。昔、富士講の信者が富士に登る前にここで水行をした禊の池だと。見た感じ、水行をする雰囲気じゃないけど。
しかし、特段見るべきものも無さそうなのに、インバウンドが妙に多いな。そして五月蝿い。静かならそれなりに趣ある印象も受けるんだろうけど、とにかく五月蝿い。
集落(?)の真ん中に水車小屋があった。現役で水車もグルングルン回ってる。
中身も見れた。あれがこうなって杵で臼をついてるのか。
90度向きの違う軸に動力を伝えるのに、かさ歯車でなくて普通の歯車を使ってるんだね。まぁ、こんな水車を使ってた様な昔にかさ歯車なんて無かったのかな。
( *`ω´) いかんな。風景を見に来たつもりなのに、機械の方に興味を惹かれてしまう。
一番賑やかな辺りの池。
8mの深さがあるという池。覗き込むと、確かに深さを感じる。
しかし、スマホのカメラで撮っても全然深さを表現できない。むぅ。
もうすぐ日没。
富士の山頂は白い。
思わず買ってしまった。閉店する様な時間に妙にせっせと焼いてるなとは思っていたけど、食材を余らせてダメにするよりかは、投げ売りでも焼いて売った方がまだマシ、ってことなのかな。
(´-ω-`) 悪くはないけど、地元グルメって感じじゃないな。ここでたこ焼きという必然性が無い。
日が暮れたら、こんな夜景の無い山の中の観光地に用は無い。宿へ向かう。
(つД`)ノシ 富士山さん、さよぉなら〜。
宿は相模原の方にとったので、真っ暗な国道413号道志みちを走って東へ向かう。
外気温計はまたしても−2℃。道路情報に冬タイヤがうんたらかんたらと書かれていた様な気がするけど、路面は乾燥しているし、大丈夫だろ。
(´-ω-`) 道幅は十分だったけど、それでもくねくねクネクネせわしない道だな。
ここは道の駅奥大井音戯の郷。大井川鐵道井川線の起点な千頭駅に隣接していますよ。
「静岡県産釜揚げしらす富士山丼」
「でら旨い!海老天むす」
( *`ω´) どうも「でら〜」と聞くと、つい『デラべっひ○ん』が頭に浮かぶんだな。
(´-ω-`) これもいつの間にか買い物かごに入ってたのよね。
さて、この日は井川線の列車に乗ろうかと思ってるけど、まだ朝早くて列車が走っていないので、先に車で適当に周辺の観光スポットや駅を回ってみる。
吊り橋を渡る。全然揺れないね。
( *`∀´) 吊り橋効果?何それ。吊り橋なんて余裕余裕♪
なんて思っていた頃が私にもありましたよ。
吊り橋の上から、大井川鐵道の車両基地が見えた。
( *`ω´) なるほど。
井川線といえばアプト式。しかし、アプト式なのは路線延長約25kmのうちアプトいちしろ駅〜長島ダム駅間の一駅間だけなんだね。路線のほぼ全区間が非電化なのに、アプトの区間だけ電化されていると。ここに来る直前にググって初めて知った。
アプト区間の奥(勾配の上)側の、長島ダム駅。無人駅だったので、ちょろっと構内に入ってみる。
千頭方を見る。
アプト式のラックレールは、ここからじゃ見えないな。特徴的な分岐器は何とか見えるか。
列車が運行していない時間帯は、信号の電源を落としてるのか。・・・消えてるよな。
旅客通路の軌間内の敷板が、機関車のピニオンを避ける様に微妙に真ん中が凹んでいるのが芸が細かい。
さらに向こう、駅間を急勾配で降って行く線路が見える。
( *`ω´) ほぉほぉ。
本当にラックレールが延々と敷かれてるねぇ。
アプト区間の手前(勾配の下)側のアプトいちしろ駅。
ホーム側。あそこからラックレールの敷設が始まってるのか。
さて、アプト区間だけ列車に乗りたいんだけど、アプトいちしろ駅には旅客用の駐車場が無い。このときは、適当なスペースに車を駐めて駅を見てたんだけど、流石に車を置きっぱなしにして列車に乗ったら顰蹙を買いそうな感じ。かといって、起点の千頭駅まで行って乗るのは乗車時間が無駄に長いし、運賃も高い。
ググってみると、途中の奥泉駅が駐車場のある有人駅だとの情報があったので、そこから乗ってみることにした。
道路脇の「←奥泉駅」な看板に誘われて駐車場に車を駐め、河岸段丘と思われる高低差を降りて行くと、奥泉駅が現れた。・・・駅だよな。
駅でした。有人で、出札も改札もやってた。
硬券の切符や入鋏なんて、ずいぶん久し振りの体験だな。
アプト区間だけ乗るつもりだったけど、駅に貼られていたポスターを見て、奥大井湖上駅まで行ってみることにして、往復の切符を購入。
ホームで列車を待っていると、ずいぶん断面積の小さそうな列車がやってきた。軌間は1067mmの様だけど。
2両目に乗ってしまったけど、前頭で前面展望を堪能した方が楽しかったかな。車両間は非貫通。ドアは完全手動。
観光列車の様な車掌の案内放送を聞きながら列車は走り、アプトいちしろ駅に到着。
ホームに降りてみると、引き上げ線から電気機関車がやってきた。
ラックレールの前に踏切板の様な物体が。機関車のピニオンに押されて下がっていた様だけど、何かのスイッチなんだろうか。ラックレールの始まり数mは歯が小さいんだね。
併結後、井川方の線路を眺めてみる。駅を出たところで、勾配が急に大きくなっているのが見える。
ほぼ定刻にアプトいちしろ駅を発車。
「90」の勾配標。90パーミルですか。粘着式では到底無理なんだろうな。JRの在来線では25パーミル程度が最大か。
「R=100」の曲線も地味に凄い。
トンネルを抜けると大きな橋で川を渡る。これはさっきラックレールがあるなんて見下ろしてた橋だな。
短いトンネルを抜けたら、もう川に対してこれだけの高低差。さすが90パーミル。
長島ダム駅に到着すると、すぐさま機関車の切り離しに取り掛かる。
ホームにあった謎の切り欠きは、分割作業のスペース確保のためだったのか。
アプト区間を過ぎると、車窓は特に面白くもなく。奥大井湖上駅で下車。
他所では見かけない自販機。静岡県内にはいくつかあったか。
「Chabacco」・・・タバコならぬ茶箱。タバコサイズの箱にスティックの茶(粉末茶1g)8本入りで800円。買わなかったけど、話のネタに買ってみても良かったかな。
ここは、川(というかダム湖)の急曲線部の内側の突出部に設けられた駅で、その前後は橋で対岸と結ばれている、独特なロケーションで有名な(?)駅。橋のうち一本は橋側歩道の様な通路を通って対岸へ歩いていけるので、ちょろっと行ってみた。
橋を渡った先には階段があり、トンネルの上の方へ上がって駅を見下ろすことができる。
_:(´ཀ`」 ∠): この階段に、軽く足腰をヤられてみたり。
・・・何だかイマイチか。特徴的なロケーションがこのアングルでは表現しきれない感じだな。
さっさと階段を降りて駅に戻ると、程なくして千頭行きの列車がやって来たのでさっさと乗り込んで戻る。
奥泉駅に戻ると、レンタカーに乗り込み・・・次、どこ行こう。
とりあえず上流の方を目指して走り出すも、道が狭い。1車線幅で山の斜面に張り付いて見通し悪くくねくね曲がっているのに、退避箇所が全然無い。途中で心折れて引き返しましたよ。さらに奥には井川とかちょっとした集落があるのに、住民はみんなこの道を使っているんだろうか。県道60号もある様だけど、負けず劣らずの狭隘路のようだし。井川線は周辺住民の足になっているとは思えないし。
( *`д´) よくあんなところに住めるな(失礼
Googleマップで「何とか展望所」なんてのを見つけたので、ちょろっと寄ってみた。
関の沢展望所。さて、ここは何を展望できるんだろう。
山奥で急曲線を描く谷筋と井川線の鉄橋?・・・何が良いのかわからん。
展望所の先は「この先崩土のため全面通行止」・・・酷いな。
奥大井湖上駅を県道から眺めてみた。
立木に邪魔されて、イマイチ。よく媒体とかで見かける画像は、近くのトンネル脇の旧道から撮ってる様なんだけど、そこまでのたかだか数百m程度の距離を歩くのが面倒くさくて行かなかった。直前に階段で足腰をヤられてなければ行ってたかも知らんけど。
駅をズームしてみる。よくあんなところに駅を作ったな。
山の中に蕎麦屋がある様なので寄ってみた。
水たまりが凍れてた。本当に凍結するんだな。道路が濡れてなくて良かった。
道路脇に車を駐めて、
(・ω・`) 次はどこへ行こうかな。
なんてググっていると、前方に何か動くものが見えた。
野生のニホンザル。北海道にいないもんだから、今でも見かけるとつい興奮してしまうな。
ググった結果決定した次のスポット。駐車料金500円。高い。
素股寸又峡。駐車場脇に、昔使われていた森林鉄道の車両が静態保存されていた。森林鉄道なのに、客車も付けて走ってたのか?
「クマ出没注意」・・・この辺りでも熊が出るのか。でも、ツキノワグマで、ヒグマじゃないんだろ?
( *`ω´) ヒグマなら勝てる気しないけど、ツキノワグマならワンチャンイケるんじゃね?
この辺りはカモシカも出るのか?
森林鉄道で使われていたらしき建物。詳細は・・・知らん。
さて、ここへは「夢のつり橋」なんてのがあるというので、ちょろっとスリルを体験しに来てみたのですよ。
----------------------------------------
夢のつり橋を渡る際の注意
寸又峡プロムナードの通行可能時間
8時〜17時
----------------------------------------
現在「夢の吊橋」を一方通行にしています
混雑の緩和と安全な通行にご協力ください
----------------------------------------
このとき平日の13時過ぎ。周囲に全然観光客が見当たらないんだけど、それでも混雑緩和の協力が必要なのかね。
森林鉄道の跡を利用したらしき遊歩道をしばらく歩いていると現れた「天子の湧き水」。天子って・・・天皇?どういうこと?
遊歩道を歩いて、脇の階段を降りて、さらに歩いてようやく見えてきた夢のつり橋。どの辺りが夢なんだろう。
( *`ω´) ふむ。
「吊橋を渡る皆様へ 吊り橋の定員は10名です」なんて書かれてるけど、見渡す限り私一人しかいないので問題無い。
しかし、過去に渡ってきた吊り橋とは、何だか雰囲気が違うな。
遠目には幅が広く見えた橋が、その実、歩ける場所は中央の板二枚幅のみで、肩幅程度?もし足を踏み外したら・・・横方向に張った細っこい棒は私のキュートなボディを受け止め支えてくれるのか?
ガクガク((((;゚Д゚))))ブルブル
最初は片手にスマホ、もう片手に別のカメラを付けた棒を持って、両手が塞がった状態で歩き始めたんだけれども、一人しか載っていないのに橋の妙に揺れること。そのうち無意識に体が右の方に寄って行っちゃって、でも踏み外さない様になんて気にして足元をずっと見ていたら、落ちるんでないべかという恐怖感がじわじわ湧いてきて、だんだん腰の力が抜けてきましたよ。
あとでカメラの映像を確認したら、右足が板からはみ出ているんだもの。
せっかく来たんだから、誰もいないし、一回戻ってみるか?なんてことを思うも、先ほどの恐怖感を思い出すとキャン玉袋がゾワゾワし出して腰が引けてきたので、そのまま先に進むことにする。
「休みながら ゆっくりと 三百四段です」
・・・戻るも地獄、進むも地獄だな。
ひぃひぃ言いながら階段を登って下を見下ろす。よくこんなところに吊橋を架けたもんだな。
遊歩道にあった看板には、
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夢のつり橋の歴史
夢のつり橋は、かつてこの地で暮らす人々の生活道として使われていました。戦前、戦後にかけて、寸又峡を含む大井川流域一帯で水力発電と森林資源を目的とした開発が進み、夢のつり橋の下流は大間ダムが建設され、ダム湖ができました。今、夢のつり橋の美しい景観を作っているのはこの大間ダム湖です。
現在ではつり橋の先の人家はなくなり、美しい自然に触れられる景勝地として多くの人が訪れる場所となっています。
----------------------------------------
なんて書いてあったけど、こんな山奥に昔は人が住んでたの?で、この吊り橋は戦前からあって生活道?あの工事現場の足場の様なテラス(?)は昔からあったのか?もっと橋を架けるのに良い場所は無かったのかね。
しかし、何だか疲れたな。図らずも階段を何度も登り降りしたせいか。狭い道を気を遣いながら運転して来たせいか。
( *`ω´) もっと体調万全の時にリベンジしに来ようか。
今度来ることがあったら、軽のジムニーを借りて来たいな。全幅1800mm級でこの山道は神経を使う。
駐車場に戻って、そう言えば昼飯食ってないな、と思い出して遅めのランチ。
「あさり小箱弁当」
『こだわりごはん 焼津産かつお出汁を使用した風味豊かなご飯に仕上げました』
(´-ω-`;) いや・・・一体いくつ買ったんだろ。地元グルメ。
この後は、道に迷って変なところに入り込んでみたり、
「R=50」って凄いな。列車用のカーブミラーというのも初めて見た気がする。
大井川鐵道の車両基地で、大手ではおそらく見ることのできないファンキーな入換作業を見物したり。
今どき入換中の車両の横にあんな乗り方するかね。
(´-ω-`) ヤッターワンに乗るヤッターマンじゃあるまいし。
〜 続く 〜
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